昨夜22時41分、関東地方を中心とした地区にかなり強い地震が発生しました。
震源地は千葉県北西部沖深さ75km、地震の規模を表すマグニチュードは5.9と推定され、埼玉県川口市(かわぐちし)・宮代町(みやしろまち)、東京都23区で最大震度5強を観測した他、東北地方から近畿地方にかけて震度5弱~1を観測しました。今朝からもずっとニュースになっていましたから、地震が発生した瞬間の視聴者投稿動画等を御覧になった方も多いかと思います。
厚木市を含めた神奈川県西部でも震度4を観測しました。私は自宅にいたのですが、スマホやテレビから緊急地震速報のけたたましいアラートが鳴り響く中、鴨居からワイヤーで吊ってある額縁がかなり激しく左右に揺れていました。そばにあったテーブルが倒れるのではないかと思いましたが、どうにか持ちこたえていました。
そして、はからずもこの地震で
キッチンの食器棚に設置しておいた転倒防止対策の突っ張り棒の効能が実証されました。地震発生時には食器棚の扉がガタガタと揺れていましたが、結果この突っ張り棒のおかげで倒れてしまうことはなく、中の食器類も全て無事でした。
いつ来るかも分からないと思いつつも、とりあえず地震の対策をしておいて本当によかったと思います。正に『備えあれば憂いなし』を実証する出来事でした。
関東地方が震度5強レベルの地震に見舞われたのは、奇しくも10年前の東日本大震災以来だとのことでした。関東各地で家屋の火災や水道管の破裂、列車の脱線事故といった地震に対する脆さが露呈していましたが、懸念されている南海トラフ地震はこんなものでは済まないでしょうから、本腰を入れた地震対策を各方面でしていただきたいと願わずにはいられません。