今年も残すところ2週間を割った 思い返すと年初めから始まった「ぷちアワード」での対象地の珍しい貴重な移動地を落とすまいと3ヶ月間を無線機にかじり付き情報が有れば無線機卓で食事を取りながら其の結果に一喜一憂した時期は数年前の様に感じるが2013年と言う今年はあっと言う間に過ぎ去ろうとしている。私の中では目的を持って果敢に挑戦していた5月頃までの前半の充実時期、其の後の達成感から目標を失い虚脱感に満ちた中盤、そして少しエンジンが掛かり始めた終盤に分かれるが中盤が充実していなかった分だけアマチュア無線を中心に考えると欠損している為に其の様に感じるのかも知れない。
先日、「ひなたぼっこの会」のホーム・ページの「ぷちアワード」の達成状況を久し振りに覗きに行ってみた。100賞が580人、200賞が530人、300賞が480人程度 470賞は140人位で相変わら釣鐘型の分布状況で後発の挑戦者が少ないのか?はたまたアマチュア局の新規開局者が少ないのか?保々飽和状態の様に感じる。アマチュア無線の人口や後発の挑戦者が増えていれば達成分布状況は富士山型に成る筈なのだが・・
確かにアマチュア無線局が減少している事は事実、私も今年から完全リタイヤ組と成り毎日の様に各バンドを長時間聞いているが国内局の1st局を聞くチャンスは少なく実際の交信局の中で1stQSOの確立は非常に低い。1st局が少なくなると如何しても無線に対する新鮮味が無くなる事から今年の後半から方針転換し主たる運用を海外交信に向けて運用する様に成った。そうは言っても元々の自局の運用パターンは此方だったのだが?唯 海外との交信には11~12年周期の太陽の活動状況が密接に関係しサイクル低迷期にはコンディションが低下し電波が飛ばなくなる事と外国を相手にする事から相互国間の時差の関係から運用時間帯が絶えず変化し時間的な制約が多く問題点も少なからず有った。 しかしリタイヤした現在、現役時代の様な時間的制約が殆ど無くなり(自分がその気に成れば どの様な対応も可能に成った)何時でも対応出来る様になったし完全リタイヤ時期とサイクルの上昇時期が同期しした為 其れ等の問題は保々解消されて現役時代から憧れた時間的な制約の無いDXingを満喫中・・・・此のタイミングは若い頃からの憧れで有った。
現在は国内との交信は殆ど無い(此処3ヶ月間で6局)しかし7MHz帯の国内通信を蔑ろにし聞いて居ない訳では無い。少なくても現在でも日に2~3時間位は昼間の7Mhz帯を聞いているだろう。唯、電波を出さ無く成っただけの事、普通のアクティブな局並みには聞いていると思う。最近の此の運用面の変化理由を彼是考えてみたがハッキリは思い浮かばない。「飽きたかな~?」とも思ったが国内交信に飽きたのなら毎日 数時間にも亘り受信したりしないだろうし・・・しかしトランシーバーのダイヤルが止まる所は移動運用の中心周波数では無く7MHz帯の上の7.100MHz以上が殆ど それ以外は7.195MHzのA3モードの電波を聞いている。此処は聞くだけだが運用各局の開局した時代が近いせいか?交信の進め方や会話の内容が懐かしかったり興味深かったりして最近嵌っている。
海外を中心とした運用形態に成ると如何しても受信中心の展開(運用時間の95%は受信状態)交信時間は極めて短い。その様なパターンが身に付くと其れ等が全く気に成らず平気で居られる様に成った事が一番の原因と思う。最近自分でもSWL局時代に戻った様な気がする。あと数日で2013年は終わろうとしているが来年は2005年前後の平成の大合併に起因した国内中心の運用形態に変えてから10年目、移動運用を本格的に始めて7年に入る其の当時に思い付いた事は保々計画し実行出来た。今年の後半から思い立った運用面での変化はアマチュア無線を長く楽しむ為の極自然な成り行きなのかも知れない来年も此の流れで行こうと思っている。