キンちゃんの「マイコレ」partⅤ

果樹栽培、自然観察、・・・そして時々人間観察等です。

オーラプテン

2014-09-06 18:59:08 | 日記
今日の愛媛新聞に「河内晩柑の果皮に多く含まれるオーラプテンが認知症予防に有効として、県が果汁飲料の研究開発に取り組む」との記事が出ていました。

ミカン類の生食量が減り続ける中で、その生産農家を如何に守るかは愛媛に限らず他の生産県でも同様であろうと思われます。
その対策として新品種ミカン類開発と共に、機能性成分の研究も各方面で進められているようです。
オーラプテンはその一つで、発がん抑制作用や抗炎症作用などの多くの機能が認められて来ているようです。

認知症予防は初耳ですが、新聞に出ると言う事は特許申請処理が終わったのでしょうか。
認知症が遺伝に係わる病気だとすれば発症の時期が気になる身としては、その予防効果に関する情報にも関心が大きくなります。
含有率から見ると、甘夏・八朔・文旦類などの皮でマーマレード作りに励まなければ・・。

ちなみに、加熱の影響が気になる所ですが、以下の論文がヒットしました。
「機能性成分オーラプテンを活かした甘夏ミカン果皮ペーストの開発
○工藤康文(熊本県産業技術センター)、福田興次、千々岩義樹、島奈緒子(㈱福田農場ワイナリー)、菅野道廣、白土英樹、赤星亜朱香(熊本県立大学)
・・・オーラプテンは、甘夏ミカン果皮を60 分間水煮しても、煮汁に溶出したり分解などで減少せず、果皮中に残存することがわかった。
しかも、水煮中に水溶性物質が溶出し濃縮されるため、オーラプテン含量は、水煮前(1.09mg/乾物g)に比べて水煮後(1.55mg/乾物g)の方が増加した。・・・」
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登城散歩中の草花達

2014-09-06 05:16:04 | 
昨日、白鳥に会った後、城山公園広場を抜け二之丸庭園の横から城山に上りました。
途中で色々な草花に出会いました。

お堀横のツツジ(サツキ)の植え込みの縁に咲いていたヤブラン(籔蘭)は、肥料が効いているのかとても立派なものでした。

(14/09/05撮影)

庭園横から山に入る所の草むらには、ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)が咲いていました。
名前に似合わぬかわいい花です。
ミカン畑のそばにも生える事がありますが、花が咲く前に刈り飛ばしてしまうので・・。


同じ草むらにはキンミズヒキ(金水引)も。


大手門のそばまで上るとツルボ(蔓穂)が咲き出していました。


そして、頂上広場にはコスモスが咲き出していました。
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