先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

道東道の来月延伸へ釧路管内PR 26日から札幌でイベント

2015-02-19 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (02/19 00:31、02/19 00:32 更新)
 北海道横断自動車道(道東道)が3月29日に白糠インターチェンジ(釧路管内白糠町)まで延伸するのに合わせ、白糠町や北海道新聞釧路支社などは2月26、27の両日、町の魅力をPRする「しらぬか!まるごと体験マルシェ」を札幌市中央区の北海道新聞本社1階「DO―BOX」で開く。
 26日は午後1時から、「白糠の食」をテーマに、チーズ工房「白糠酪恵舎」の井ノ口和良代表らが講演する。両日ともヤナギダコなどを格安で販売し、アイヌ文様の刺しゅうや郷土芸能の白糠駒踊りも体験できる。
 また官民でつくる「ウエルカム道東道!!オールくしろ魅力発信協議会」も28日と3月1日、札幌市中央区のサッポロファクトリーで釧路管内8市町村の特産品を集めた物産展を開く。カキ、シシャモのほかチーズやシカ肉なども販売する。両日とも午前10時から。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/593227.html

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第21回氷海の民シンポジウム、アイヌの刺しゅう「ゆらぎ」のある対称性

2015-02-19 | アイヌ民族関連
北海民友新聞社(2月18日付け)
 第30回北方圏国際シンポジウムの市民公開講座「第21回氷海の民シンポジウム」が16日、市文化会館で開かれた。北海道立アイヌ総合センターの津田命子(つだ・のぶこ)学芸員が「アイヌ衣文化の研究~作り手の視点から」をテーマに講演。アイヌの衣服を彩る文様や刺しゅうの製作方法について、作り手ならでは視点で迫った。北の文化シンポジウム実行委員会(原誠委員長)が主管した。
 津田さんは北海道勇払郡鵡川町生まれ。北海道教育大札幌校特設美術課程を修了。1995年から北海道立ウタリ総合センター(現アイヌ総合センター)の学芸員を務める。アイヌの衣服や刺しゅう、組みひもなど衣文化の研究を重ね、博士号も取得している。2004年に北海道文化奨励賞、2007年にアイヌ文化奨励賞をそれぞれ受賞した。
 ステージには津田さんが刺しゅうを手がけたアイヌの衣服を展示。実際にどのようにつくったかを紹介しながら、アイヌの衣文化の歴史や成り立ちに迫った。
 津田さんは「テーブルも椅子も、定規も鉛筆もなかったアイヌの人たちが、どうやってこのような文様をつくることができたのか、という興味があった」と自身の問題意識の出発点を紹介。アイヌの伝統的な刺しゅう技法として、テープ状に切り裂いた布を置き刺しゅうをほどこす「ルウンペ」や、衣服に直接刺しゅうする「チヂリ」など3つの技法があることを示したうえで、実際の縫い方や技法の変遷を解説した。
 片膝を立てた姿勢で縫っていたことや、定規の代わりに手指を使って測っていたことを指摘。また文様をつくる時は、糸でいくつかのブロックに区切った四角形の枠の線をつくり、それを目安にして、四角形の対角線を結ぶ曲線などさまざまな文様の線を縫い付けていったことを紹介した。

(津田さんは実際に刺しゅうの作品を示して技法を解説した=写真=)
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/150218_3.htm

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登別・ピリカノカの会がアイヌ民族衣装一堂に

2015-02-19 | アイヌ民族関連
室蘭民報【2015年2月18日(水)朝刊】
独特の模様と手の込んだ刺しゅうが印象的なアイヌ民族衣装展
 アイヌ民族衣装などを製作しているピリカノカの会(上武やす子代表)によるアイヌ民族衣装展が14、15の両日、登別市幌別町の鉄南ふれあいセンターで開かれ、手の込んだ伝統の模様をあしらった衣装などが来場者の関心を集めていた。
 アイヌ文化の普及などを目的に毎年開催している。登別で活動する同会メンバーや室蘭、函館の教室の生徒たちも含め約50人がここ1年で製作した作品200点以上を展示した。
 佐々木千代さんが出品した着物「チジリ」、梶川綾子さんのタペストリー、窪田里佳さんの「ルウンペ」など、どの作品も伝統の模様と細かい刺しゅうなどが印象的。ほか洞爺湖サミットで各国首脳に贈られた刺しゅうカバーやサケの皮で作られた靴なども展示された。
 上武さんは「これらの取り組みを通じて、市民とのつながりを持つきっかけになれば」と話していた。
(鞠子理人)

【写真=独特の模様と手の込んだ刺しゅうが印象的なアイヌ民族衣装展】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/02/18/20150218m_05.html

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北海道犬と友達 ほぼ毎週博物館通い 元気な女の子3人組

2015-02-19 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 2/17)

(写真)楽しそうに子犬を散歩させる仲良し3人組
 白老町と札幌市に住む小学生の女の子3人組がほぼ毎週末、アイヌ民族博物館に通っている。お目当ては敷地内にいる北海道犬。飼育担当の塩田知治さん(66)とも仲良しで、許可をもらっては散歩に連れ出したり、犬舎の中で一緒に遊んだりと満足そう。1月下旬に仲間入りした子犬2匹もお気に入りで、3人とも「これからもずっと通いたい」と話している。
 博物館を訪れているのは白老町の川田聖花(さやか)さん(10)と妹の結衣花さん(9)、札幌市の鈴木萌さん(12)の3人。川田さん姉妹の自宅と鈴木さんの祖父母宅が近所で一緒に遊ぶようになり、昨年秋から通い始めた。聖花さんは「家族で博物館に来た時にワンちゃんに会った。とってもかわいくて、妹と萌えちゃんの3人で来るようになった」と話す。
 毎週現れる女の子に犬たちもうれしいようで、元気印の3人組が博物館に姿を見せると飛び跳ねるなど、体いっぱいに喜びを表現。名前を呼ばれるたびに返事をするほど。塩田さんの許可を得て犬舎の中でじゃれあったり、リードを付けて施設内や近所を散歩させたりと、思い思いに犬たちとの触れ合いを楽しんでいる。
 1月下旬に来た雌の子犬2匹の愛くるしい姿には3人ともメロメロ。結衣花さんは「顔をなめてくれる」とにっこり。この2匹は飼い手募集で塩田さんが知人から預かったが、「本当にかわいがってくれるので1匹は残して一緒に育てるつもり」と話す。
 鈴木さんは抱き上げた腕の中でうとうとする子犬に「すごくかわいい」とたまらない様子。自宅でも2匹の小型犬を飼っているが、川田さん姉妹と北海道犬に会うためほぼ毎週末は白老に滞在している。
 関係者にとっては地元の小さな〝常連〟さん。職員ともすっかり仲良しで、園内で出会うと「こんにちは」と元気よくあいさつ。彼女たちもアイヌ民族に関する絵本を読むなど、文化に触れる機会も多い。
 3人とも将来は大好きな動物に関わる仕事に就きたいといい、聖花さんは「大きくなったらここ(博物館)に勤めたい」。鈴木さんも「ペットショップや動物を預かるところがいい」と夢を膨らませる。
 犬に会うために通う子どもは過去もいて「大人になっても時々顔を見せてくれる人がいる。うれしいですね」と塩田さん。孫のような年代の子どもたちと動物を介した触れ合いが、仕事の大きな励みにもなっているようだ。
http://www.tomamin.co.jp/20150222293

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毎日新聞50000号:古くて新しいモノ、コト、ヒト/15 脚本家・倉本聰さん

2015-02-19 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2015年02月17日 東京朝刊
<SINCE 1872>
 ◇アイヌの思想に学ぶ−−倉本聰さん(80)
 北海道富良野市に移り住み38年になります。多くの出会いがありましたが、アイヌの萱野茂先生(元参院議員、2006年死去)から学んだことは生きる原点になっています。「アイヌはその年その年の自然の利子の一部で暮らしてきた。今の人間は自然という元本に手を付けている。経済観念の発達した日本人に、それがなぜ分からないのか」と言われ、がくぜんとしました。
 自然の利子は右肩上がりにはならない。経済は右肩上がりを要求する。そこに矛盾点が生じるのです。戦後の日本はめざましい経済発展を遂げましたが、ブレーキとバックギアを付け忘れた車を造ってしまったのではないか。
 富士山に登った人は多いですが、ほとんどは5合目からで、海抜ゼロから登った人はめったにいません。私たちの思考も5合目からの思考に陥っていると思うのです。
 例えば、エネルギー問題でも、こんなに必要なのかという根本から考えれば、選択肢は増える。海抜ゼロからの発想こそ大事だと考えます。
 80歳になりました。私の出生から80年さかのぼると江戸期になる。そう考えると、明治維新もそんな昔じゃない。かつての暮らしがどれほど苦しかったというのでしょう。
 3月14日まで東日本大震災と福島第1原発事故をテーマにした劇「ノクターン−夜想曲」を全国24カ所で巡演中です。東京の人たちは福島を忘れつつあるのではないかと感じます。福島に寄り添い続けていきたいと思います。<聞き手・鴨志田公男、写真・小出洋平>=つづく
==============
 ■人物略歴
 ◇くらもと・そう
 1935年東京都生まれ。76年に毎日芸術賞を受賞、「初めての賞らしい賞でうれしかった」。代表作に「北の国から」など。
http://mainichi.jp/shimen/news/20150217ddm041040165000c.html

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台湾の先住民54万人 アミ族が最多=内政部調査

2015-02-19 | 先住民族関連
フォーカス台湾 2015/02/17 17:05【社会】

(写真)アミ族の豊年祭の模様
(台北 17日 中央社)内政部の調査で、台湾原住民(先住民)の人口は昨年末現在、台湾の総人口の2.3%にあたる54万人だったことが分かった。前年より1.2%増加した。
原住民の中で最多だったのはアミ族の20万600人。次いでパイワン族(9万6300人)、タイヤル族(8万5900人)と続いた。これら3族で原住民全体の約7割を占めている。
また、居住地域は花蓮県の9万1700人を最高に、台東県の7万9600人、桃園市の6万5400人などで多かった。一方、漢人に対して原住民の割合が比較的高かったのは台東県(県の人口の35.5%)、花蓮県(同27.5%)、屏東県(同6.9%)だった。
(謝佳珍/編集:齊藤啓介)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201502170010.aspx


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心に残った東欧・南米作品(@ベルリン映画祭)

2015-02-19 | 先住民族関連
朝日新聞 2015年2月16日14時23分 伊藤恵里奈
■ベルリンぶらり歩き:最終日
 ベルリン国際映画祭が15日閉幕しました。11日間でみた映画は28本。バラエティーに富んでいました。個人的に心に残ったのが、東欧や南米の作品です。
 グアテマラの山岳地帯に暮らす先住民族の少女マリアを描いた「イクスカヌル・ボルケーノ(火山)」、ポーランドの女性監督が作った、拒食症の娘と仕事中毒の父親に関わるセラピストの女性の物語「ボディー」、アルバニアの山間部で生き抜くために男性になった女性の心の葛藤をみせた「スウォーン・バージン(処女を誓う)」の3作が印象的でした。どの作品も主演女優が圧倒的な存在感を発揮しています。
 女優賞・男優賞をダブルで受賞した「45イヤーズ」は中高年の夫婦の危機がテーマ。日本で公開されたらきっと人気が出るでしょう。主演のシャーロット・ランプリングは、多くのジャーナリストの予想通り女優賞を獲得しました。(続きあり)
http://www.asahi.com/articles/ASH2J469NH2JPTFC00H.html

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明々阿寒の夜 氷上フェス盛況

2015-02-19 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (02/16 16:00)
 【阿寒湖温泉】結氷した阿寒湖上の特設会場で夜間開かれる「阿寒湖氷上フェスティバル」(1月31日~3月15日、NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構など主催)が盛況だ。アイヌ民族の火の儀式や330発の打ち上げ花火が人気を呼ぶ。14日夜は氷点下13度の吹雪模様の中、国内やアジアからの観光客ら約800人が極寒の中で繰り広げられたイベントを満喫した。
 メーンステージの背後には、アイヌ民族の村の守り神を意味する「コタンコロカムイ」(シマフクロウ)の巨大な雪像が設けられ、阿寒アイヌ工芸協同組合による火の儀式に、会場は幻想的な雰囲気に包まれた。
 この日は沖縄県から300人の団体客が訪れたため、アイヌ民族の古式舞踊「鶴の舞」が披露されたほか、打ち上げ花火はいつもより多い450発で、時間も3分ほど長い10分の豪華版。小気味よい間合いで次々に打ち上げられ、感嘆の声が上がった。
 会場では阿寒湖から切り出した氷をのこぎりで切る「氷切体験」や、カーリングストーンのミニゲームも。この日は風雪が強く中止になったバナナボートも人気だ。(村岡健一)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/592688.html


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舞踊と木彫りの実演も 新千歳空港でアイヌ民芸品展示会

2015-02-19 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2015年 2/16)

(写真)アイヌ古式舞踊が披露されたステージ
 北海道アイヌ協会主催のアイヌ民芸品展示会「伝統と想像の美」が、新千歳空港国内線ターミナルビル2階のセンタープラザを会場に、12~15日の日程で開かれた。
 アイヌ文化の普及・啓発の促進と、民芸品の販路拡大を目的に開催。会場ではシマフクロウやヒグマなどの木彫りの置物作りを実演し、作品を展示するブースを設置。アイヌ文様が施されたストラップやバッグなどが並んだ。またストラップ作りやアイヌ刺しゅうの体験コーナーも設けられた。
 ステージでは14日に様似民族文化保存会、15日に札幌ウポポ保存会が、アイヌ古式舞踊を披露した。会場では、札幌での仕事を終えて帰京のため空港にいたタレントのセイン・カミュさんが、ステージで披露されたアイヌ伝統の遊びに参加する一幕も。カミュさんは「先住民族の文化にとても興味があります」と話していた。
http://www.tomamin.co.jp/20150222249

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『新・先住民族の「近代史」』 虐げられた民族から見た日本

2015-02-19 | アイヌ民族関連
琉球新報-2015年2月15日

(写真)『新・先住民族の「近代史」』上村英明著 法律文化社・2500円+税
 私たちが読む歴史の大半は、権力闘争の勝者たちが書いた、勝者に都合のよい記録だといわれる。敗者や虐げられた人々の記録は、時の権力者によって抹殺されたり、時の流れとともに忘却のかなたに追いやられたりしてきた。勝者の記録は次第に歴史の「真実」とされ、疑うことのない社会の「常識」に祭り上げられる。
 この本は、日本の近・現代史の、そんな「常識」を覆し、現在につながる矛盾を鋭くえぐる視座が据えられている。キーワードは「先住民族の視点」「植民地主義」。日本の国民国家形成あるいは日本帝国の領土拡張の過程を国際法と照らして検証し、虐げられた民族の視点で日本の植民地主義を暴いている。重要なのは、植民地主義が今も続いているという指摘だ。
 日本政府は北海道と沖縄を「植民地」と認めたことはない。著者は、両地域が「植民地」として日本に一方的に併合されたのは、アイヌ民族や琉球・沖縄民族の視点に立てば明らかだとし、こう続けている。
 「先住民族の権利の視点がなかったために、日本の歴史学をはじめとする社会科学が、この大日本帝国の詭弁(きべん)に150年にもわたって誤魔化されて、『北海道』と『沖縄』を植民地問題のスコープからはずしてきてしまった。その結果、依然として『植民地政策』や『同化政策』が続行中であるという事実に向き合うことも忘れ去られている」
 本書は両地域の歴史を、そのスコープ(視野)に入れ、国際法と丁寧に照らして国際基準から捉え直している。見えてくるのは、日本という国の素顔だ。
 「先住民族の『近代史』-植民地主義を超えるために」の復刻版だが、尖閣問題の論文を加えるなど沖縄関連の記述は一層厚く、今の沖縄に引きつけられていて新鮮だ。名護市辺野古の新基地建設問題を中心とする「構造的差別」や、問題の本質をより深く理解する上でも、大きな一助となろう。今、アイデンティティーを問い直しているウチナーンチュにとって、座右に置きたい一書だ。(新垣毅・琉球新報編集委員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 うえむら・ひであき 1956年、熊本市生まれ。早稲田大大学院経済学研究科修了。現在、恵泉女学園大教授、市民外交センター代表。編著書に「市民の外交-先住民族と歩んだ30年」(法政大学出版局)など。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-238923-storytopic-6.html

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アイヌ文化「象徴空間」のPRソング制作へ 白老町

2015-02-19 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (02/14 16:00)
 【白老】2020年に町内ポロト湖畔に開設されるアイヌ文化復興の拠点「民族共生の象徴となる空間」(象徴空間)をPRするイメージソングを、町がつくる。すでに町観光大使で札幌を拠点に活動するゴスペルシンガーKiKiさんに制作を依頼。アイヌ語を交えた楽曲で、ワークショップを開き小中学生に歌の指導もしてもらう。2015年度予算案に関連予算を盛り込む。
 町民に象徴空間を身近に感じてもらうことが狙い。象徴空間を生かしたまちづくりを官民で考える「活性化推進会議」の議論で、ポスターや看板のPRだけでは町民への周知が足りないと指摘され、町は新たな方法を模索していた。
 KiKiさんはゴスペル指導者としても活動し、小中学生やゴスペルグループとの共演も多い。町は「楽曲制作にとどまらず、子どもたちに本物の音楽の魅力を伝えてほしい」と期待する。
 イメージソングは15年度中にお披露目する予定。歌いやすい合唱曲や、体を動かしながら歌えるアップテンポの曲などを想定し、タイトルを一般公募することも検討している。町幹部は「象徴空間開設まで5年ある。長く歌い継げる曲を作りたい」と話している。(能正明)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/592357.html

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観光大使にKiKiさん 白老町で13人組目

2015-02-19 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 2/14)

(写真)戸田町長から委嘱状を受け取るKiKiさん(左)
 白老町は12日、札幌市を中心に全国で音楽活動を展開しているゴスペルシンガーのKiKiさんを観光大使に任命した。任期は3年間。同日、しらおい創造空間「蔵」で開かれたライブ前の委嘱式で戸田安彦町長が委嘱状を手渡した。KiKiさんは「音楽とカムイ(神)への感謝の気持ちを通して多くの人に白老のことを伝える。全力で頑張りたい」を抱負を述べた。
 戸田町長は任命の理由について、町内でのライブ活動をはじめ、芸術や文化振興などでも協力を得ていると説明。アイヌ文化に高い関心を寄せていることや、2020年に民族共生の象徴空間が開設することを踏まえ、「15年度中にアイヌ語と白老町を合わせた歌を制作してもらうよう依頼した」と話した。
 KiKiさんはあいさつの中で、観光大使の活動に意欲を示すとともに、「ゴスペル聖歌隊と一緒にアイヌ民族の楽器ムックリを演奏をしたい」と述べ、アイヌ文化の発信者としても前向きに取り組む考えを強調。集まった町民からも大きな拍手が送られた。
 白老町の観光大使制度は2012年9月にスタート。KiKiさんを含め13組が任命されている。
 式典後のライブでは、KiKiさんの伸びやかでソウルフルな歌声が会場に広がり、70人の観客を魅了していた。
http://www.tomamin.co.jp/20150222211

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エトピリカ 剥製に 「非常に稀少」浦幌町立博物館

2015-02-19 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞社ニュース 2015年2月14日 13時37分
 【浦幌】昨年7月に豊頃町の豊北海岸で保護され、その後釧路市の専門機関で死亡した絶滅危惧種「エトピリカ」が剥製に加工され、12日、浦幌町立博物館(佐藤芳雄館長)に展示された。国内で数十羽しか生息が確認されておらず、十勝でも数羽が見られるかどうかという非常に希少性の高い海鳥。同博物館は常設展示することから来場を呼び掛けている。

(写真)浦幌町立博物館の展示室に設置された海鳥「エトピリカ」の剥製。だいだい色の大きなくちばしが特徴的
 エトピリカは昨年7月16日、同海岸で弱って波打ち際にじっとしているのを浦幌野鳥倶楽部の久保清司さん(浦幌町在住)が発見して保護。同日中に釧路市の猛禽(もうきん)類医学研究所に移送された。
 しかし、衰弱が激しかったため死亡。同博物館は、エトピリカの保護に携わったNPO法人日本野鳥の会十勝支部の千嶋淳副支部長を通じて環境省釧路自然環境事務所から譲り受け、剥製を作ることにした。
 展示された剥製は、成鳥にみられる顔の白い部分がなく、2~3歳の若鳥。剥製を手掛けた丹青社(本社東京)札幌支店によると、エトピリカの依頼はほとんどないという。
 佐藤館長は「剥製としても、非常に希少なもの。ぜひ見学して、自然の魅力を感じてほしい」と話している。
 同博物館は入館無料。午前10時~午後5時。休館日は月曜と祝日の翌日。問い合わせは同博物館(015・576・2009)へ。
<エトピリカ>
 アイヌ語で「くちばし・美しい」の意味で、名前の通りだいだい色の大きなくちばしが特徴。国内では根室市のユルリ島、モユルリ島が唯一の繁殖地で、30羽ほどしか生息していない。十勝沖では例年、見られる場合でも1~2羽程度だが、昨年の浦幌・厚内沖では10羽前後の若鳥が観察されていた。
http://www.tokachi.co.jp/news/201502/20150214-0020337.php


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白老町観光大使にゴスペルシンガーのKiKiさん

2015-02-19 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年2月14日(土)朝刊】
 白老町の戸田安彦町長は12日、北広島市在住の女性ゴスペルシンガー、KiKiさんにしらおい創造空間・蔵で白老町観光大使の委嘱状を手渡した。
 観光大使の名刺200枚も受け取ったKiKiさんは「こういうご縁をいただき感謝したい。(アイヌの伝統楽器である)ムックリを何百人のゴスペルクワイアで演奏したい。そのことを通してカムイへの感謝の気持ちを伝えたい」と抱負を披露。戸田町長は「KiKiさんにアイヌ文化、アイヌ語、白老町を合わせた歌を作ってもらおうと思っています。町民皆さんが歌えるような歌を作っていただいて象徴空間が開設される2020年をオール白老で迎えたい」と期待を込めた。
 札幌を拠点に全国で活動しているKiKiさんは、ゴスペルシンガーであると同時にクワイアの指導者としても活躍している。これまでにCD4枚を発表、2012年(平成24年)には札幌交響楽団と共演した。約10年前に乳がんを発症、がん治療にかかわるイベントのライブなどにも取り組んでいる。
 KiKiさんの白老でのコンサートはこの日で3回目。町は「これまでのイベントを通して本町の芸術、文化振興に寄与しているほか、今後の象徴空間整備に向けた取り組みにも音楽活動を通じて協力いただける」として観光大使任命を決めた。任期は3年間。12年9月から任命しており、KiKiさんは13番目の任命となった。(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/02/14/20150214m_08.html

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NPOアフリカ日本協議会が抗議文を掲載! 産経新聞曽野綾子さんコラムの波紋広がる

2015-02-19 | 先住民族関連
ニコニコニュース-2015/2/14(土)
2015年2月11日付の産経新聞に掲載されたコラムで、作家の曽野綾子さんが南アフリカの人種隔離政策(アパルトヘイト)を引き合いにして「居住区だけは、白人、アジア人、黒人というふうに分けて住む方がいい」と主張したことに関して、ネット上で「ひどすぎる」「良識を疑う」といった批判が渦巻いています。
そんな中、アフリカ支援事業などに取り組む特定非営利活動法人(NPO)アフリカ日本協議会が2015年2月13日に「南アフリカのアパルトヘイト問題や、日本社会における多様なルーツをもつ人々の共生に関心を寄せてきた私たちにとって、看過できない」という抗議文を発表しています。
抗議文では、アパルトヘイトについて移住区を分けて黒人を差別するだけでなく、「特権をもつ一部の集団が、権利を剥奪された他の集団を、必要なぶんだけ労働力として利用しつつ、居住区は別に指定して自分たちの生活空間から排除するという、労働力管理システムでもありました」と指摘。労働者不足を移民で補う一方で移住区は分けるという発想が「アパルトヘイトの労働力管理システムと同じです」といい、産経新聞と曽野さんにコラムの撤回と南アフリカ人への謝罪、掲載の経緯、人権や人種差別問題に関する見解を明らかにすることを求めています。
曽野さんのコラムは、ロイターやウォール・ストリート・ジャーナルといった海外メディアが次々に報道。中には安倍晋三総理のブレーンだと紹介する内容のものもあります。一方で、これまで東日本大震災の被災者について「避難所で食べ物を作る方はいたのか」と疑問を呈したり、マタニティハラスメントについてのコラムで「甘ったれた女性社員は出産したらお辞めなさい」と主張して物議を醸していたこともあっただけに、ネットでは「またか」という声も少なくありません。
人権に関わるコラムの掲載が問題になったケースとしては、文藝春秋の月刊誌『マルコポーロ』が挙げられます。1995年2月号に「ナチ『ガス室』はなかった」というホロコースト否定論を掲載し、ユダヤ団体からの抗議や広告をボイコットする動きが広がったことを受けて廃刊を決定。花田紀凱編集長は解任、田中健五文藝春秋社長が辞任する事態となりました。
今回も国際的な信用問題に発展しつつあるので、「多様な意見を発表する自由」といった主張で通すことは難しいのではないのでしょうか。アフリカ日本協議会は返答の文書を2015年2月28日までに知らせるように求めており、産経新聞と曽野さんの対応に注目が集まります。
産経新聞 曽野綾子さんのコラムへの抗議文(特定非営利活動法人 アフリカ日本協議会)
http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/archives/sonoayako-sankei20150211.html
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1450181

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