直島町での運用は10:15分頃に終了、一休みしていると自転車に乗った若者が現れ「此れは何をしているのですか?」質問され「アマチュア無線です。」と答えると解らない様子、詳しく説明すると驚いていた。最初は学生と思って話しをして居たが良く聞くと社会人で夏の休暇に入って東京から故郷の鹿児島まで自転車で帰省中、今回テレビでよく放映される近代アートと直島のコラボに興味が有り、島を周遊後、松山の道後温泉に行き其の後、鹿児島に向かう予定との事であった。
流石、薩摩隼人だ気骨が有ったし中々の男前で有った。お互いに旅行が好きな事も有って話しが弾み私が退職後に前々から遣りたかった日本一周に挑戦している事を話すと興味を持ったのか?会話が盛り上がった。そんな中に地元の同年輩の男性が参入して暫く話しが続いた。其の後、若者は地元の方の案内で十二支の有名な石を見学に行く事に成り御互いに「良い旅を」と交わし別れた。
この日は9時頃より青空が広がり 太陽が顔を出すとドンドン温度が上がり撤収作業は大変だったが30分程で完了、私の運用した場所は幹線から50mくらい入った場所に有ったが道に出た所に大きなゴミ箱のアート作品が有り(写真上段3枚目)自転車や原付きバイクの貸し出しを利用した若者達(7割は女性)がとまりデジカメで記念撮影をしていた。其の外、地中美術館、(写真不可)ベネッセミュージアム、ベネッセ・ビーチハウス、(中断写真4枚目)直島ふるさと海の家「つつじ荘」(中段最初の写真)は若人で大変な賑わいで有った。私も折角の直島なので運用だけでは勿体無いので車で周遊する事にした。とにかく町筋で若い人が自転車、徒歩、周遊バス、原付きバイクを利用した観光客が多いのには驚いた。しかし是だけ若い層を集客する直島の底力を私も感じた。