先住民族関連ニュース

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★ ヤウシュベツ川(矢臼別川)★

2015-10-03 | アイヌ民族関連
北海道新聞 2015年10月02日
風蓮湖に流れ込む川です。この景色が好きで、30年前はカヌーで遡上していました。厳冬期は凍り、歩いて上流を探検していました。
おばんです。小太郎でごじゃります。

 ◆  ヤウシュベツ川(矢臼別川)  ◆
川の両岸はほぼ人の手が入っていないのですが、周辺は牧草地が広がっています。川から眺めると原始的ですが、グーグルの写真で見ると牧草地の中を行く、曲がりくねった川です。
ヤウシュベツはアイヌ語です。ya-us-pet。網・ある・川と解釈されるそうです。河口で網を張って秋に海から上ってくる秋サケを捕るのに網を仕掛けていたのでしょうか。
流れがゆったりなので、干潮から上げ潮になって行くときにカヌーに乗って上がるととても楽でした。帰るときは下るのでゆったりとした船旅が出来ました。
AU1A7212.JPG源流には陸上自衛隊の矢臼別演習場があります。矢臼別演習場は厚岸町・浜中町・別海町の三町にまたがる大きなもので、自衛隊では最大規模の演習場なのだそうです。
今時季、この川の河口はガンの仲間のヒシクイが利用しています。
夕暮れをを愉しんでいたら、上流からミミカイツブリが下ってきました。
http://blog.hokkaido-np.co.jp/love-kotaro/2015/10/post-617.html

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「象徴空間」17年度着工 アイヌ政策推進会議でロードマップ提示

2015-10-03 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 10/2)

 政府のアイヌ政策推進会議(座長・菅義偉官房長官)が1日、首相官邸で開かれ、2020年に白老町のポロト湖畔に開設する「民族共生の象徴空間」の中核施設について、17年度に着工することを正式に決めた。国立アイヌ文化博物館と民族共生公園(いずれも仮称)、象徴空間予定地に隣接するアイヌの遺骨を集約する慰霊施設の三つで、地元関係者からはスケジュールの具体化に歓迎の声が上がっている。
 新たなロードマップでは、17年度の着工前のスケジュールも示された。博物館は16年度末までに施設や展示設計を実施。公園は今年度末に基本計画を策定し、16年度に施設設計などを進める。
 慰霊施設については15、16年度に白老町の候補地で検討・調査。地形や高低差などの基礎調査は道開発局が9月30日から10月1日にかけて実施した。施設設計と建設工事は17年度に着手することになるが、遺骨の収集、保管はできるだけ早期に行うとした。
 推進会議では、作業部会報告として象徴空間開設後の年間目標来場者数を「おおよそ50万人」とする考え方が示されたが、菅官房長官は「20年の東京オリンピック・パラリンピックの効果などを見込めば、100万人達成も可能」と提案。目標値は100万人に引き上げられた。
 17年度着工の決定を受け、戸田安彦白老町長は「大きな山が動いてきたと率直に感じている。今後も地元の意見の反映を国に強く求めながら、象徴空間を核とした多文化共生のまちをつくりあげたい」とするコメントを発表した。
 アイヌ民族博物館の村木美幸専務は「象徴空間はアイヌ文化復興の扇の要。アイヌ自身がアイヌ民族であることをしっかり受け止められる施設になることを期待している」と、思いを語った。
 同会議で示された作業部会の報告書には、白老町以外の地域を広域関連区域に指定することも盛り込まれており、今後はアイヌの伝承活動などが盛んな地域との連携も進む見通しだ。
http://www.tomamin.co.jp/20151030649

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「鴨々川ノスタルジア」きょうから ススキノの原点、魅力再発見

2015-10-03 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/02 05:00、10/02 16:09 更新
 札幌市中央区の ススキノ から中島公園を流れる鴨々川の周辺地域の歴史を再発見してもらうイベント「鴨々川ノスタルジア」が2~4日、同川近くの2寺院で開かれる。ススキノの原点ともいえる芸者のお座敷遊びの体験や、昔の手仕事・商売の再現など多彩な催しが用意されている。
 同川沿いの古民家ギャラリーやホテルなどがつくる実行委員会が企画し、今年で2回目。今回は同川周辺が寺町であることに着目し、新善光寺(南6西1)と東本願寺(南7西8)の2カ所を主会場にした。
 新善光寺では、かつてススキノに500人以上いたものの、現在は約10人にまで減少した芸者たちの踊りを見る会を3日午後6時から開催。落語の寄席、竹細工や篆刻(てんこく)、水墨画の体験講座なども開かれる。
 東本願寺では、アイヌ民族と北海道開拓の歴史に焦点を当て、札幌のアイヌ民族芸術家集団「アイヌアートプロジェクト」の演奏会を3、4の両日午前10時40分から開く。昭和時代を感じさせる水あめ屋や巨大紙芝居、南京玉すだれなども登場する。
 イベント公式ガイドブック「ぼけっと」(税込み千円)が市内の書店で販売中。実行委は「地域の歴史を若い人に知ってもらい、まちに愛着を抱いてほしい」と来場を呼び掛けている。
 イベントの一部は有料で、予約が必要。詳細はホームページ(http://kamokamogawa-nostalgia.net)で確認できる。問い合わせは実行委事務局の札幌パークホテル(電)511・3143へ。(成田智加)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0185908.html

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白老・アイヌ象徴空間の着工日程が正式決定

2015-10-03 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年10月2日(金)朝刊】
 政府のアイヌ政策推進会議でアイヌ文化復興のナショナルセンター「民族共生の象徴となる空間(象徴空間)」の着工日程が正式決定したことで、地元関係者からは期待の声が上がる一方、より現実味が増したことでまちづくりにどのようにつなげるかを探る必要性が増しているとの指摘も聞かれた。
 同推進会議にオブザーバーとして出席した戸田安彦町長は「2020年開設に向け、いよいよ大きな山が動いてきたと率直に感じている。これまで協議してきたアイヌの方々や地域団体の意見を盛り込んでいただけるようさらに要請活動を行うとともに、象徴空間を核として『多文化共生のまち』をつくり上げたい。『象徴空間開設後の来訪者数は、年間100万人以上が可能』との菅官房長官の言葉や着工に伴う地域への経済波及効果にも期待を寄せている」と話した。
 白老・アイヌ民族博物館の村木美幸専務理事は「自分たちの文化を再確認できるような施設づくりになるよう、お願いしていきたい。それが先住民族の尊厳に大きくかかわる重要な部分であり、そこに本当に大きな期待を持っている。アイヌ民族博物館は(増加が予想される)来館者に十分対応できうる施設づくりが求められている」と述べた。
 熊谷威二白老町商工会長は「多民族、多文化共生のまちづくりに向けて取り組んでいかなければならない。象徴空間を訪れるお客さんをどうやってまちの中に誘導するか、商店街づくりが大事になってくる。白老の魅力を盛り込んだまちづくりをもう一回原点から考え直す必要がある。そのための『まちづくり会社』をどうつくるかが課題になっている。商工会としてもそれを最優先に取り組んでいく。経済効果が波及するまちづくり、商店街づくりを官民一緒に考えていくことが重要」と述べた。
 高橋二郎白老観光協会長は「実際に着工となると、町民はもとより、全道の観光関係者も具体的なイメージをはっきりと持つことになる。協会としてもより本格的に国立アイヌ文化博物館のPRや観光客の誘致に向けて全力を挙げたい。アイヌ民族に対する理解、伝承について町民に見守っていただくなかで、素晴らしい施設がこの白老にできることを期待する」と話した。
 象徴空間開設に向け一昨年立ち上げた白老町活性化推進会議(会長・戸田町長、24団体74人)は今年4月、「共生」をキーワードに教育・学習、情報、活性化、基盤整備の4分野での将来目標、基本方針、主要施策を掲げた基本構想を策定、本年度中に同構想を土台にした事業計画となる推進プランを策定し、16年度からの事業化を目指している。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/10/02/20151002m_07.html

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