黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 叶わぬ夢だが来世が有るなら・・・・

2015年06月02日 | その他


 今日は諸用が有り外出した為に午前中は無線を聞く事も無く一日が終わった。昼過ぎに帰宅してハイバンドのコンディションも良くないのでフジテレビ開局50周年の特別番組の「黒部の太陽」の前、後編をインターネットで通して見た。主演は香取慎吾さんだったので若いしトンネル堀りの役どころが旨く演じられるのかな?と思っていた。



 実は私の兄は規模は全然小規模だがトンネル堀りの技術者だったので土木の技術屋気質や全国のトンネル現場を渡り歩く専門工夫の人達を見て来たので専門工夫の気質も知って居たし今回のテレビドラマの大半である掘削現場風景や水力発電用の隋道内部にはリタイヤ後に兄の会社のアルバイトで入る機会も結構有ったので興味津々で見て居ました。ドラマを見る前は香取さんの若さと日頃の雰囲気からキャスティングに無理が有る様に感じていましたが?見始めると彼の熱演に思わず引き込まれ前、後編の合わせて4時間強の時間があっと言う間に過ぎていました。



 私の男兄弟は3人で上の兄は民間の大手建設会社に入り活躍していました。其の為に県内外に手掛けた橋梁やトンネルや道路や滑走路など沢山の物が現存して人々の生活に役立って居ます。中の兄は電力会社の土木技術開発部に就職し規模は関電や東電には適わないまでも日本のゼネコン会社を相手にダムや隋道工事に従事し正に今回の映画のような仕事して来て現在はリタイヤしています。そして一番下の私はひょんな事からアマチュア無線に興味を持ったが為に弱電の世界に入り其れが高じて家電のサービスの世界へ・・・・会社のブランド力では上の兄から四国の一民間企業、次いで四国一の会社、そして日本を代表する家電メーカーと名前だけは負けて居ないが遣って来た事と言えば消耗商品のリペア・サービス業務、40年以上勤めたが上の其々の兄の職種の様にダムや発電所や橋梁やトンネル等、自分が手掛けて来たと言える現存する物は何一つ残って居ない。この点を考えると折角、男として生まれながら仕事上では余り人に誇れる物は何一つ無い。



 今日のテレビドラマを見ながら万一、再び男として生まれる事が出来るなら兄達に負けない後世まで形として残る様な仕事に従事してみたいと強く思った

 

 

コメント
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