《小鳥店を営む檀野家の穏やかな日常は、ある日突然終わりを告げた。小学生の息子が通り魔に殺されるという凄惨な事件によって——。
「息子さんのために、歌わせてください」。悲しみに暮れる檀野家に、不思議な聖歌隊がやってくる。
訝しむ父をよそに、母と娘は、歌うことによって次第に心を取り戻していくが……。
次第に明かされていく家族3人の秘密。ラスト20ページの戦慄。そして、驚くべきフィナーレ。》
家族の不幸から新興宗教にのめり込むが・・、刃傷事件にも巻き込まれ・・、最後は絆を取り戻す・・。
「そういう事もあるか」とは思うが、物語としての面白味はあまり感じませんでした。