幕末から明治にかけては、時代の要請もあったのでしょうが、魅力的な人を多く輩出したと思います。
もちろん、司馬遼太郎の小説の影響が大きいのではありますが・・。
そんな中、興味がありながら適当な本に出合っていなかったのが、高橋是清でした。
で、図書館の棚にあったこの本が目に留まりました。
彼は、幕末に生まれ、明治維新に青春時代を過ごし、その後、金融財政の世界の荒波を切り分けながら明治・大正・昭和の激動の時代で波乱万丈の生涯を送りました。
日露戦争においては、国力をはるかに超える戦争を続ける中で戦費調達を外債公募で支えました。
その後、第1次世界大戦、その戦争特需とバブル、関東大震災、世界大恐慌と続く中で日銀総裁、大蔵大臣、総理大臣として厳しい財政問題に対処し、増大する軍部の要求にも「国力あってこその国防」で応じて・・、2.26で凶弾に倒れました。
竹下派七奉行に「大乱世の梶山」がいましたが、まさに「大乱世の是清」であったのかも知れません。
興味深く読み終えました。
そして今の時代・・、財政状況、社会情勢は、当時と似ているのではないか・・。

(16/06/25撮影)
もちろん、司馬遼太郎の小説の影響が大きいのではありますが・・。
そんな中、興味がありながら適当な本に出合っていなかったのが、高橋是清でした。
で、図書館の棚にあったこの本が目に留まりました。
彼は、幕末に生まれ、明治維新に青春時代を過ごし、その後、金融財政の世界の荒波を切り分けながら明治・大正・昭和の激動の時代で波乱万丈の生涯を送りました。
日露戦争においては、国力をはるかに超える戦争を続ける中で戦費調達を外債公募で支えました。
その後、第1次世界大戦、その戦争特需とバブル、関東大震災、世界大恐慌と続く中で日銀総裁、大蔵大臣、総理大臣として厳しい財政問題に対処し、増大する軍部の要求にも「国力あってこその国防」で応じて・・、2.26で凶弾に倒れました。
竹下派七奉行に「大乱世の梶山」がいましたが、まさに「大乱世の是清」であったのかも知れません。
興味深く読み終えました。
そして今の時代・・、財政状況、社会情勢は、当時と似ているのではないか・・。

(16/06/25撮影)