「福原遷都」

平清盛による福原遷都がどのように決定されたかは知りません。
しかし、その実施は大きな混乱にをもたらし、半年で平安京に戻ったようです。
（結局、福原京は木曾義仲により焼かれたようです。）

集中は、権力においても効率的なものと思いますが、
なされる決定が間違ったものである場合・・・、恐ろしい結果につながります。

少し前、近くの国で実施されたデノミ政策は・・・、結局、どのように総括されたのでしょう。

方丈記は、この項に、
「いにしへの賢き御世には憐れみを以って国を治め給ふ。・・・煙の乏しきを見給ふ時は、限りある貢物をさへゆるされき。(仁徳天皇の故事)これ、民を恵み、世を助け給ふによりてなり。」
とあります。

「国民の生活が第一」・・・、
政治形態が進化した(?)今の時代・・・、
「いにしへの賢き御世」と評される時代になれるでしょうか。

本日の獲物、蜥蜴

トカゲの幼体が、逆さ吊るしでバタバタしていました。
蜘蛛の巣に尻尾の先が引っかかっていました。（10/08/18撮影）

家主は、こちらさんです。

後で、名前を調べてみましょう。
10/08/24追記　大姫蜘蛛(オオヒメグモ)に見えます。

蜘蛛は、昆虫なら、自分の何倍もある獲物を捕まえます。
が、今回は、さすがに身の危険を感じるのか、近づいてきません。

翌日・・・、同じ状態でした。
トカゲの生命力に感心します。
このような状況では・・・、シッポ切りはしないんだ・・・。

トカゲもクモも困るだろうと思い、外しました。

クモの糸かトカゲのシッポが極楽に導いてくれそうな気がします。