この夏はボスニアヘルツェゴビナへ行ってきました。
なぜ、ボスニアヘルツェゴビナか?というと、たぶんこの機会に行かないと一生行かないだろうなと思って。
旅のはじめには、そう思っていた私ですが、あまり日本人になじみのないこの国に行ってみて、
ここを訪れないなんて、もったいない!!もっとみんな来た方がいい!!と今は思っています。
あまり遠くない昔に紛争で大変な地域だった、というくらいの知識しかありません。
そのせいで国のイメージとしては暗かったです。決して進んで行こうという気持ちにはならなかったのです。
ツアーでは、サッカーについても色々とイベントがあり、サッカーあまり知らないし、、、。
だからぎりぎりまで迷いました。
そして、10年くらい前に見た「あなたになら言える秘密のこと」という映画。
ムービーメーカー HP http://movie.walkerplus.com/mv36050/
この映画の中で主人公の女性が告白するシーンで語られた内容が、自分の脳に鮮烈に刻み込まれているのです。それは、この紛争中の出来事で、これがつい最近現実に起こったことと考えると信じがたいことで、非常にショックを受け、いまだに忘れられません。
一体なぜ人から生まれた同じ人が人にこのようなことができるのだろうか?というのが、ずっと自分の中での問いです。
人間の歴史は戦争・争いの繰り返しで、これが人間の本質なんだろうか?と考えてみたり、もし自分が兵士だったら人を殺すことができるのだろうか?と思ってみたり、、、。戦後70年ということもあって、そういうことをとめどなく考えます。
行く前に少しは知識を仕入れて行こうと思ったのですが、なかなか難しい内容の本を読むのは苦手で結局読み終われませんでした。
行って、実際に自分が感じたことをしばらくこのブログに書いていきたいと思います。
画像は、飛行機乗り換えのイスタンブール上空から撮った写真です。