《「アメリカに住んでいた叔母が修善寺で亡くなり、突如、4200万ドルもの莫大な遺産を相続することになった弦矢。遺骨を抱え、弁護士とロサンゼルス郊外にある叔母の家に向かった。そこで白血病で死んだはずの叔母の娘・レイラが行方不明だと知らされる。27年もの間、叔母はなぜそのことを秘密にしていたのか、レイラはどこにいるのか。弦矢はその謎を追い始める──。》
ロサンゼルスのランチョ・パロス・ヴァーデスをメインにボストン、モントリオール、日本での謎解き話。
謎解きの主人公はウクライナ系の私立探偵で、アニメかテレビドラマかのような活躍をして事件の流れを整理してしまうのだが、それなりに面白かった。
以下、メモ。
「ウクライナ人の血はウォッカで出来てるんだよ」「ウクライナ人を怒らせるな」
ランチョ・パロス・ヴァーデス付近には、「ジャカランダ」が多い?
スカンクを車で轢くと、周りが臭いで大変なことになる。
「花にも草にも木にも心があるのよ、・・心で喋ってくれるの。・・そしたら、たくさんの人たちの心もわかるようになるのよ‥‥」、これがタイトルに繋がった?
「世界中の古い灯台を調べるよ」・・「灯台からの響き」に繋がった?
(22/01/14画像借りました。)