赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『なみきビブリオバトルストーリー2 決戦は学校公開日』発売されました!

2018-02-15 14:39:33 | その他
長いタイトルの本になりました。とうとう発売です。


これは、昨年、夏に続刊をとの話をいただき、それでみんなで話しあいました。
さいしょ、一巻とおなじような図書館を舞台にと思っていたのですが、わたしは学校を舞台にと提案しました。
というのも、少人数でやるコミニケーションバトルのシーンを書きたかったからです。イベント型だけがビブリオバトルじゃないぞっと

その他、編集さんのアイディアもあり、一巻とはまたちがう味わいの本になっています。
本のえらびも多彩ですし、個性の違いもでています。
ビブリオバトルをいろんな角度から、考えてみることができます。

実際書き始めて、こんな人を書きたいという教室のシーンはすぐに思いついたのですが、紹介本とか決めるのに、まよいました。本を何冊か読んでみたり、今まで読んでいた四も読み返したり。
ビブリオバトルを書くのは、ふつうの本よりも手間がかかります。けど、編集者さんが、じょうずにアシストしてくれました。
そして、大好きなあの本にしました。うーん。ここに書きたいけど、読んでからのおたのしみもとっておこう。

イラストもそれぞれの個性をよくあらわしています。黒須さん、さすがです!
どうか、たくさんの人に読んでもらいたい。ビブリオバトル、知らない人も楽しめるはず。一巻ともども、よろしく!。

今日は春の日差し。
花粉もいっぱいとんで、目がかゆいです。

近松心中物語

2018-02-13 20:59:17 | その他
今日は、ひさびさ、友だちと舞台を見てきました。近松心中物語 いのうえひでのり演出、宮沢りえ、堤真一などが出ている話題の舞台です。ずっと楽しみにしていました。
新国立劇場、中劇場。
あでやかなセットと斬新な演出で、すばらしい時間をすごせました。ただ、物語りはせつない心中話です。



これを見れたのは、児文協のかねまつすみれさんのお嬢さん、金松彩夏さんが出演されたから。とてもいい席をとってもらえました。
彩夏さんは宮沢りえとからむ重要な役を熱演。着物すがたがあでやかで、それでいてかわいらしくもあり、目をひいていました。

小池栄子がコミカルに、また、ときに、女性の情念をおしだして、いい演技をしていました。

地元の友だちといったのですが、おしゃべりをしだしたら、みんな止まらなく、楽しいこと、楽しいこと!
時間を忘れてしまいました。

明日はバレンタインデー。二月も半ば。
そろそろ花粉が飛んでいるようです。春はうれしいけど、今年は花粉が多そうなのが気がかりです。



『本当にあった? 恐怖のお話 魔』 たからしげる 編

2018-02-11 07:00:52 | その他
アンソロジーがでました。たからしげるさんが依頼をしてくれた『本当にあった? 恐怖の話 魔』PHP研究所です。



とてもすてきな表紙です。ものさびしげて、少しぞくっとするような雰囲気で、それでいて、おしゃれ。
これは手にとりたくなりますよね!!! ←自画自賛(^^;)

わたしは『おいで おいで』をかかせてもらいました。二話目にでています。
会報部のせいのあつこさん、大変お世話になった岡信子さん、お友だちの田部智子さん、人気作家の吉野万里子さんもおなじ巻です

あと、闇、怪 という巻があって、三巻同時発売です。

さて、パソコンは修理にだし、古いもの物置からひっぱりだしてつかっています。でも、なくなってしまった原稿も有り、ぐすんです。今回はあっという間に立ち上がらなくなって、本当にパニックでした。おまけに、外付けハードデスクとうまく連携がとれてなかったみたい。

ウィンドウズをはずして、いったん初期化してようすをみるとか。

パソコントラブルはにがてです。説明されてもわけがわかりません。

もっともっとわかりやすいパソコンがあったら、高くても買うよ~~!

ショック!です

2018-02-09 23:19:21 | その他
パソコンがこわれそうです。一月の終わりから調子が悪く、シャットダウンしません。
何回が強制終了をしていたら、今度、立ち上げもすごく遅くなり、今は風前の灯火・・・・。

どこに原因があるかつきとめないといけないらしいのですが、修理にだすと時間がかかるようす。とても困ります。
安いノートパソコンをとりあえず買って、その場しのぎをするしかないようです。

ということで、ブログは回復するまでお休み。
メールの連絡も、これから滞ってしまうかもしれません。

まだ、3年しか使ってなにのに。ショック。めんどくさい。くそー。
あーあ。こういう時にかぎって、書きたいことがあるのじゃ。



節分もすぎて

2018-02-04 19:41:43 | その他
節分、恵方巻きの値段の高いのに驚きました! でも、食べました。南南東を向いて。

Beでいっしょの池田ゆみるさんが新刊をだされました。
『川のむこうの図書館』です。前作、坂の上の図書館の姉妹編のようなかたち。

竜司は図書館が好きではありません。でも、学校の仲間で調べ学習をするために、図書館にかよっているうちに・・・・・・。
小学生の目線で書かれていて、とても読みやすい。安心して読めます。
調べ学習ってこんな風にするんだよっと、学ぶこともできる作品で、図書館がもっと短かになるでしょう。



表紙の、夕焼けのきれいさがきわだっていますね。
そして、作者は土器のことなど、いろいろ調べてかかれているので、知識もえられて得した気分にもなります。


もうひとつ、タイトルにひかれて、本を読みました。
『さよなら、おばけ団地』藤重ヒカル作 福音館書店

わたしは昔、高島平団地という五階建ての団地にすんでました。そこは今は高齢化がすすみ、小学校など次々、統合されて少なくなりました。町の雰囲気もかわりました。そんなことを思いだして、なつかしい気持ちになりました。



わたしがいた頃、高島平団地にも怪談があったのです。自殺の名所といわれたこともあった大きな団地だからです。
『さよなら、おばけ団地』もちょっとこわくて、それでもほっこりして、不思議な味わいのある作品です。
おもしろくて、どうなるだろうとくいくいと読んでいけます。

団地は、二世帯同居などができないため、世代交代がむずかしく、団地全体が一挙に年をとるってことがおこります。
高島平では、外国の人がきたり、安く大学生に住んでもらったりと、いろいろ工夫されているようですよ。

私のようにこわい話がにがてでも、だいじょうぶ。
団地に住んだことがある方は、余計におもしろく読めると思います。