共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

また逢う日もあるだろうに…

2014年12月16日 21時34分00秒 | 日記
衆院選も終わって余程めぼしいニュースが無かったのでしょうが、今日のテレビを見ていたら「明日からマクドナルドのフライドポテトがSサイズのみの販売になります」というニュースが流れました。

先日、大手牛丼チェーンの吉野家が、主力商品である牛丼と牛カルビ丼の値上げを発表する引き金となったアメリカの干ばつと世界的需要バランスの急変が影響したのか…と思いきや、ジャガ芋を輸出するシアトルのダコマ港での港湾事業労働者と船会社との間の労使交渉が決裂しているため、船が出せないのが原因だというのですΣ(゜Д゜)。

まあ、何ともアメリカらしいニュースとも言えるのでしょうが、日本マクドナルドとしては何とか1000トンのジャガ芋を船出させ、尚且つ1600トンのジャガ芋を空輸して当座を凌ごうとしたらしいのです。しかしながら、日本全国のマクドナルドに安定して供給できる月10000トンという量には遠く及ばず、やむを得ない措置として明日からSサイズのみの販売になるのだとか。何だか日本マクドナルドはCEOが原田泳幸氏からアメリカ人女性に代わってから、ナゲットを製造していた中国の工場内のとんでもない不衛生ぶりが露見したり芋が調達出来なかったりと、天中殺かと思うくらいに散々な憂き目にあっているように見えて仕方がないのは私
だけでしょうか。

そのニュースを受けてのことなのでしょうが、秦野駅に隣接しているマクドナルドには御覧のように、学生は言うに及ばず、手前にいる、恐らくオイルショックでトイレットペーパーを買い溜めに走った経験すらありそうないいお年の方に至るまで、多くの人が詰めかけていました。こういう光景を目の当たりにすると、そんなに皆さんあの珍妙なまでに細長くて塩辛いポテトが食べたいのかしら…と首を傾げてしまいます。

思うのですが、別に明日からマクドナルドのフライドポテトが永久にSサイズのみの提供になるわけではなく、シアトルの労使交渉が決着して通常航行が再開されれば、それに伴って供給量も確保されるでしょうから、いずれ元に戻るわけです。それに、写真の向こうに長蛇の列を作っておいでの老若男女には申し訳ないのですが、もし明日からのSサイズのポテトに満足出来ないのであれば、もう1~2個くらいSポテトを買って食べればいいだけの話なのではないかと思えて仕方ないのですが…。

勿論、世の中の動きには敏感であってほしいものだとは思いますが、情報に必要以上に踊らされ過ぎないようにも気をつけたいものです。
コメント
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