今日も湿度の高い一日となりました。本当は今日、近くで開催されたコンサートに行ってみようかと思っていたのですが、気圧が低いからか何だか出かけるような気分にもならず、ひたすら自宅でグダグダとダメ人間しておりました。
そしたら、時ならぬ宅急便からのお知らせが。何かと思ったら親戚から、祖父が着ていた羽織が送られて来たのでした。
これは多分、祖父がお正月の時なんぞに着用していたものかと思われます。表には
我が家の『丸に横木瓜』の家紋が、両袖・両胸・後首元の五箇所に染め抜かれています。
そして面白いのが裏地です。この羽織の裏地は
松の生えた浜に七福神が戯れ遊ぶ様子が描かれています。何ともおめでたい柄なので、恐らくお正月等の目出度い席で着用したのでしょう。
今までにも我が家には
普段使いしていたと思われる黒地の紬の羽織があるのですが、今日届いたものは流石に用途を選ぶと思います。
普段、着物を着ることもありませんが、こうして羽織があることでもありますので、着流し程度でもいいから着物の一着くらい持っていてもいいかしら…などと考えたりしております。