共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

サイレンの意味とは…

2022年02月28日 18時18分18秒 | 日記
今日も日中は春のような暖かさとなりました。上着を着ないで外を歩いてみても、十分過ごせるくらいでした。

その時、けたたましい救急車のサイレンがどこからか聞こえてきました。見ると駅前の信号に救急車が進入してくるところで、

「救急車が通ります。進路を譲ってください。」

というアナウンスがありました。

ところが救急車が進んでいる目の前を、一般車両が2台もガン無視して横切っていったのです。歩道に立っていた人たちの殆どが驚いて見ている前を何事も無かったのように悠々と走り去っていく車の運転席を見ると、1台は白髪のBBAでもう1台はハゲ頭のJJYでした。

はじめ車が横切った時、頭真っ金金のDQNでも運転しているのかと思っていました。しかし実際には、明日にでも己が救急車の世話になりそうな年寄りが進路妨害をしてのけたのだから呆れて物が言えません。

私は普段から、年長者に過度な期待をしていない人間です。しかし、親子連れもいる駅前の往来で、老長けた輩が二人も救急車の進路妨害をやらかすとは世も末です。

その後、救急車は



どうにかこうにか現場に無事到着し、ストレッチャーをガラガラと引っぱって建物に入っていきました。あんな悪質な進路妨害をされたことで、搬送される患者さんの容態に影響がないことを願うのみです。

昔からそうですが、とかく年長者は年下世代に対して

「最近の若いモンはなっとらん。」

などと文句を垂れがちです。しかし、年寄りの中にも『なっとらん奴』は一定数いることも、残念ながらまた事実です。

せめて緊急車両のサイレンの意味をきちんと理解した上で、信号だろうが何処だろうがきちんと進路を譲れる運転手のみになる世の中になることを願うばかりです。

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