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琉球併合は「国際法違反」 独立学会、日本政府に謝罪要求

2015-02-05 | ウチナー・沖縄
琉球新報-2015年2月4日

(写真)外務省沖縄事務所の山田俊司首席所員に抗議・要請文を手渡す松島泰勝・琉球民族独立総合学会共同代表=3日、那覇市の同事務所
 琉球民族独立総合学会の松島泰勝共同代表ら4人は3日、那覇市久米の外務省沖縄事務所に山田俊司首席所員を訪ね、「独立国琉球国のヤマトによる武力強制併合は明らかな国際法違反」と抗議し、日本政府に謝罪と「琉球の植民地支配の即時停止」を要求した。また、1850年代に琉球国が米国、フランス、オランダとそれぞれ締結した琉米、琉仏、琉蘭の3条約の原本を外務省外交史料館が保持していることについて「琉球国の強制併合の過程で収奪された」とし、沖縄への返還を求めた。
 同学会が政府関係機関へ直接行動を起こすのは初めて。松島共同代表らは3条約を根拠に、琉球は1879年の琉球併合(「琉球処分」)当時、独立した主権国家だったとし「強制併合」は「国の代表者への強制」を禁じたウィーン条約法条約51条違反だと主張した。
 一方、松島共同代表らは、辺野古新基地や東村高江のヘリパッドの建設問題について「基地の押し付けは琉球への差別だ」とし、建設の即時中止・撤回を求めた。要請文はオバマ米大統領にも直接郵送するという。琉球の歴史、自然、言語に関する教育を受ける機会を設け、拡充することも要求。要請文は県や県教育委員会などにも郵送する。
 松島共同代表らは抗議・要請の後、会見を開き「グアムの先住民族チャモロ人とも連携し、国連に琉球の差別問題を訴えていく」と話した。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-238367-storytopic-3.html

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ケネディ駐日米大使が白老のアイヌ民族博物館を訪問

2015-02-05 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年2月4日(水)朝刊】

【写真=チセ内でゴザ編みに挑戦するケネディ駐日米大使(左)】
 ケネディ駐日米国大使が3日、白老町のアイヌ民族博物館を訪問、伝統家屋の中で古式舞踊を見学したり、ゴザ編みを体験するなどアイヌ文化に触れ、「ワンダフル(素晴らしい)」と感想を語った。
 ケネディ大使の来道は初めて。アイヌの衣装を身に着けた同大使は高橋はるみ知事、加藤忠・北海道アイヌ協会理事長、同博物館の野本正博館長、戸田安彦白老町長らと懇談。このなかで高橋知事は「私たちはアイヌの人たちの共生の理念を再評価することが重要と考えています。(象徴空間が白老に開設される)2020年にはアイヌ文化を世界に発信したい。大使にはアイヌ文化の理解者になってほしい」と話した。
 チセ(伝統家屋)では、竹でできた伝統楽器・ムックリの演奏を聴いたり鶴の舞など古式舞踊を見学。ガマの葉を材料にしたゴザ編みにも挑戦、指導する同博物館職員に「一枚のマットを仕上げるのにどのくらいの期間がかかりますか」と尋ねていた。売店では陶器やアイヌ紋様のストラップ、ポストカードなどを買い求めていた。
 野本館長は「大使から『博物館は社会に対して有効なメディアなので頑張って』とも話されました。アイヌ文様のデザインにとても興味を持っていたようです」と話した。戸田町長は「『象徴空間ができたらいらしてください』とお願いしました」と言い、象徴空間開設前に大使が訪問した意義を強調した。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/02/04/20150204m_08.html


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全国各地の玩具集結、海外民芸品も/高松で催し

2015-02-05 | アイヌ民族関連
四国新聞-2015/02/04 09:51

 全国各地の民芸品などを集めた「郷土玩具で日本を知る」展が、香川県高松市昭和町の市歴史資料館で開かれている。張り子の人形や木製のからくり人形など、地域の特色あふれる玩具が訪れた市民らの目を楽しませている。3月31日まで。
 会場の学習室コーナーには、同館が収蔵する約70点を展示。白河だるまやアイヌの木彫りをはじめ、大内塗のひな人形など、全都道府県の代表的な特産品や土産物を紹介している。
 また、提灯(ちょうちん)などをかたどった色鮮やかな凧(たこ)のほか、トウモロコシの皮で作った旧チェコスロバキアの人形など海外の民芸品も展示している。
 展示時間は午前9時~午後5時。月曜休館。観覧料は一般200円、大学生150円、高校生以下は無料。問い合わせは同資料館〈087(861)4520〉。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/culture/20150204000142

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ケネディ大使、アイヌ文化に関心 初の道内公式訪問 白老と江別を視察

2015-02-05 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (02/04 06:45)
 【白老、江別】キャロライン・ケネディ駐日米大使が3日、胆振管内白老町のアイヌ民族博物館を訪問し、古式舞踊の見学や伝統的なござ編み作業の体験などを通じて、アイヌ文化に親しんだ。大使の北海道の公式訪問は初めて。
 大使は、北海道アイヌ協会の加藤忠理事長から贈られた民族衣装を羽織って、高橋はるみ知事や加藤理事長と懇談。「お会いできることを楽しみにしていました」と笑顔で話した。
 アイヌ民族の伝統家屋「チセ」内では、ムックリ(口琴)の演奏と古式舞踊を見学。その後、植物のガマの繊維でござを編む作業に挑戦し、博物館職員に「1枚のござを作るにはどのくらいの時間がかかりますか」と質問したり、職員が編む様子をスマートフォンで撮影したりと、アイヌ文化に強い関心を示していた。
 午後には、北翔大(江別市)を訪れ、同大で活動する車いすソフトボールチームの練習を視察し、「皆さんのチームワークがすばらしい」と称賛。メンバーの堀江航さん(35)は「競技の認知度が上がるきっかけになればうれしい」と話した。大使の道内視察は4日まで。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/590210.html


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