JPLの発表によりますと12月3日9時 PST(日本時間:4日2時)からpress conferenceを行うとのことです。
場所は、サンフランシスコで開催されるアメリカ地球物理学連合(AGU)の秋の会議場となります。
AGUの秋期会議は、12月3日から7日なので会議の冒頭となりますね。
このpress conferenceに関するNASAのコメントは、11月20日のNPR(US broadcaster National Public Radio)が放送した内容を否定するものです。
当ブログ11月24日「SAMが生命を見つけた?」参照。
「この初期段階で重要な新発見物の発表があるという噂や推測は、正しくありません。今回の記者会見は、Curiosityが砂地で全ての分析機器を初めて使用した調査結果に関する最新版の発表となります。Curiosityが調査している物質のひとつは、有機化合物です。(生命成分になりえる炭素含んでいる化学物質)。現時点では、Curiosityの測定機器は、火星の有機物の決定的な証拠を検知していません。」
NASAのコメントは、上記のように一連の噂をきっぱりと否定しましたが、一方では、以下のように余り急がず、期待して待って欲しいと言ってます。
「まだ2年間のミッションの内の4ケ月が経ったばかりであり、Curiosityは、期待以上の活躍をしている。これからも更に素晴らしい発見を期待できる。」
期待して待ちましょう。
しかし、今までのpress conferenceでは、資料が付いてましたが、今回は無しのようです。
Sol93に"Rocknest"で5回目のサンプル採取をしたものをSAMで2回分析したはずですが、その結果が今のところ発表されていないですね。
今回のpress conferenceで発表があるのか気になるところです。なかったら・・・もっと気になりますね~
待ちましょうね。