11月6日のJPLのWhat'sNewによりますと、Curiosityの火星着陸以来、チームが3ケ月間続けてきた火星時間でのシフトを地球時間に戻しました。
今後は、Curiosityチームの仕事のほとんどは、午前8時〜午後8時(PST)の範囲内に収まるようです。
PDT(夏時間)表記もPST(標準時間)に変わりましたね。
「みんな火星時間から解放されて喜んでいる。」
「チームは、着陸後最初の週で、毎日のプロセス計画策定の時間が16時間以上だったのを12時間へ下げることに成功しました。私たちは、オペレーションの効率を良くしました。」
と Richard Cookさん(MSL project manager、JPL)が言ってます。
Curiosityチームは、約200人のJPLエンジニアと約400人の科学者(大部分がJPLの人ではない)で構成されています。
JPLである程度の時間を過ごした、200人を超える非JPL科学者は、北アメリカとヨーロッパの至る所でのそれらの所属機関から定期的に参加し続けます。
チームは、テレビ会議およびウェブ接続を使用する用意をしています。
「私たちがやり終えた、同じ場所で一緒に働くという過程は、毎日のスケジュールの圧力の下でのチーム作りおよび互いに知り合うということに信じられないほど価値がありました。」
「私たちは、今、人々を彼らの家から離れて生活させる必要なしに、共同作業を上手く継続することができるポイントに達しました。」
とJoy Crispさん(MSL Deputy Project Scientist、 JPL)が言ってますね。
3ケ月は、長いですね。それも、1日が24時間37分という変則な時間ですから・・・
地球上でも時差はありますが、毎日同じ時差です。地球と火星とでは、一寸簡単な計算が必要となりますね。
数日間後には、SAMとCheMinの両方に投入するサンプルを採取するために、Rocknestで5回目のスクープを予定しています。
下図は、Sol84でのCuriosityのMAHLIによる画像です。
(Sol84:10月31日 JST)
このポートレイトは、Curiosityの外観の経時変化を確認する為のものです。
洗車機を持って行ってないもので・・・