沖縄タイムス+プラス 2017年6月24日 06:02
シキ・スフィンさんの作品「翼が古里に導いてくれた」(中央)などが展示されている個展=22日、那覇市の県立博物館・美術館
第二次世界大戦中に、台湾の先住民族で構成され東部ニューギニアで戦った「高砂義勇隊」の戦没者らを慰霊する木彫りの個展が、那覇市の県立博物館・美術館で開かれている。入場無料。25日まで。
台湾先住民族・アミ族出身の木彫り作家シキ・スフィンさん(51)の6作品が、エントランスホールに展示されている。沖縄で初めての作品展示で、沖縄と台湾の音楽家らが交流するイベント「島嶼音楽季」の一環。
高砂義勇隊や台湾出身兵士たちの追悼碑の建立などの活動も続けているシキさん。さまよう故人が翼を得て、古里に戻れるように祈りを込めた作品などを展示する。シキさんは「大戦を知らない若者、沖縄の人にも作品を通じて大戦を知ってもらいたい」と話した。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/104928
シキ・スフィンさんの作品「翼が古里に導いてくれた」(中央)などが展示されている個展=22日、那覇市の県立博物館・美術館
第二次世界大戦中に、台湾の先住民族で構成され東部ニューギニアで戦った「高砂義勇隊」の戦没者らを慰霊する木彫りの個展が、那覇市の県立博物館・美術館で開かれている。入場無料。25日まで。
台湾先住民族・アミ族出身の木彫り作家シキ・スフィンさん(51)の6作品が、エントランスホールに展示されている。沖縄で初めての作品展示で、沖縄と台湾の音楽家らが交流するイベント「島嶼音楽季」の一環。
高砂義勇隊や台湾出身兵士たちの追悼碑の建立などの活動も続けているシキさん。さまよう故人が翼を得て、古里に戻れるように祈りを込めた作品などを展示する。シキさんは「大戦を知らない若者、沖縄の人にも作品を通じて大戦を知ってもらいたい」と話した。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/104928