赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

雪の中のワインのパテの夕べ

2011-02-12 07:00:08 | 日記
昨日は、小雪が降る中、講演会に参加しました。
『日本の児童文学の女性像 宮沢賢治から現代作家まで』
末吉暁子先生の話は、作品の特徴をうまくすくいあげていて、資料もととのっていて、楽しめました。描かれる女性像、また、男性像もリンクしていて、時代を写し取っているということが、よくわかりました。また、そういう時代感覚をもっている人が描いた作品だから、人をひきつけたのかもしれません。

講演会には、児童文学にかかわる著名人が数名こられていて、後の質問コーナーもとても有意義でした。思いもよらず、新藤悦子さんのお話しまで聞けて、『ピンクのチビチョーク』をさっそく読んでみようと思いました。

会場の宮本三郎記念美術館も、地域にとけこんだとてもステキな美術館です。
ぜひ、おとずれてみてください。

終わった後は、末吉暁子先生のご自宅で、おいしいワインをいただきました。
たくさんのてづくりのペーストにローストビーフとても贅沢なごちそうです。
ひさしぶりに会った鬼の先生方は、あいかわらずパワフルで、ペンクラブの活動など国際的な話題が飛び交っていました。それにしても、鬼の先生方は、読書量が半端じゃありません。鬼の先生方に出会った頃、少しでも話についていきたくて、読書をしていた頃を思いだしました。

雪景色の中、ももたろうのお仲間とごいっしょに帰ってきました。
盛りだくさんの会で、ふとんにはいっても、頭の中はいろんな言葉がとびかっていました。