黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 相変わらず負の連鎖は続き今度は第一タワーのローターが不調

2022年03月07日 | アマチュア無線

 

    

  (写真は前回のメンテ中に撮った物)

 

 

 当局が使用している第一タワーのアンテナ(24MHz帯5エレ八木、21MHz帯5エレ八木、10,18,24MHz帯の3エレ・トライ・バンダーを三段積みで搭載)が時々アンテナ・コントローラーの指示と違って他に向いているのに気付き此れは非常に不便なので昨年の12月に一回と正月明けに1回と3月に入った段階でも同じトラブルが発生したので其々の段階でタワーに上がってアンテナ・マストパイプを固定する『ローター上部のマスト・クランプの締め付けが甘いのか?』と其の都度、増し締めを行って居たが4日ほど前にも同じ症状が出たので此の時は『此の野郎~と親の仇の如く増締め』を行い『今度こそ、此れでアンテナ指示と実際のアンテナ方位が狂う事は無いだろう。』と高を括って居たのだが、翌日早朝の10MHz帯の運用時に、どうも違和感を感じて??明るく成って外に出てアンテナの方向を確認したらローターの指示方向とはアンテナ方位が90度近くズレて居た。

 

 前日にタワーに上がって対応したのに一晩でアンテナの向きが変わる状況に再び???状態に、アンテナマスト・パイプの締め付けは此れ以上行えばUボルトのネジ部がネジ切れる寸前まで増し締めしたので『此れはローター内部の駆動部に問題が有るのか?』と嫌な予感がした。

 

 そして土曜日の昼間の10m/s以上の強風が吹く中に『此の風だと症状が出易いだろう。』と覚悟を決めてタワーに上り始めたら上下二段に四方にステーを張って居るタワーが其れでも予想以上に揺れて倒れない事は解っているのに余り気色の良い物では無い。

 

 ロータ台の近くに安全ベルトのロープを掛けアンテナ・マストを固定するクランプ部の締め付け状況を確認したが締め付けたナットが緩んだ形跡は無く其の時点でアンテナ・ロータ内部に問題がある事が確実に成った。此のロータは市販の物では無く大型の手製で駆動部は1分間に1回転する大型ギヤード・モーターの駆動力を1対1の傘歯車で動力方向を90度変えて大型のウォーム歯車を回し最終的に大型歯車を回し其の上にアンテナ・マストを固定するマストクランプが取り付けられている。

 

 此の時、可成りの強い風が吹いて居たので暫く其の部分を観察して居たら強風時には其の風の影響で少しずつマストクランプ台自体が少しユックリと勝手に回って居る事が解り『ありゃ~の巻!』本来ならギヤード・モータ内の減速機構やウォームギアと平歯車で外部から回転させる外力にブレーキ操作をして居るのだが其の何れかが壊れて居る状態か?何れにしてもロータを地上に降ろさねば確認や修理が出来ないので此れは面倒な事に成って仕舞った。

 

 タワーに上がる前に過去の状況から最悪の場合は余った八木アンテナのブームポールをマストに固定するブームマストに1mほどの単管をブームを固定する側に取付けた物を地上に用意して居たので其れをロープで持ち上げタワー内のアンテナ・マストポールにUボルトで取付け単管の両端をタワーの支柱に動かない様に番線で二か所を固定しアンテナ側が勝手に回らない様に北東方向に仮固定し此の日の作業を終えた。

 

 然し後日、ローターをタワーから取り外し地上に降ろして修理をせねば成らず、其の手間の事を考えるとブルーな気持ちに成った。然し此の作業の結果、昨日の午後に珍しく18,21,24MHz帯で国内コンディションが開け此れ等の周波数帯で今年初めてのハイバンドでのQSOを楽しむ事が出来た。

 

 

 

 

 

 

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