私が可也前に移動運用時の予備機として居たTS-450Vを弄くって居たら音量が低かったので『はは~ん さては例のコンデンサーの容量抜けか?』と部品交換する為に無線機を分解し部品交換までは良かったのだが序にゼネカバ対応にする為に前面パネル部(操作部)と本体側を接続して居るフラット・ケーブルを取り外し操作基板内のダイオードを『半田ゴテ』を使い取り外し元の状態に組み上げてフラット・ケーブルをソケットに刺し込もうとしたら此の機械は可也の年代物なのでフラット・ケーブルの差し込む先の接点部を補強する青色のフィルムがポロリと外れて仕舞い、1.25mmピッチの20ピンの接点部が剥き出し状態に成って『此れは困った事に成った!』と思ったが後の祭り!(何せ此の状態だと余程上手く刺し込まないと接点の間隔がズレて接触不良や最悪の場合は接点同士のタッチと成る。)
此の嫌な予想は的中し、20ピンも有る接点が薄くて細いアルミ箔接点を相手側の固いソケット内に上手く刺し込むのは至難の技で此れは中々上手くは行かない。何回か遣り直しをする内に接点間隔ずれて他の端子と接触したり差し込む途中で横に折れて一部が上手くソケット内に収まらず当然に其の状態毎に違う症状が出てトランシーバーは正常に動作しない状態、『兎に角 困った事に成った!』
仕方が無いので此処は苦肉の策としてフラットケーブルの剥き出しと成った接点部分をハサミでカットし保護カバー材(ビニール?)をカッターナイフで削り取る事に成ったが此れは此れでけっこう難度の高い作業・・・・・・手間暇は掛かったが何とか仕上げてソケットに差し込んだら削った反対側は接点側を保持する部材が残って居たのでフラットケーブルは すんなりとソケットの部に挿入出来たので喜び勇んでセットを元通りに組み上げて動作テストをしたらSメーターとしての横バーが全く表示しないが其れ以外は全ての操作に対して正常な動作が出来て居る。
此処までに可也の時間と労力を費やしたので再度同じ作業をする気力も無く私は『Sメーターは読めないが送信や受信も出来るので取敢えずは使用上の問題は無いので此の状態で行くか?』と諦めた。然しSメーターが読めない事は幾ら受信中に強力な信号であっても『此の無線機は現在 果たして正常に働いて居るのだろうか?』の不安感は募る一方・・・・・・此れを自動車運転で例えるならスピード・メーター無しの車を運転して居る様なの物、此れほど不安な事は無い。
其処で此の無線機を正常な状態にする為には此れと同規格なフラット・ケーブルを何らかの方法で入手するしか方法は無く、インターネットを通じてオークションやパーツ屋さんで2カ月近く探し回ったが見付からなかった。(中国本土の業者では有ったがフラットケーブル1個で1700円、納期の方も定まらず、何より私は中国人が信用出来ないので注文出来なかった。)
其の後も事ある毎にインタネットを通じて此のパーツを探し求めて居たら先日、偶然にも見付け5個で送料込みで1500円、然も国内の業者で在庫も納期も確定して居たので直ぐに注文を入れたら本日、其の部品が入荷したので夕食後の残業として交換作業をしたら流石に新品の部品だけに何の問題も無くキッチリとソケットに挿入出来てSメーターの方も元気に表示され始めた。
此の作業が終わったのが11時頃、長期間の問題解決に非常に気持ち良く布団に入ったが何故か此の事で興奮して居るのか?中々寝付かれず2時半前に仕方なく起き出して久し振りに此の様な早朝ワッチを始めた。然し14MHz帯以上はDXに対するパスが殆ど開けて居らずサッパリポン状態だったが10MHz帯は局数は少なかったが中近東・インド洋、アフリカ方面が入感して居た。
今日の早朝ワッチ(FT8,02:30J~ )
10MHz(02:30J~ )
3B9FR,ZS6ZA,9V1DE,4X1TI,ZS1DR,
C37AC,CT8ABJ,T32TT,CU3EQ,G4XWH,
7MHz(02:50J~ )
9W8MAD,A61BG,FK8HM,9A5X,8A500KB,
9W2SWI,
10MHz(02:58J~ )
V61HH,EA3UE,WP4U,4X5IG,TC100AGE,
HS0ZMB,OG3X,EA2FBG,