今朝は二日間に渡る遠出で疲れていたのか起床は7時25分、慌てて14Mhz帯から上の方に向かい聞き始めたがDXぺディション後の雑魚ばかり次の18Mhz帯でPJ7TM 07:32JST 18MHz SSBと V44KAI 07:32JST 18MHz CW の2局との交信で本日は打ち止め 早々とQRTした。
最近に私の家の直ぐ隣の可也大きな畑に太陽光発電のパネル群が並び今週の10日に本線との接続工事が行われた。設備工事は2ヶ月程前から始まっていたがパネルが完全に並んだのは今月に入ってから2~3日で結線作業が終わったので発電が開始されると直流から交流に変換するインバーター回路が作動するのでアマチュア無線局としては一番恐れる通信に与えるノイズ妨害がどれ程のレベルに成るのか非常に気に成る所で、木曜日の出発前日の調査では余りノイズの妨害をアマチュア無線周波数帯内では感じる事は無かったのだが其の段階では工事作業者がまだ畑内に入っている状態であった為、発電が開始されているか否か?まだよく解らなかった。
今日は朝から作業者や車が現地に居なかったので多分 発電動作が始まっていると考え終日、各アマチュア周波数帯内での調査をしたがノイズ妨害はハッキリと感知出来なかったので一安心した。 何せインバター回路はノイズ源に成る可能性が非常に高く、私が現役の時にも大型酪農家の夏場の家畜用の喚気用に大型扇風機が沢山使用されていて回転制御に大型の数Kwのインバーター電源が作動するとラジオの放送やテレビに受信障害を与え様々なトラブルが発生した。インバーター電源側は私達の担当商品で無いのだがトラブルの発見や苦情は家電メーカー・サイドに受信障害として持ち込まれるので(テレビが綺麗に映らないとか同期が乱れる等の家電商品の故障修理の依頼として持ち込まれる)現地に行って家電商品側が異常が無い事を確認し原因の説明すれば本来なら仕事は一件落着の運びと成るのだが世間は そう簡単には運ばない。ノイズ源側の指摘をすると両者は言い方が悪いが素人なので理屈の説明をしても納得しないし其の説明は専門的な内容に成るので双方にご理解を戴く事は難しく うかうかしていると「ああ言った、こう言った」「説明が一方的だ」等と何時の間にか二次的なトラブルの発生や最終的にトラブルの仲介役を遣る事に成り手間隙が掛かる不効サービス(お金に成らない作業や修理業務)に成り「泣面に蜂」状態に成る事は少なく無かった。
其の後、インバーター・エヤコンの出現により高調波による自宅の家電製品による自宅のテレビや隣接した近所の御宅のテレビやラジオに妨害が入る事例が続出した。これ等は機器のアースの取り方の拙さや元々の商品にラインフィルターが付いて居なかったり付いていても其の設計の甘さや個体差等で修理に行く事は多く成った。しかも其の際には被害者側で行く場合と加害者側として出向く場合と有るし他社の商品との組み合わせも有ったりして 其の場合は自社により都合よく物事を運ぼうとして様々な形の難問題やトラブルが発生し、在る意味「インバーター回路問題」の過渡期で在った様に思う。
其の後、電子レンジや照明器具、IH炊飯器や電磁調理器等の家庭内の家電商品には殆どインバーター回路が使用され動作をして居る。最近、田舎の方でも時節柄(原発事故による電力不足を補う次期発電方式として)太陽光発電のパネルが沢山ならんんで居る風景を所々で見掛ける様になったがノイズの中に埋もれた微弱な信号を聞き分けなければ成らないDxとの交信を主体として運用するアマチュア無線局には天敵的な存在になる可能性が高い。今回は危惧していたレベルで無くホットしたが私としては今後ノイズ問題が発生しない事を祈るばかりである。