カーリングを見過ぎて、なんかつかれている毎日。でも、おもしろい。女子も男子も決勝にいってほしい。
さて、工藤純子さんが、『世界の空が見えるまち』につづく、意欲作をだされました。
『となりの火星人』
かわいらしい表紙です。この表紙からわたしは、火星人とよばれる男のこがおもしろい活躍をする話かと想像したのですが、まったくハズレ。
そうではなく、なかなかシリアスです。
学校というわくにうまくなじめなくて、くるしんだり、立ち止まろうとしたりする子がでてきて、その子たちの視線で、今の学校生活と友だちにたいする思いやなやみがえがかれています。
火星が効果的につかわれています。火星人といわれて、ショックをうけたりもしますが、接近する火星に思いをはせたりもします。そして、最後、その火星に近寄るために・・・・・・。
わたしはかえでのきもちが一番よくつたわりました。最初の道徳の時間の問題は、わたしもかえでとおなじようなことを考えたと思います。作者の工藤さんは、現役の小学生ママなので、今の学校の状態がよく見えているんでしょう。
また、おばあちゃんの病院でのかえでの感じかさ。かえでの作者のやさしさがよくあらわれていると思いました。
「かえでも遠慮しないで、たくさん 助けてもらいなさい」
これはいい言葉だと思いました。集団の中、気遣ったり、考えすぎちゃったりして、つかれちゃうやさしい子には、こういう言葉かけが必要なんだと、ストンとおちてきました。この章がわたしは一番好きです。
ただ、これは、この作品とはなれて思うのですが、小学校っていつまでたっても、いろんな悩みを抱え続ける場所なんですね。
イジメの問題などは、ずっと前から児童書でもかかれ、社会問題としてとりあげられたりしても、なくなりません。学校は以前よりも息苦しくなっています。いい子ほど、考える子ほど、くるしんでいるように思えます。
わたしは明日は国分寺三小にいきます。
「こんにちは」とあいさつしてくれる子はいちようにかわいく、そこにどんな悩みがあるのか、なかなか見極められなくなってきました。
さて、工藤純子さんが、『世界の空が見えるまち』につづく、意欲作をだされました。
『となりの火星人』
かわいらしい表紙です。この表紙からわたしは、火星人とよばれる男のこがおもしろい活躍をする話かと想像したのですが、まったくハズレ。
そうではなく、なかなかシリアスです。
学校というわくにうまくなじめなくて、くるしんだり、立ち止まろうとしたりする子がでてきて、その子たちの視線で、今の学校生活と友だちにたいする思いやなやみがえがかれています。
火星が効果的につかわれています。火星人といわれて、ショックをうけたりもしますが、接近する火星に思いをはせたりもします。そして、最後、その火星に近寄るために・・・・・・。
わたしはかえでのきもちが一番よくつたわりました。最初の道徳の時間の問題は、わたしもかえでとおなじようなことを考えたと思います。作者の工藤さんは、現役の小学生ママなので、今の学校の状態がよく見えているんでしょう。
また、おばあちゃんの病院でのかえでの感じかさ。かえでの作者のやさしさがよくあらわれていると思いました。
「かえでも遠慮しないで、たくさん 助けてもらいなさい」
これはいい言葉だと思いました。集団の中、気遣ったり、考えすぎちゃったりして、つかれちゃうやさしい子には、こういう言葉かけが必要なんだと、ストンとおちてきました。この章がわたしは一番好きです。
ただ、これは、この作品とはなれて思うのですが、小学校っていつまでたっても、いろんな悩みを抱え続ける場所なんですね。
イジメの問題などは、ずっと前から児童書でもかかれ、社会問題としてとりあげられたりしても、なくなりません。学校は以前よりも息苦しくなっています。いい子ほど、考える子ほど、くるしんでいるように思えます。
わたしは明日は国分寺三小にいきます。
「こんにちは」とあいさつしてくれる子はいちようにかわいく、そこにどんな悩みがあるのか、なかなか見極められなくなってきました。