先住民族関連ニュース

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伝統的な入れ墨施した先住民女性が死去 102歳/台湾

2015-02-09 | 先住民族関連
フォーカス台湾 2015/02/07 16:08

(写真)温金鳥さん(右)
(台東 7日 中央社)東部の台東県で、腕や手に台湾原住民(先住民)パイワン族の伝統的な入れ墨を施していた温金鳥さんが6日午前、亡くなった。102歳だった。
パイワン族の女性はかつて手に入れ墨を施す風習があり、温さんは、その伝統を残していた2人のうちの1人として知られた。身分制度がある原住民社会では階級によってその模様が異なるため、手を見ればその人の家庭環境などが分かったという。
温さんは一般階級出身だが、貴族出身で集落を統率する頭目(とうもく)の家族であることを示す入れ墨があった。18歳の時に出会った別の集落の頭目と結婚できるよう、温さんの集落の頭目が温さんを養子に入れ、身分を変えてくれたからだ。
姉御肌で親しまれた温さんの元には訃報を聞き多くの人々が集まった。伝統衣装を身にまとい、胸元に置かれた両手は、いつもより輝いて見えたという。
(盧太城/編集:齊藤啓介)
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201502070005.aspx

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網走・流氷まつり開幕 11日まで 

2015-02-09 | アイヌ民族関連
読売新聞 2015年02月08日
 網走市の冬のイベント「あばしりオホーツク流氷まつり」(実行委員会主催)が7日、網走商港ふ頭の特設会場で始まった。今年で50回目で、11日まで。
 メイン雪像「ロセトの祈り」は幅30メートル、高さ14メートル。アイヌ民族の美しい娘が生まれ変わった白い鳥などをかたどっている。市民グループなどが制作したアニメキャラクターや動物、魚などの氷雪像も約50基ある。初日から大勢の人たちでにぎわった。
 幻想的な映像をメイン雪像に投影する「プロジェクションマッピング」が10日まで行われる。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150208-OYTNT50011.html

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民族の自己決定権議論 琉球&アイヌシンポ 「本土の無関心」指摘

2015-02-09 | アイヌ民族関連
琉球新報 2015年2月8日

(写真右から)新垣毅琉球新報編集委員、具志堅隆松代表、川村シンリツ・エオリパック・アイヌさん=7日、宜野湾市の沖縄国際大学
 2月7日の「北方領土の日」を考える「琉球&アイヌの自己決定権シンポジウム」(主催・アイヌ民族と連帯するウルマの会)が7日、宜野湾市の沖縄国際大学で開催された。シンポジウムには約30人が参加。登壇した新垣毅琉球新報編集委員は沖縄の自己決定権という考え方について説明。昨年のスコットランド独立住民投票の様子を写真で紹介し「民族というものは、差別や同化志向という強い圧力の中で目覚めていくものだと思う」と述べた。
 沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表は沖縄人やアイヌ人の骨が研究目的で墓から持ち出され、施設に保管されていることについて「沖縄やアイヌだったらしょうがない、いいのではないかという、本土国民の無関心の表れではないか」と指摘した。ほかにフォークシンガーのまよなかしんやさん、旭川アイヌ民族資料館館長の川村シンリツ・エオリパック・アイヌさんも登壇した。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-238582-storytopic-1.html

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カムイ宿る北の大地 アイヌ文化展開幕

2015-02-09 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 2/7)

(写真)アイヌの口碑伝説と津波の記録を紹介
 苫小牧市美術博物館で7日、企画展「アイヌ文化を育んだ自然―カムイ宿る北の大地」が開幕した。アイヌ文化から、かつての北海道の自然環境やアイヌの人たちの暮らしを浮かび上がらせている。3月22日まで。
 アイヌ語地名と地形などを紹介する「アイヌ文化の中の地形・地質」、アイヌの伝承に登場する植物を伝える「アイヌの暮らしを見つめた植物たち」など3章構成。
 アイヌ語地名研究者、山田秀三の手書きメモなどに見られる苫小牧地方の地名研究資料、縄文時代などの津波の記録が残されている津波堆積物のはぎ取り模型とアイヌの口碑伝説を紹介。魔よけに使われたハマナス、寝床や屋根の素材になったワラビ、雨ごいややけどの薬にされたエゾタンポポなど、植物標本69点を通してアイヌの生活の知恵も知ることができる。
 午前9時半~午後5時。一般300円、大・高校生200円、中学生以下無料。
http://www.tomamin.co.jp/20150221944

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