共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

理想は高いが…

2019年07月14日 23時48分02秒 | 音楽


今日も生憎の梅雨空となりました。

そんな中、今日は墨田区交響楽団の練習に参加するために、両国まで出かけました。先週と比べるとだいぶ参加人数は増えましたが、それでも所々に欠けがみられました。

今回も前回に引き続き、ヴァイオリンパートは第1パートと第2パートが指揮者を挟んで向かい合う『対向配置』という並び方をします。ただ、この並び方が有効なのは第1と第2とが同じくらいの演奏能力をもっている場合です。

それに照らすと、今回は何だか頼りなさが見てとれるような感じです。

昨今の主流の並び方は第1の内側の隣に第2がいるというもので、これだと第2の奏者が多少技術的に不安があっても、第1の陰に隠れることが出来るので何とかなってしまうのです。しかし、対向配置だとお客さんの最前線に並ぶことになりますし、隣にいたはずの第1が遥か彼方になってしまうので、この場合は第2にもかなりの自主性が求められるのです。そういった意味で、今日来たメンバーはかなり苦労している様子でした。

先週は無かったのですが、今日は



ティンパニ奏者が参加していました。やはりオケにティンパニが入ると、アンサンブルが締まります。

さて、後は直前土曜日の練習とステージリハーサルのみとなりました。どれもこれも誤魔化しのきかない名曲揃いですから、何とか頑張ります。

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