「このこぢんまりとした酒場に入ったのは、偶々(たまたま)のことだ。そこで初対面の男に話しかけられたのも、偶然のなせるわざ。そして、異様な “賭け”を持ちかけられたのも──あまりにも意外な結末が待ち受ける、一夜の密室劇を描いた表題作ほか、極北の国々を旅する日本人青年が遭遇した二つの美しい謎「北欧二題」など、本格の気鋭が腕を揮ったバラエティ豊かな短編ミステリの饗宴。」
この作家の前回読んだ作品「名画小説」が消化不良だったので、もう1冊と思って借りました。
5篇とも読みやすく、「落ち」も分かりやすく、軽く面白い本でした。
余談ながら、末尾の「解題」に「『北欧二題』・・この作品はルビ以外の箇所ではカタカナを一切用いていないが、これは表意文字の持つ美しさを現代日本語の中に復権させることが、私のライフワークの一つであると(勝手に)思っているからである・・」とあって、前回読んだ作品からの疑問が解消された・・、が自分的には、やり過ぎ感があって読みにくい・・。
(21/11/06画像借りました。)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます