太陽と花と波と緑そして命

I love mother nature,and life

福島での研修第一日目

2013-08-17 07:41:14 | 旅行

福島の街、コラッセふくしま12階展望室より

 

コラッセふくしまで、「福島の震災と教育」「被災地南相馬の現状の一端を知る」

というテーマで研修会が行われました。

シンポジウムの後、三つの分科会に分かれます。

私は「自主夜間中学について」の分科会に出ました。

 

福島に公立夜間中学をつくる会 公式ブログ

 http://blog.goo.ne.jp/fukufukumarumaru

 

「福島に公立夜間中学をつくる会」の代表、大谷さんの

お話を聞きました。

 

大谷さんに、「なぜこの会を立ち上げたのですか?きっかけを

教えてください。」という質問を投げかけたところ、こんな答えが

返ってきました。

 

小学生の時、先生に「日本は識字率がほぼ100%で、文字を

読めない書けない人はいない。」と教わった。

ほぼ100%、99.7%だったと思うが、じゃあ、残りの0.3%の

人はどうなるの?という疑問がわいた。

弟が不登校になった。教育を受ける義務というのは、親や国にある、

子どもたちに対し受けさせる義務があるのだということ。

子どもに義務があるわけではない。子どもは教育を受ける

権利があるのだ、ということを社会の先生に教わり、弟に話したら

弟は叫びだした。そんなこと、先生は教えてくれなかった!!

 

そんな体験談と、大谷さんの考え「公立の夜間中学は日本全国に

あまねく必要である」を話してくださった。

 

私が非常に感動したのは、大谷さんの識字率99.7%の、

残り0.3%に目をつけ疑問を持たれたこと。

世の中のものごとは、全て大多数の意見、大多数の方、

大多数の数の力で決まってゆく。

これからの世界は、マイノリティーの意見や立場を大切に

することで切り開かれていくのではないか。

大谷さんのような見方が重要だと感じました。

 

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