先住民族関連ニュース

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白老 互いの文化盛り上げに /北海道

2017-06-18 | アイヌ民族関連
毎日新聞2017年6月17日 地方版
 アイヌ民族博物館(白老町)と江差追分会館(江差町)は、18日に博物館で初の特別公演「江差追分」を開く。江差追分踊りは、踊り手がアイヌ模様の着物でニシン船をこぐ様子やカモメが飛び交う姿を表現する。昨年9月に江差追分の愛好者組織「江差追分会」(本部・江差町)が開いた全国大会で博物館にアトラクションの出演を依頼したことが、交流のきっかけになった。特別公演は2回を予定(午後1時と同2時)。入館料はかかるが、観覧は無料。詳細は、博物館(0144・82・3914)へ。
https://mainichi.jp/articles/20170617/ddl/k01/040/012000c

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先住民族の遺骨 返還の機運を高めたい

2017-06-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/17 08:50
 ドイツの民間学術団体が、保管しているアイヌ民族の遺骨の1体が墓からの盗掘だったと判断し、近く日本政府を通じて返還する。
 オーストラリア政府も、自国内の2博物館に保管されているアイヌ民族の遺骨3体を返す意向を日本側に伝えた。
 昨年夏以降、海外に渡ったアイヌ民族の遺骨の存在が次々と分かり、返還の動きが続いている。
 アイヌ民族の遺骨を巡っては、国内の大学などで保管状況などの調査が進められている。
 一方、国外流出の遺骨は8カ国に及ぶとの指摘もあるものの、全容はよく分かっていない。
 政府はまず、海外に渡った遺骨の把握を急ぐ必要がある。
 その上で、持ち出された経緯を詳細に調べ、出身地域や子孫などが特定できるなら、元の場所に戻す努力をするべきだ。
 先住民族の遺骨研究には、人類学上の観点の半面、人種差別的な収集という負の側面がつきまとってきた。
 しかし、2007年に採択された「先住民族の権利に関する国連宣言」に「遺骨の返還」を求める権利が明記され、その前後から流れが大きく変わった。
 例えば、欧州に流出したオーストラリアの先住民族アボリジニの遺骨である。
 英国は約10年前、エディンバラ大学が保管していた約2千体のうち700体をオーストラリアに返還。ドイツも13~14年に大学主体で約50体を返した。
 気になるのは、国外から入手した遺骨に関する、両国と対照的な日本の動きの鈍さだ。
 北大では1995年、サハリンのウイルタ民族などの遺骨6体が段ボール詰めで長年放置されていたことが分かり、4体がロシアの民族側などに返還された。
 だが、後が続いていない。
 オーストラリア政府から返還されるアイヌ民族の遺骨3体については、アボリジニの遺骨との交換であり、3体が東大に送られた記録が同国側に残されている。
 なのに、東大側はノーコメントを通している。閉鎖的な対応は世界の潮流に逆行するのでないか。
 このままでは、他国にアイヌ民族の遺骨返還を求めても、勝手な言い分ととられかねない。
 実は、国内で保管されている外国由来の遺骨は、その実情すら分かっていない。
 政府や関係する研究機関には、徹底した調査と返還をめぐる関係国との真摯(しんし)な協議が求められる。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/opinion/editorial/2-0114831.html

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来年の夏休みに「150年ウイーク」 道が事業計画案

2017-06-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/17 07:00
 道などが2018年に予定する「北海道150年事業」の計画案の概要が16日、判明した。子供たちが夏休みに入る18年7~8月に「北海道150年ウイーク」を設定し、北海道の食や自然にまつわる多彩なイベントを開催。記念式典はアイヌ文化や歴史の発信に加え、人工知能(AI)ロボットなど未来を支える産業技術を紹介する。
 18年は政府が蝦夷地(えぞち)の名称を北海道と定めた1869年(明治2年)から150年目。道は経済団体や道アイヌ協会などと実行委を組織し、記念事業のあり方などを検討してきた。
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http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0411476.html

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