今日はうちの子たちのメンテナンスのために、横浜市都筑区にあるヴァイオリン工房まで来ました。ここは予約制で一ヶ月くらい待つのですが、それでも都内に出るよりも近いし仕事も丁寧なので、よくお願いしています。
今日はヴァイオリンとヴィオラの弓の毛の張り替えが主な作業でした。今回はそれ以外に駒(弦の振動を楽器本体に伝える薄板)と魂柱(楽器の中に立ててある柱)の調整もお願いしました。
特に魂柱は微調整を可能にするために表板と裏板との間に挟まれて立っているだけで、糊付けされたりして固定しているわけではありませんので、演奏の振動でほんの少しですが位置がズレることがあります。それでも音は鳴るのですが、そのズレを直してもらうと、
『同じ楽器か?!』
と思うくらい鳴りが変わるのです。このあたりの勘所がプロの仕事です。
弓の馬毛についても、ずっと弦との摩擦に晒していると毛の表面がどんどん摩耗していって、発音はおろか松脂の乗りまで全然違ってしまいます。なので、ある程度演奏したら新しい毛に交換する必要があるのです。
ただ、魂柱の調整にしても弓毛の張り替えにしても素人がホイホイ出来るものではないため、どうしても専門職に依頼することになるため、どうしてもその度にお金がかかるわけです。そんなわけで、今回も諭吉さんや一葉さんや英世さん何人かとサヨナラすることとなりました…。
どうも私って、いつまで経っても諭吉さん達と仲良くなれない日々が続くのですが、何とかならないものでしょうか?これで来年消費税率が上がることを考えると、こうしたものは『贅沢品』のレッテルを一方的に貼られて軽減税率の対象になんか絶対にならないことが分かっていますから、今から絶望感しか湧いてこないのですが…(TT)。
今日はヴァイオリンとヴィオラの弓の毛の張り替えが主な作業でした。今回はそれ以外に駒(弦の振動を楽器本体に伝える薄板)と魂柱(楽器の中に立ててある柱)の調整もお願いしました。
特に魂柱は微調整を可能にするために表板と裏板との間に挟まれて立っているだけで、糊付けされたりして固定しているわけではありませんので、演奏の振動でほんの少しですが位置がズレることがあります。それでも音は鳴るのですが、そのズレを直してもらうと、
『同じ楽器か?!』
と思うくらい鳴りが変わるのです。このあたりの勘所がプロの仕事です。
弓の馬毛についても、ずっと弦との摩擦に晒していると毛の表面がどんどん摩耗していって、発音はおろか松脂の乗りまで全然違ってしまいます。なので、ある程度演奏したら新しい毛に交換する必要があるのです。
ただ、魂柱の調整にしても弓毛の張り替えにしても素人がホイホイ出来るものではないため、どうしても専門職に依頼することになるため、どうしてもその度にお金がかかるわけです。そんなわけで、今回も諭吉さんや一葉さんや英世さん何人かとサヨナラすることとなりました…。
どうも私って、いつまで経っても諭吉さん達と仲良くなれない日々が続くのですが、何とかならないものでしょうか?これで来年消費税率が上がることを考えると、こうしたものは『贅沢品』のレッテルを一方的に貼られて軽減税率の対象になんか絶対にならないことが分かっていますから、今から絶望感しか湧いてこないのですが…(TT)。