(苫小牧民報 2010年 10/7)
北海道アイヌ協会白老支部(野本勝信支部長)は6日、先祖供養の儀式「シヌラッパ」を、白老町虎杖浜のポンアヨロ台地で行った。虎杖小学校4年生を招き、支部会員と子供たちが心一つに祈り、踊った。
4年生のアイヌ文化学習に、白老支部が協力する形で8年前から儀式を公開している。この日は、森竹春次郎さんが祭司を務め、児童10人がアイヌ語で唱えられる自然の神々への祈りに耳を傾け、供物を火にくべる場面では身を乗り出した。来賓の道アイヌ協会の加藤忠理事長は「ポンアヨロには縄文時代から約5000年の歴史がある。われわれアイヌの先祖も、この美しい台地で暮らし続けてきたことを知ってほしい」と話した。
子どもたちは、儀式に続いて行われたアイヌ古式舞踊「イヨマンテリムセ」(クマの霊送りの舞)にも参加。支部会員と手をつないだり、掛け声を合わせたりしながら笑顔の輪をつくった。
吉原志織さんは「アイヌの方々と身近に接することができ、とてもいい経験ができた」と話していた。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10100702.html
北海道アイヌ協会白老支部(野本勝信支部長)は6日、先祖供養の儀式「シヌラッパ」を、白老町虎杖浜のポンアヨロ台地で行った。虎杖小学校4年生を招き、支部会員と子供たちが心一つに祈り、踊った。
4年生のアイヌ文化学習に、白老支部が協力する形で8年前から儀式を公開している。この日は、森竹春次郎さんが祭司を務め、児童10人がアイヌ語で唱えられる自然の神々への祈りに耳を傾け、供物を火にくべる場面では身を乗り出した。来賓の道アイヌ協会の加藤忠理事長は「ポンアヨロには縄文時代から約5000年の歴史がある。われわれアイヌの先祖も、この美しい台地で暮らし続けてきたことを知ってほしい」と話した。
子どもたちは、儀式に続いて行われたアイヌ古式舞踊「イヨマンテリムセ」(クマの霊送りの舞)にも参加。支部会員と手をつないだり、掛け声を合わせたりしながら笑顔の輪をつくった。
吉原志織さんは「アイヌの方々と身近に接することができ、とてもいい経験ができた」と話していた。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10100702.html