先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

ヘイトスピーチ 対策法施行から1年 「さらなる法整備を」市民団体などが集会 東京都内

2017-06-08 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2017年6月8日 東京朝刊
 ヘイトスピーチ対策法の施行から1年を迎えた3日、現状と今後の課題を報告する集会が東京都内で開かれた。研究者らが法施行後も差別が残る実態を指摘し「さらなる法整備を」と訴えた。
 関東学院大の明戸隆浩非常勤講師は、法務省が自治体に示した「不当な差別的言動」の具体例を紹介。「ヘイトスピーチの認定を避ける逃げ道があり、何が該当するか議論をしていくべきだ」と話した。
 関西学院大の金明秀教授は、法務省の調査で日本に住む外国人の約4割が入居を断られた経験があるとの回答結果を踏まえ「包括的な差別禁止の法整備が必要だ」と強調した。
 対策法が保護対象を「適法に居住する日本以外の出身者や子孫」と規定していることを「不十分」と指摘したのは、東京に住むアイヌ民族の北川かおりさん(51)。「アイヌへの差別禁止も法律に明記してほしい」と求めた。
 集会は人種差別撤廃に取り組む市民団体などが主催し、約130人が参加した。
(全文399文字)
https://mainichi.jp/articles/20170608/ddm/004/040/040000c

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鼻もつぶれるほどに…米国務長官、NZでマオリ式の歓迎

2017-06-08 | 先住民族関連
2017年06月07日 15:48 発信地:ウェリントン/ニュージーランド

ニュージーランドの首都ウェリントンの首相府で、先住民マオリの長老に伝統のあいさつ「ホンギ」で歓迎されるレックス・ティラーソン米国務長官(右、2017年6月6日撮影)。(c)AFP/MARK TANTRUM
【AFP=時事】レックス・ティラーソン(Rex Tillerson)米国務長官は6日、ニュージーランドを訪問し、首都ウェリントン(Wellington)の首相府で先住民マオリ(Maori)の長老に伝統のあいさつ「ホンギ(Hongi)」で迎えられた。
http://www.afpbb.com/articles/-/3131146


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FBIが組織拡大に利用したインディアン連続殺人 アメリカ史の血塗られた暗黒部分を追及

2017-06-08 | 先住民族関連
wedge 2017年6月6日森川聡一
■今回の一冊■
Killers of the Flower Moon
筆者 David Grann
出版社 Doubleday

『Killers of the Flower Moon』(David Grann,Doubleday)
 きっとハリウッドが映画化するだろう。一読してそう思わせる迫真のノンフィクションだ。1920年代のアメリカ・オクラホマ州で本当に起きた連続殺人事件の真相に迫る。サブタイトルに「The Osage Murders and the Birth of the FBI」とあるように、インディアのオセージ族(Osage)の20人を超す人々が次々と銃や毒薬で殺され、アメリカ連邦捜査局(FBI)が捜査に乗り出す。

 オセージ族が住む土地は、豊富な原油を埋蔵していた。その地下資源の権利を保有するオセージ族は、油田を開発する権利を石油会社に売り巨万の富を抱えていた。その利権を狙う白人たちの手により、オセージ族の人々が次々と殺されるのだが、犯人はつかまらない。
 当時は、科学的な捜査手法が確立しておらず警察制度もまだ整備されていなかった。オセージ族の被害者の遺族たちは自費で私立探偵を雇う。しかし、私立探偵そのものが不正に手を染めるたちの悪い連中でもあり、真相は解明されない。しかも、アメリカ政府当局に陳情しても、インディアンの人権を無視する白人がほとんどだ。罪もないインディアンたちを殺した悪漢たちに正義の裁きは及ばないかにみえた。連続殺人が全米でも注目を集め始めたとき、FBIは若き捜査官を現地に送り込む。
 正確には当時、FBIはまだBureau of Investigationと呼ばれていた。組織名にFederal(連邦)がついていないことが物語るように、全米をカバーする捜査機関としての権威を確立していなかった。注目事件を解決してFBIの評判を高め連邦捜査機関としての権威を高めよう。長官のエドガー・フーバーにはそうした目論見があった。フーバーが送り込んだ捜査官たちは見事、真犯人を割り出し刑務所へと送り込む。しかし、現代に至るまで未解決の闇の部分が事件には残っている。本書の筆者は、古い捜査記録を丹念に読み込み、新たな真相も浮き彫りにする。
半ば娯楽として事件が人気に
 粗筋を書くだけでもドキドキする展開だ。本書はニューヨーク・タイムズ紙の週間ベストセラーリスト(ノンフィクション単行本部門)に、5月7日付で5位に初登場した。6月11日付でも6週連続でランクインし5位につけた。ちなみに、タイトルのFlower Moonとは、オセージ族の5月を意味する言葉に由来する。本書が追う連続殺人の最初の事件が1921年5月に起きたからだ。
 冷静に考えると、本書が描くのは、アメリカ人でさえ忘れている、アメリカ建国の歴史の暗黒部分である。北米の先住民であるインディアンたちの人権をいかに無視して領土を拡大したのかも描く。オセージ族から石油の利権を奪い取るために白人たちが手を下した残忍な犯罪の数々も浮き彫りになる。本書でも当時の新聞の表現を次のように紹介している。
 The world’s richest people per capita were becoming the world’s most murdered. The press later described the killings as being as “dark and sordid as any murder story of the century” and the “bloodiest chapter in American crime history.”
 「一人当たりの財産が世界の中でもっとも豊かな人々が、世界の中でもっとも多く殺人事件で命を落とす人々になっていた。新聞は後年、その連続殺人を『今世紀のいかなる殺人事件よりも邪悪で卑劣だ』と表現した。『アメリカの犯罪史におけるもっとも血なまぐさい一章だ』とも報じた」
 しかも当時のアメリカ社会では、オセージ族の連続殺人が注目を集めた。不謹慎な話だが半ば娯楽として殺人事件のニュースが人気を呼んだ。
 Despite the brutality of the crimes, many whites did not mask their enthusiasm for the lurid story.OSAGE INDIAN KILLING CONSPIRACY THRILLS, declared the Reno Evening Gazette. Under the headline OLD WILD WEST STILL LIVES IN LAND OF OSAGE MURDERS, a wire service sent out a nationwide bulletin that the story, “however depressing, is nevertheless blown through with a breath of the romantic, devil-may-care frontier west that we thought was gone. And it is an amazing story, too. So amazing that at first you wonder if it can possibly have happened in modern, twentieth-century America.” A newsreel about the murders, titled “The Tragedy of the Osage Hills,” was shown at cinemas.
 「残虐な犯罪にもかかわらず、多くの白人たちは臆面もなく、ぞっとするようなストーリーに熱中した。オセージ族インディアン殺害の恐るべき陰謀スリラー、とレノ・イブニング・ガゼット紙は銘打った。古き開拓時代の無法な西部がオセージ族殺人の地に今なお残る、との見出しのもと、ある通信社は全米に速報を送った。ストーリーは『とても重苦しいが、それにもかかわらず、われわれがもうなくなったと思っているロマンチックで無頼な西部開拓時代の息吹に満ちている。また、とても驚くべきストーリーだ。あまりにすごいので、現代の20世紀アメリカでこんなことが起こりうるのかと、最初は信じられないほどだ』と。『オセージが丘の悲劇』と題したニュース映画は映画館で上映もされた」
信頼できる警察が身近にない
 しかも、住民を守る警察組織は貧弱で、そもそもインディアンを守るという意識もない。20人以上が殺されて捜査に乗り出したFBIも、アメリカ全土に目を光らせる捜査機関としての権威を高めるという政治的な目的のもと動いていた。
 当時のフーバー長官の目論見どおり、FBIはオセージ族連続殺人事件を一応の解決に導く。本書では、その後のFBIについて特に解説しない。ご存知のように、フーバーは1924年から72年まで計48年にわたり長官の座に居座り、違法捜査にも手を染め、スキャンダル情報を集めて政治家や著名人たちの弱みを握り、政財界に影響力を行使したのは今では有名な話だ。
 トランプ大統領が突如、長官を解任し話題となっているFBIだが、少し昔を振り返ると、政治的な色彩が濃い成り立ちの歴史を持ち、しかも一個人が自分の地位を守るため長期にわたり支配を続けた、ある意味とんでもないガバナンス体制を持つ捜査機関だった。その歴史を見る限り、FBIを正義の捜査機関として神格化するのもいかがなものかと思う。
 信頼できる警察が身近にない当時の状況について本書は次のように記す。
  During much of the nineteenth and early twentieth centuries, private detective agencies had filled the vacuum left by decentralized, underfunded, incompetent, and corrupt sheriff and police departments. In literature and in the popular imagination, the all-seeing private eye-the gumshoe, the cinder dick, the sleuthhound, the shadow-displaced the crusading sheriff as the archetype of rough justice.
 「19世紀から20世紀初頭にかけてはおおむね、私立探偵事務所が警察の空白を埋めていた。郡の保安官や警察署は各地方任せで予算も足りず、能力も低いうえ、堕落していた。文学作品のなかや大衆のイメージのなかでも、千里眼の私立探偵は、荒っぽい正義の象徴として闊歩する保安官たちを主役の座から追い出した。また、探偵(private eye)については、the gumshoe, the cinder dick, the sleuthhound, the shadowといった呼び方も使われた」
 なお、本筋とはやや関係ない薀蓄もひとつ拾っておきたい。私立探偵のことをなぜprivate eyeと呼ぶのか次の説明で初めて納得した。
 In 1850, Allan Pinkerton founded the first American private detective agency; in advertisements, the company’s motto, “We Never Sleep,” was inscribed under a large, unblinking, Masonic-like eye, which gave rise to the term “private eye.”
 「1850年にアラン・ピンカートンがアメリカで最初の私立探偵事務所を設立した。その広告のなかで、事務所のモットー『われわれは決して眠らない』を、じっと見つめるフリーメーソン風の大きな眼の下に銘記したことで、private eyeという言葉が流布した」
 地元の保安官では信用できずに、オセージ族の人たちも最初は私立探偵に大金を払って身内の殺人事件の捜査を頼んだ。しかし、まともでない探偵も多く、真犯人を突き止めるまでにはいかなかった。
オセージ族はなぜ狙われたのか
 そもそも、連続殺人の悲劇に見舞われたオセージ族とはどういう人たちで、なぜ命を狙われたのか。本書によると、トマス・ジェファーソン大統領が1803年にフランスから買い取ったルイジアナ地域の一部に住んでいたインディアンがオセージ族だった。アメリカ政府はオセージ族がもともと住んでいた土地を明け渡すよう命じ、カンザス州南部へと部族を追いやる。しかし、そこでも白人の入植者が増え始めると、オセージ族はオクラホマ州へと移住を余儀なくされた。ところが、このオセージ族がオクラホマ州で得た定住の地には、豊富な原油が眠っていた。折からの油田開発ブームで一攫千金を狙う白人がオセージの村に押し寄せる。
 なかには、油田の利権を狙ってインディアンの女性と結婚する白人男性も出てきた。白人の夫を持つあるインディアン女性の親族が次々と殺されていったのだ。不正は殺人だけにとどまらなかった。アメリカ政府は当時、インディアンの人権を認めず、オイルマネーのおかげで世界でもっとも裕福といわれたオセージ族の人々は、自分の財産を自由に使うことが許されなかった。地元の白人の銀行家などがオセージ族の人々の後見人となり、資産を管理していた。後見人としての立場を悪用し資産を盗んだ例が多かったという。
 後にFBIが事件の真相を明るみにするのだが、村の有力実業家らもぐるとなって、連続殺人に加担していた。オセージ族に同情する白人の弁護士が首都ワシントンへ事件解決に向けた陳情に行った帰りの列車のなかで殺されるなど、犠牲者は増えるばかりだった。
 全米でも連続殺人事件への関心が高まる中、フーバー長官はFBIの捜査員を現地に送り込む。捜査員たちは地道な聞き込みや潜入捜査を命がけで決行し、有力実業家やインディアンと結婚した白人の男が殺人を計画し、地元のならず者たちが犯行に加担した実態を暴きだす。FBIは裁判でも勝利をおさめ悪人たちを刑務所へ送り込むことに成功した。
 フーバー長官の目論見は的中した。しかし、フーバーは不幸なインディアンたちのために立ち上がったわけではなかった。まだ権威の弱いFBIの評判をあげることが真の狙いだった。
 For Hoover, the Osage murder investigation became a showcase for the modern bureau. As he had hoped, the case demonstrated to many around the country the need for a national, more professional, scientifically skilled force.
 「フーバーにとって、オセージ殺人事件の捜査は、近代的なFBIを象徴する模範ケースとなった。フーバーが望んだように、この事件の捜査は全米の多くの人々に対して、国全体をカバーし、より専門的で、科学的な捜査手法を備えた捜査機関の必要性を訴えかけたのだ」
 FBIは1932年には、実際の事件を題材にしたラジオドラマの放送にも協力を始める。そのドラマの初期のエピソードのひとつがオセージ族の殺人事件を扱ったものだったという。FBIは組織のイメージ戦略の一環としてインディアンたちの悲劇を利用したのだ。逆に、それだけ利用価値があったということでもあり、オセージ族の連続殺人事件は当時、かなり社会の注目を集めていたことになる。実際、1926年に行われた裁判は話題となったようだ。
 A local historian later ventured that the Osage murder trials received more media coverage than the previous year’s Scopes “monkey trial,” in Tennessee, regarding the legality of teaching evolution in a state-funded school.
 「ある郷土史家は後年、大胆にもこう言い切っている。オセージ殺人事件の裁判は、その前年のテネシー州のスコープスの進化論裁判(進化論を州立の学校で教えることの適法性に関する裁判)を上回る、メディアの取材対象となった」
 FBIは一連のオセージ殺人事件では計24人が命を落としたとして、事件の捜査を終わらせた。ところが、本書はさらに追及を続ける。当時の捜査資料を読み解くと、そもそも全米で話題になったオセージの連続殺人事件は氷山の一角にすぎず、もっと多くの殺人が闇に葬られたままだという。取材のために現地を訪れ、オセージ族の末裔たちに会って話を聞いた筆者は、不審な死をとげた自分の祖先たちも実は殺人事件の犠牲者なのではないかという疑念を持ち続けている人々に出会う。筆者は当時の資料を読み込み、複数のインディアンの不審死にかかわった疑いがある銀行家の存在も割り出している。
 そうしたオセージ族の末裔のひとりの次の言葉は重い。
“A murdered Indian’s survivors don’t have the right to the satisfaction of justice for past crimes, or of even knowing who killed their children, their mothers or fathers, brothers or sisters, their grandparents. They can only guess—like I was forced to.”
 「殺人事件の犠牲となったインディアンの遺族たちは、過去の犯罪に対し法の裁きが下され納得する権利を持っていない。あるいは、自分たちの子供を、あるいは母を、父を、兄弟姉妹を、孫を殺したのは誰かを知る権利さえない。単にだれが犯人かを推測するしかないのだ。私自身がそうせざるを得なかったように」
 アメリカの歴史の闇の部分を切り出し、スリリングに語りながら、現在でも心に傷を抱えた人々がいることを知らしめる良書だ。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9767

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『アバター』続編、ノーム・スペルマン役ジョエル・デヴィッド・ムーアが再出演

2017-06-08 | 先住民族関連
クランクイン 6/6(火) 15:37配信
 ジェームズ・キャメロン監督の世界的ヒットSF大作『アバター』。続編4作の撮影が一気に行われることで話題になっているが、2020年12月18日(現地時間)に全米公開される予定の第2弾にノーム・スペルマン役のジェエル・デヴィッド・ムーアが再出演することが明らかになったという。Deadlineが伝えた。
 地球から遠く離れた衛星パンドラで希少な鉱物を採掘する事業に参加する人間と、先住民ナヴィ族の交流と争いを描く『アバター』。ジョエル演じるノームは人類学者で、下半身不随の元海兵隊員の主人公ジェイク・サリーと共にアバターを操作し、行動を共にする仲間といった役どころだ。
 ジョエルの再出演により、これまでに明らかになっている続投キャストはジェイク役のサム・ワーシントン、グレース・オーガスティン博士役のシガニー・ウィーバー、ナヴィ族ネイティリ役のゾーイ・サルダナ、そしてマイルズ・クオリッチ大佐役のスティーヴン・ラングとなる。
 続編のあらすじは明らかになっていないが、第2弾は水中が舞台になるとキャメロン監督は語っており、新キャストには礁の種族「Metkayina」のリーダー、Tonowari役で海外ドラマ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』の俳優クリフ・カーティスが加わっている。
 『アバター』第2弾は来年より、ニュージーランドのウェリントンで撮影が始まる予定。
http://www.crank-in.net/movie/news/50090

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没入感を超える没入感!「アバター」4Dアトラクションは新次元の体験

2017-06-08 | 先住民族関連
エイガドットコム 2017年6月6日 07:00

ジェームズ・キャメロン監督のメガヒット作「アバター(2009)」の世界観を楽しめるテーマランド「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」が、米フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート「ディズニー・アニマルキングダム」にオープン。今回は、2つのアトラクションをご紹介します。
映画は、衛星パンドラを舞台に人類と先住民ナヴィ族の戦いを描いたSFアクション巨編。キャメロン監督と、その製作会社ライフストーム・エンタテインメント、そしてディズニーの超強力チームがつくり上げた「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」では、人類とナヴィ族の間に平和が訪れた世界を体験することができます。
最初にご紹介するのは、ボートに乗り神秘的なパンドラを旅するアトラクション「ナヴィ・リバー・ジャーニー」。色とりどりの光を放つ植物が生い茂り、ユニークな生き物たちが行き交う暗闇の中を、8人乗りのボートでゆっくりと進んでいきます。聖なる木の精が降り注ぎ、ナヴィたちの祈りの声が響き渡り、まさに秘境を探検している気分。そして、約4分半の旅の最後には、身長3メートルもの神々しい姿のナヴィのシャーマン・オブ・ソングが登場。自然とスピリチュアルな結びつきを大切にするナヴィの真髄が垣間見え、とても神聖な気分にひたれます。
そして、もうひとつが「アバター・フライト・オブ・パッセージ」。自分のアバターにリンクし、翼竜マウンテン・バンシー(イクラン)に乗り空を飛び回る4Dアトラクションです。「映画のフライトシーンを4Dにしたんでしょ」くらいに思っていたのですが、予想と期待を遥かに上回る衝撃の体験が待ち受けていました。
エントランスをくぐり、密林の景色や洞窟の壁画を眺めながら奥へ奥へと進んでいくと、修復されたRDA社の研究所にたどり着きます。そこにはなんと、カプセルにはいった実物大アバター(人工生命体)がいるではありませんか! これが時々ブルッと動いて、ものすごくリアルなんです。ディズニーが誇るクリエイター集団“イマジニア”のひとりマット・ベイラー氏は、「映画を一度も見たことがなくて、ナヴィやアバター、バンシーが何なのかまったく知らない人にも、これからどんな体験ができるのか理解してもらいたかった」と、待ち時間も楽しめるようなこだわりのデザインについて説明してくれました。実は、これらが見られるのはスタンバイ・レーンだけ。数時間待ちでも、見る価値は大アリだと思います。
その後、ファストパス・レーンと合流し、最初の小部屋に移動すると、バンシー研究の第一人者の解説映像などが上映され、1人ひとりのアバターが作成されます。自分と結構似た顔になっているから、とても不思議。そして、横20メートル、縦30メートルの巨大スクリーンがそびえる「リンク・チェンバー」に入って、アバター体験スタート。ナヴィ族ではバンシーを乗りこなせたら1人前、ということで緊張と興奮が高まります。メガネをかけ、「リンク・シート」と呼ばれる装置にまたがり、背後から安全バーが装着されたら準備完了。いよいよパンドラの大空へ出発です!
光の洪水を通り抜けたら、目の前に広がるのはパンドラの世界。バンシーのダイナミックな飛翔で、天空に浮かぶ山から壮大な海、ジャングル、そして洞窟の中へと自由自在に宙を駆けめぐります。途中では、空の王者トルークに遭遇して危機一髪なんて場面も。上下左右180度ずつ、視界いっぱいにクリアな美しい映像が広がり、場面ごとに香りも変わります。風を切りながら急降下していくような感覚はもちろん、バンシーの鼓動や息遣いまで感じられるんです。締めくくりは、夕日が沈む海でクジラのような巨大生物がダイナミックに大ジャンプ。リンクが解除されて現実の世界に戻っても、余韻にひたりっぱなしです。臨場感を超えた臨場感。没入感を超えた没入感。3D革命を起こした映画のさらなる進化に大興奮でした!
映画ファンの皆さんは、2020~25年に公開される続編4部作を待ちわびていることでしょう。同アトラクションでは、映画に登場しない場面が盛りだくさんだったので、「もしかして、続編の予告だったりして?」なんて期待も。ところが、ベイラー氏には、「続編のヒントが映っているかって? それは映画を見てからのお楽しみですよ」とサラリとかわされてしまいました。うーん、ますます気になる! キャメロン監督が夢に見た世界を実際に肌で感じ、体験できる「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」とそのアトラクション。こだわり抜かれた世界観とクオリティに、きっと誰もが圧倒されるはずです。
http://eiga.com/news/20170606/4/

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アイヌ遺骨、豪から返還へ=政府が交渉開始

2017-06-08 | アイヌ民族関連
時事通信社 2017年6月5日 17時46分 (2017年6月5日 23時57分 更新)
 菅義偉官房長官は5日の記者会見で、アイヌ民族の遺骨がオーストラリア国内の博物館で保管されていることが分かり、豪政府と返還に向けた交渉を始めたことを明らかにした。実現すれば、外交ルートを通じたアイヌ民族の遺骨返還は初めてのケースとなる。
 菅長官によると、在京豪大使館から、「遺骨を保管している」との情報提供があった。豪州以外では、ドイツなど欧米数カ国でもアイヌ民族の遺骨が保管されていると指摘した。
 遺骨は研究目的で日本から海外へ送られたとみられる。日本国内の研究機関などでも保管されており、政府はアイヌ団体に返還する方針を示している。 
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170605/Jiji_20170605X430.html

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白老象徴空間、開設千日前を記念 来月29日に5千発花火

2017-06-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞2017/6/6 07:00
 【白老】アイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」の開設千日前となる7月29日に、5千発規模の花火大会が白老港で開かれることになった。「2017元気まちしらおい港まつり」(同29、30日開催、実行委主催)の一環で、同まつりの企画委員会が5日、開催を決めた。
 19回目の同まつりは毎年、約千発の花火大会を行っている。今回、国立アイヌ民族博物館などポロト湖畔に整備される象徴空間のオープンが20年4月24日に決まり、花火大会を通して開設を町内外にPRしようと、規模を拡大することにした。
https://this.kiji.is/244583687935477245?c=110564226228225532

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政府、アイヌ遺骨返還で交渉へ 豪の博物館から

2017-06-08 | アイヌ民族関連
共同通信2017/6/5 19:17
 日豪両政府は、オーストラリア国内の博物館に保管されているアイヌ民族の遺骨3体の返還に向け近く交渉入りする。菅義偉官房長官が5日の記者会見で明らかにした。駐日オーストラリア大使が8日にも北海道アイヌ協会の代表者と札幌市内で面会し、遺骨の状況などを説明する。日本政府は協会と協力しながら返還交渉を進める方針だ。
 アイヌの遺骨は海外の研究者が戦前から人類学の研究目的などで集め、米英独でも見つかっている。返還の流れが広がりつつあり、ドイツの学術団体も今年、保管しているアイヌ遺骨1体を日本側に返すと決めた。
https://this.kiji.is/244404826038224380?c=39546741839462401

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アイヌ協会、豪大使と8日協議 博物館の遺骨問題

2017-06-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/05 17:00、06/05 17:15 更新
 アイヌ民族の遺骨がオーストラリアの博物館で保管されている問題で、北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長とリチャード・コート駐日オーストラリア大使が、8日に札幌市内で面会することが分かった。在日オーストラリア大使館は内閣官房アイヌ総合政策室に対し、博物館2館が計3体のアイヌ民族の遺骨を保管していることを伝えた上で、返還する意向を示しているという。
 面会に向けて阿部副理事長は「(オーストラリア政府には)アイヌの遺骨が保管されることになった経緯について詳細に調査して説明してほしい」と話している。
 内閣官房アイヌ総合政策室によると、在日オーストラリア大使館から5月下旬、国立メルボルン博物館で2体、国立オーストラリア博物館で1体の計3体の遺骨が保管されているとの情報が提供されたという。コート大使は8日の面談で、保管状況のほか、遺骨の返還などについて説明するとみられる。
 オーストラリアのビクトリア州立の各博物館を統括する「ミュージアム・ビクトリア」によると、国立ビクトリア博物館が1936年(昭和11年)、北部準州の先住民族 アボリジニ の遺骨と交換する形で、東大からアイヌ民族の複数体の遺骨を受け取ったとの記録が残っている。
 東大総合研究博物館はアボリジニの遺骨について「調査しているかどうかもコメントできない」としている。
 アイヌ民族の遺骨を巡っては昨年夏以降、ドイツや米国、英国でも相次いで判明。政府もドイツで遺骨の状態や収集の経緯に関する現地調査を行っている。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0407171.html

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アイヌ民族の慰霊施設予定地で安全祈願のカムイノミ

2017-06-08 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2017/6/5配信

慰霊施設の予定地で工事の安全を祈った伝統儀式カムイノミ
 白老町内で民族共生象徴空間と合わせて整備が計画されているアイヌ民族の遺骨などを収容する慰霊施設の予定地で3日、アイヌ民族の伝統儀式カムイノミが行われた。
 ポロト湖東側高台の約4・5ヘクタールの敷地内に整備される慰霊施設は、全国の大学などが保管するアイヌ民族の遺骨を収容。尊厳ある慰霊の実現と遺族側の遺骨の受け入れ体制が整うまでの間の遺骨の適切な管理を目指す。象徴空間開設前の2019年度中の完成を目指している。
 土地造成や樹木伐採などの工事を受注した新ひだか町の幌村建設の呼び掛けで行われたカムイノミには、全道各地のアイヌ協会、北海道アイヌ協会の関係者約50人が出席。苫小牧アイヌ協会の澤田一憲会長が祭司を務め、大地の神、ポロト湖の神など17神に祈りをささげるなど、厳粛に儀式を執り行った。
 参列した北海道アイヌ協会の加藤忠理事長は「魂の天国、自由の天国まで荒らされた過去を水に流すことはできないが、振り返ってばかりいても仕方ない。素晴らしい大地に慰霊施設が整備される事に心から感謝し、未来に向けて道を開いていきたい」と話した。
https://www.tomamin.co.jp/news/main/11432/

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アイヌ遺骨 返還視野 日豪政府が交渉

2017-06-08 | アイヌ民族関連
毎日新聞2017年6月5日 07時00分(最終更新 6月5日 07時00分)
 アイヌ民族の遺骨3体がオーストラリア国内の博物館で保管されていることが昨年から今年にかけて相次いで判明し、豪政府が返還も視野に日本政府と交渉を始めたことが分かった。駐日豪大使が北海道アイヌ協会の代表者と8日にも札幌市内で面会し、遺骨の状況などを説明する。
 アイヌなど先住民族の遺骨は19世紀以降、欧米などの研究者が人類学の研究目的で収集し、英国やドイツなどでも見つかっている。ドイツでは昨年17体が確認され、うち1体は1879年に札幌の墓地から盗掘されたものと特定。外交ルートを通じた初の返還が年内に実現する見込みだ。
 オーストラリアで見つかった3体は、いずれも頭骨で、日豪の専門家の調査により、アイヌ研究で知られる東京帝大医科大(現東大医学部)の小金井良精(よしきよ)名誉教授(1859~1944年)が1911~36年にオーストラリアの研究者に送ったものと確認された。
 調査に携わる北海道大アイヌ・先住民研究センターの加藤博文教授(考古学)によると、国立メルボルン博物館で2体、国立オーストラリア博物館で1体が保管されている。このうちメルボルン博物館の1体は樺太(サハリン)で収集した記録があるという。
 オーストラリアには、他国の先住民の遺骨について、遺骨が属するコミュニティーの求めに応じて返還すると定めた国内規定がある。
 豪大使館は毎日新聞の取材に「オーストラリアと日本の先住民への理解を促進する機会にしたい」と話し、内閣官房アイヌ総合政策室は「(返還手続きなどは)豪政府側から情報提供を受けた後に検討する」としている。【三股智子】
http://mainichi.jp/articles/20170605/k00/00m/040/102000c

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カムイノミ 工事の安全願う アイヌ象徴空間、慰霊施設 北海道・白老

2017-06-08 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2017年6月4日 北海道朝刊

木製祭具「イナウ」に火を付け、祈りをささげるアイヌ民族の人たち=北海道白老町で3日
 国がアイヌ文化の復興を目指し、北海道白老町に2020年度に整備する「民族共生象徴空間(象徴空間)」の慰霊施設の工事が3日始まり、北海道アイヌ協会が工事の安全を願う「カムイノミ(神への祈り)」を開いた。
 慰霊施設は、同町のポロト湖周辺に建設される国立アイヌ民族博物館などの中核施設から北東に約1キロ離れた小高い丘に整備される。
(全文391文字)https://mainichi.jp/articles/20170604/ddr/041/040/002000c

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全国で暮らすアイヌ=源馬のぞみ /北海道

2017-06-08 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2017年6月4日 地方版
 「アイヌ(民族)の人々は北海道だけに暮らしている」。恥ずかしながら今春、札幌に赴任するまで、このように思い込んでいた。
 だが、平取町二風谷で萱野茂二風谷アイヌ資料館長の萱野志朗さんに話を聞き、認識を改めた。萱野さんは「アイヌは全国で生活している。それなのに、農林水産業などで実施されている支援政策の対象は、道内居住者に限られている」と表情を曇らせる。
 正確な数は不明だが、首都圏に暮らすアイヌの人々は約1万人に上るともいわれる。萱野さんが指摘するよう…
残り214文字(全文440文字)https://mainichi.jp/articles/20170604/ddl/k01/070/106000c

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魂に安息の地再び 白老・慰霊施設予定地でカムイノミ

2017-06-08 | アイヌ民族関連
北海道新聞06/04 07:00

 【白老】全国の大学などに保管され返還先の分からないアイヌ民族の遺骨を供養するため、政府が胆振管内白老町に整備する「民族共生象徴空間」の慰霊施設の予定地で3日、アイヌ民族の伝統儀式カムイノミが行われた。今月の着工を前に、各地のアイヌ協会の役員ら約50人が安全を祈った。
 参列した北海道アイヌ協会の加藤忠理事長は「先祖は魂の自由まで荒らされた。その過去を水に流すことはできないが、慰霊のための施設が景観の素晴らしいこの大地に整備されるのはうれしい」と話した。
全文閲覧は電子版会員限定です。http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0406773.html

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