私が高校生の時に最初のコールサイン(JA5CBB)で開局した当時(1966~1967)では春休みに入る頃には日中の21MHz帯で8エリアの信号が毎日ガンガン聞こえる日々が続いて居た。然し此処数年間は此の様な状態は無くハイバンドで国内コンディションが開けて来るのは例年、大体5月のGW前後であった。
ところが今年は3月20日~3月27日に掛けてハイバンド(特に21MHz帯)の国内コンディションの良い日が1週間程続き、サイクル25に入ったらしい事で私が開局した56年前を思い出す様な状況に『此れは如何した事か!』と驚くと同時に今シーズンのハイバンドの国内コンディションに期待した。処が4月に入ると此のコンディションは蔭を潜め5月のGWに入っても10MHz帯はそこそこ国内局が聞こえて居たがハイバンドでの国内コンディションは殆ど開かず21~24MHz帯の国内コンディションが確り開けたのは私の業務日誌では5月の17日で例年と比べると可也遅かった。
其の後の平日は昼間に国内局が聞こえても此の周波数帯の主の様な局か多素子のビーム・アンテナ組みが聞こえる程度で、トランシーバーのスコープ画面で21MHz帯で運用局が犇めき合う様な国内コンディションのオープンを私が確認したのは3回程度で例年と比較しても少なかった。先々週の三連休や先週の週末辺りでも21~24MHz帯の国内コンディションは大きく開ける事は無く全体的に低調に終わった。
以前にも此のブログで『GW前後から開け始めるハイバンドの国内コンディションは何時頃まで続くか?』に付いて当局の業務日誌の過去のデータから割り出した状態は長くても8月のお盆までで大半の年度は8月の第1週が終わる頃には終わって仕舞う。今は既に7月の下旬に入って居るので過去のデータから此れを予測すると成ると長くても残り2週間程度で終わりそうで今シーズンのハイバンドの国内コンディションは当初、私が期待した物とは可也違った状態と成った。