黄昏叔父さんの独り言

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 知床五湖の観光

2019年08月08日 15時17分07秒 | 旅行

        


 知床クルージングは強風の為に波が強く途中で引き返した事に寄り1時間程の時間の余裕が出来た為に知床峠に上がる事にした。ウトロでは青空が広がって居たが峠を上がり始め七分目まで上がるとフロント・ガラスに水滴が着き始め峠の最高点(741mH)近くに成ると進行方向右手に駐車帯に入るフェンスの切れ目が在る筈なのだが其れが徐行しないと判別出来ない程の霧が発生し、駐車帯に入ると道路の反対側の側帯が辛うじて見える程度の視界しか無かった。此れでは記念写真を撮る事も出来ずに一度は外に出て知床峠の空気は吸った物の直ぐに車に乗車して来た道を引き返す事に成った。


 此の日の宿泊先は「知床ノーブル・ホテル」でドルフィンⅢの集合場所からは120m程しか離れて居らず非常に便利な場所に在った。翌日は朝早くに宿を出て知床五湖の観光に出掛けた。昨日の知床峠に向かう道で知床自然センターの所を左折して知床五湖に向かう道は朝早いと野生の鹿と可也の確率で出会う事が出来るので楽しみにして居たが今回は残念ながら出会う事は無かった。


 知床五湖の駐車場はガラ空き状態で早速、木道を知床五湖の一湖まで歩いたが観光客は少なく快適な散策と成ったが風が物凄く強くサンバイザーをして居た二人は絶えず縁を手で押さえて居ないと吹き飛ばされてしまう状態で下段、二枚目の写真の若いお兄さんは高そうな帽子をあっと言う間の強風で木道下の熊笹の中へ持って行かれて仕舞った。此の下は熊の生息地域なので取りに降りる事も出来ずに彼は非常に残念そうにしていた。


 此の日は風は強かったが天気は良く、青空が広がって居たのでオホーツクの海の色も今まで見た中では一番素晴らしく見晴らしが良くて遥か遠方の野取半島の先端まで見渡す事が出来た。何せ此の日は物凄い風が吹いて居たので「此の風だと今日のドルフィンⅢによる知床クルージングは多分欠航の可能性が高く、昨日に乗船して於いて良かった。」と三人で話した。



        
  

 写真の木道が出来上がってからは本当に安全且つ楽に知床五湖(一部だが)の観光が出来る様に成った。私が始めて此処に訪れた2009年には此の設備は無く、熊の生息地なのであくまでも自己責任で知床五湖の遊歩道を巡るスリリングな散策をして居たが(其の頃でも此の時期の三湖~五湖は散策禁止の措置が採られる事が多かった。)2014年に訪れた時には現在ほど木道は長く伸びては居なかったが少し出来上がっていて昨年訪れた時には木道は現在の一湖まで延長されていた。半面、昔の様な遊歩道を巡る個人での散策は許されず上段2番目の写真のツアーガイド受付コーナーで申し込み、ガイドを付けなければ駄目な様で其の料金は大人一人当たり5000円と可也高額と成って居る。今回は多分、私としては最後の北海道旅行に成るので遊歩道を歩こうか?とも思ったが女性同伴で長い距離を歩くと成ると一寸大変なので諦めた。


 

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