先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

白老で地引き網体験、アイヌ民族文化の理解を深める

2010-10-11 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2010年10月10日(日)朝刊】
 白老町のイオル再生事業「アイヌ民族の漁文化と自然とのかかわり学習」が9日、町内の海岸で行われ、子供たちが地引き網などを通してアイヌ民族とサケの結び付きを学んだ。
 白老イオル体験交流事業推進協議会の主催で、平成19年から実施しているイオル整備のソフト事業。この日は町内や苫小牧、登別の児童・生徒、保護者ら80人が参加した。
 白老港西防波堤横の前浜で行われた地引き網体験では、子供たちが大きな掛け声で「よいしょ よいしょ」と網を引き揚げた。
 30分ほどをかけて揚げた網には、サケやイシガレイ、イワシなどが掛かり、子供たちから歓声が上がった。函館から来た山本真由ちゃん(6)は「網は重かったけど、引っ張って楽しかった」と話していた。
 また、カムイノミ(神への祈り)の体験や伝統料理のチマチェプ(焼き魚)、チェプオハウ(サケ汁)を試食するなど、自然の恵みに感謝する風習やサケを使った食文化の理解を深めていた。
(高橋昭博)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/10/10/20101010m_08.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩道:モラ美術館で企画展--行方 /茨城

2010-10-11 | アイヌ民族関連
(毎日新聞 2010年10月10日 地方版)
 行方市沖須の「森のフォーチャ モラ美術館」で9日、アイヌの工芸品などと組み合わせた初の企画展が始まった。
 モラは中米パナマ共和国のインディオの民俗刺しゅう。モラ作家で同館を運営する黒田善子さん(65)が、自然をモチーフにデザインしたモラと共通するアイヌやカナダ先住民族のイヌイットの模様にテーマを絞り企画展を開いた。アイヌの衣装や木彫りなどの生活用品のほか、黒田さんが創作したモラの作品など約50点を展示している。10日まで。黒田さんは「少数民族の感性を見てほしい」と話した。【岩本直紀】
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101010ddlk08040069000c.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシア専門家が来根/学術研究で交流

2010-10-11 | アイヌ民族関連
(釧路新聞 2010年10月10日)

 ビザなし交流の専門家枠で北海道入りしているロシア学術交流訪問団が9日、根室市豊里のトーサムポロ湖周辺竪穴群遺跡を訪ねた。学術専門家枠での来道は初。一行は国後と色丹島の博物館長ら3人。北海道開拓記念館の招へいで、道の文化財保護活動や史跡の保存方法、発掘現場の視察が目的。同竪穴群遺跡は、縄文時代早期からオホーツク、アイヌ文化期の18世紀ごろまでの遺跡で、現在の7000年前から約300年前までの住居跡1300カ所や貝塚、石器などが発見されている。一行は、ロシア側のビザなし訪問団とともに10日帰途に着く。
http://www.news-kushiro.jp/news/20101010/201010102.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする