黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 パソコン・モニター表示不良故障

2023年12月14日 | その他

 

     

 

 

  Princeton製のパソコン液晶モニターで最初の写真の様な細い赤の縦線が表示されるトラブルが時々発生して居たが最近は可也の頻度で其の症状が発生するので今の状態なら症状が比較的に安定して居るので修理が可能だろうとモニターを引っ張りだして点検する事にした。

 

 問題のモニターを修理する為にパネル面と裏蓋部分を分離しようとしたが家庭用の液晶テレビだと裏蓋部分の周囲のビスを何本か緩めると簡単に前面パネル部分と裏蓋が分離出来て内部の電気回路を点検する事が出来るのだが此のモニターはコスト削減の為か?其れ等のビスが使用されて居らず各種電気機器のリモコンに使用されている構造と同じ様に楔型のプラスチック部品が相手側の溝に入る事に寄り双方を接合する方式・・・・・・・

 

 此れは接合して居る僅かな隙間に-ドライバーを差し込み双方が開く方向に慎重にコネながら分解する方式で此の遣り方を一つ間違えば楔側か其れが引っ掛かる相手側の整形箇所が壊れ、今度組み上げる時に元の様にキッチリと接合する事が出来なく成る可能性が高く、専用工具を持たない者が代用のマイナス・ドライバーを使用して抉じ開けた場合には其の段階で可也の傷が付く代物!

 

 自分の物なので覚悟を決めて慎重に作業を進め2番目の写真の様に裏蓋とパネル面を分離するのに30分以上を要した。此の状態に成ると回路点検が出来るので『後は昔取った杵柄』基板内を見渡したら問題のトラブルの原因箇所は直ぐに判明、モニターのDVI出力端子の基板側の端子の機械半田付け箇所にクラックが入って居り其れを半田付け手直しをする事で簡単に修復する事が出来た。(問題の箇所は3番目の写真の左上側に有るDVI端子(24ピン)の写真上段 1列目の左側から3番目のピン足半田付け部分が丸くクラックが入って居る)

 

 此の原因としては夏と冬場とではパーツ関係(特に端子関係)の熱膨張率が可也違うのでパーツの足(端子類)が確りした構造の場合、部品其の物やパーツが取付けられている基板類の熱膨張率が其々に違うので特に端子足が太くて確りして居る場合は通電中の膨張収縮のストレスが薄い半田層に掛かり端子足の周りにクラック(使用年数や使用条件の違い)が入り其れが原因で『電気的に くっいたり離れたり』して悪さをする事例は結構多い。

 

 今回のトラブル原因も私が事前に予想して居た通りで修理作業に手間暇は掛からなかったが前記のパネル面と裏蓋の分離作業には可也手こずり往生した。

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