土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

ワイヤーソー切断工事が始まりました

2022年11月09日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

 

 

 

ワイヤーソー切断がはじまりました。

 

ワイヤーソー工法とは

コンクリートでできた構造物に

ダイヤモンドワイヤーを輪っか状に巻きつけて

張力をかけながら高速で回し

それによってコンクリートを切断する工法。

 

当社の現場では初お目見えです。

 

ということで・・・

 

とりあえず

撮る

何かめずらしいものがあったら

撮る

ちょっと変わったことをしていたら

撮る


コレ

はじめての工法を行うときの基本

 

 

 

といっても

なにもふたり同時に撮ることもなかろうにと

思うわたしがその後ろから撮ってるんですから

斜めうしろから見てる人がいれば

なんともおかしな光景ではあります。

 

そんなことはさておき

 

ワイヤーソー切断を担当してくれるのは

おとなり愛媛県の有限会社アクティブさん。

 

現場入りしたらすぐ

なにやら液体のようなものを

砂防えん堤にふりかけました。

 

 

 

 

どれどれ

と覗きこむと・・・

 

 

 

お酒です。

 

そのあとは・・

 

 

 

 

塩を体にふりかけて・・・

 

そう

お清めの儀式です。

どうか無事故で仕事が終わりますように・・・

 

およそ10日間ほどの短期決戦ですが

よろしくお願いします。

 

くれぐれも

ご安全に!

 

(みやうち)

 

 

 

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蟷螂

2022年11月08日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事

 

 

 

北川道路柏木2号橋

工事用道路の設置が順調に進んでいます。

 

作業は

他の工事から搬入される土砂を盛って

大型土のうを据え付けて

という繰り返しですが

いつも千客万来で飽きることがありません。

 

きのうやって来たのは・・・

 

 

 

 

カマキリ。

 

じつは見かけによらず臆病なわたし。

カマキリを触ることができません。

 

 

 

 

 

この眼とこの鎌。

なんだかとっても不気味で

怖いんですよね~。

たとえて言えばこんな感じ。

 

 

カマキリ怪人。

登場作品『仮面ライダーBLACK』。「殺し屋怪人」の異名を持ち、両腕には巨大で鋭いカマを備える。両目から溶解光線を放つことも可能。

(『仮面ライダー図鑑』より)

 

 

ただ

そんなわたしの思いとは裏腹に

カマキリを手でとるのはとってもかんたんらしいんですよね。

(カマキリ怪人は別ですよ)

 

「背中を指でおさえるだけですぐにつかまえられるぜよ」

って言って

幼なじみのシンちゃんが見本をみせてくれたのが

きのうのことのように思い起こされます。

 

そうそう

5歳になるわたしの孫も平気なんですよね。

65歳のじいちゃん、完全に負けてしまってます。

 

カマキリといえば蟷螂(とうろう)

蟷螂といえば「蟷螂の斧(とうろうのおの)」という言葉が有名。

その由来はこんな話からです。

 

紀元前六世紀ごろ、中国の春秋時代、えいという国でのこと。太子のお守り役に任命されたある人物が、太子が凶暴な性格であることを知って、どうしたものか蘧伯玉に相談をしました。すると蘧伯玉は、「とうろうを知らざるか、ひぢを怒らして以てしゃてつに当たる(ご存じないですか、前脚をふりあげて大きな車に立ち向かっているカマキリのことを)」と言って、身のほど知らずのことはせず、相手に合わせていくのがよいでしょう、と諭したということです。(『コトバンク』より)

 

つまり、自分の力量もわきまえず強敵に向かうことのたとえ。

よくできた話ですよね。

カマキリにぴったり。

 

 

 

 

う~ん・・・

やっぱアップはこわいわ。

 

(みやうち)

 

 

 

 

 

 

 

 

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君は君我は我也されど仲よき

2022年11月07日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事

 

柏木1号橋

A2橋台の施工に使用する工事用道路ができあがりました。

 

 

 

 

上の写真の右側に橋台をつくります。

 

 

 

 

黄色の丸で囲んだ箇所です。

川の真ん中につくる橋脚工事もはじまりました。

 

 

 

 

コチラは(株)四国開発さんの受け持ちです。

 

お互いに

遊漁期の中止をはさんで施工をする長丁場の仕事となります。

仲良くやっていきましょう。

 

 

 

 

 

いや

どちらかというとコッチですね。

 

 

 

 

 

 

では

よろしくお願いしま~す。

 

(みやうち)

 

 

 

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パパラッチ

2022年11月04日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事

 

休憩中

くつろぐ人たち

 

 

ん?

気づかれたかな?

 

 

 

 

おいアレ

狙われチュウぞ

 

え?

 

いかん

オレは身を隠す

 

 

 

だからー

なんなんですか?

 

真っ正面みてみ

 

 

 

 

 

 

かくして今日も

現場ではたらく人たちとパパラッチのたたかいは続くのでありました。

 

 

さてここは

柏木2号橋工事用道路工事現場

 

 

 

 

 

電線共同溝の地下埋設も無事におわり

他工事からの土砂運搬を受け入れ

工事用道路の設置が始まっております。

 

 

 

 

ふん

いつまでもアンタなんかにかかずり合ってられんもんね

とばかりに

皆んなは作業に戻り

 

 

 

 

すごすごと現場をあとにするおじさんなのでした。

でわ。

 

(みやうち)

 

 

 

 

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藻屑蟹

2022年11月03日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

 

 

琵琶ヶ谷川砂防施設改築工事

もともとあった躯体にコンクリートを打ち増し

ダム全体をおおきくしたあと

透過型えん堤にするために

これから本体中央部分を切断する作業に入っていきます。

まずはその手始めとして足場の組み立てが完了。

来週からのワイヤーソー切断業者さん入場を待ちで

今週末は作業がなく

ひっそり静かな現場です。

 

 

そんな現場に珍客が・・

 

 

 

 

 

 

 

なにやらカニのようなカタチをしています。

 

 

 

 

 

 

モクズガニ

漢字で書くと藻屑蟹です。

このへんでは

略してヅガニという呼び名が一般的です。

定番は塩ゆで

あるいは味噌汁

すりつぶすとより一層濃厚なスープができる

あのヅガ二です。

 

思わずツバをのみこみながら想像していると

ひとつ気づいたことが・・

 

 

 

 

 

横ばい

そう

横ばいなんです。

このダムの壁は約80度。

直角に近い絶壁です。

そんなところを登るときも

横ばい

あくまでも自分のスタイルを崩さないその潔さがステキです。

 

俗に「蟹の横這い」と言います。

辞書を引いてみました。

 

【蟹の横這い】

1物事がなかなか前に進まないこと

2《他からは不自然に見えても、カニにとっては自然な歩き方であることから》他人が見ると不自由そうでも、自分には最も適していること。また、それぞれが自分の特色をもっていること。

(『デジタル大辞泉』より)

 

もちろんこの場合には”2”が相当します。

そう思ってあらためて見てみると

ちょっと感動的ですらあります。

 

 

 

そこで一句

 

もくもくと 絶壁のぼる 藻屑蟹

 

お粗末。

でわ。

 

(みやうち)

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ICCT

2022年11月02日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

森林管理道島日浦線工事

残土場(工事で発生した土砂を捨てる場所)

をできるところから仕上げていってます。

 

こんな感じになる予定

↓↓

 

 

 

使っているのはいつものように

杭ナビショベル。

 

 

 

 

導入して一年半が過ぎましたが

なんかもう

そこにあるのが当たり前すぎて

「ICT林道」だなんだと声高らかに宣言するのがあほらしくなるほどふつうの光景。

こういうのがホントの「ふだんづかい」なんだろうな

と実感する今日このごろです。

 

そんな残土場の作業をしているのは

 

 

 

 

若い若いと思っていたら

いつのまにかベテランの域に。

今や会社の中心メンバーとなったKさんと

 

 

 

 

 

どこからどう見ても若い25歳のコーヘイくん。

というベテランと若者のコンビ。

 

主役は機械でも器械でもなく

やっぱり人間。

いろいろさまざま異論はありましょうが

これからもウチは

とことんそれにこだわっていきたいなと考えています。

 

という意味では

ICTもまた

人を育てる

あるいは

人が育つ

に結びつかなければ意味がありません。

 

IT(Information Technology)は

デジタル機器やデジタル化された情報とか技術。

それに対して

ICT(Infomation and Communication Technoligy)は

通信(Communication)を使ってデジタル化された情報をやりとりする技術。

 

これが一般的な定義ですが

礒部組のICTは

ICTを使って伝え合い(Communication)共働する(Collaboration)もの。

いわば

ICCT(Infomation , Communication and Collaboration Technoligy)としていきたいなと

黙々と作業をするふたりを見ながら

あらためて思うおじさんなのでした。

 

あれ?

ICCT

この造語、意味通じてる?

ちょっと変じゃない?

 

ん・・・

勉強し直してまいります^^;

 

(みやうち)

 

 

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ガマン

2022年11月01日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事

 

現場ではたらくひとたちの写真を撮っていると

撮られる方も千差万別。

 

人それぞれの性格が出ていておもしろいもんです。

 

このひとの場合は・・・

 

 

 

 

 

平静をよそおっているようですが

どうしても気になって仕方がないようで

 

それを知っててカメラを向けつづけるおじさんも

まあ意地がわるいというか・・・

 

 

 

 

 

吹き出しそうになるのをガマンしながら

いっしょうけんめいオペレーティング中。

 

 

 

 

 

 

 

 

とうとう決壊して爆笑。

 

ゴメンね、仕事のジャマして。

次は物陰に隠れて

コソッと撮るからネ。

 

(みやうち)

 

 

 

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