今日、知り合いと一緒にランチをしていたのですが、そこで
『来月からマスクをどうするか』
についての議論になりました。
ニュースでご存知の方も多いかと思いますが、3月13日から
マスクの着用が義務ではなく、個人の判断に委ねられることになりました。厚生労働省のホームページにも記載されているように、特に屋外では基本的にマスクを着用しなくてもいいことになります。
勿論、感染リスクの高い高齢者や子どもたちに関してはいろいろとあるようで、全面解禁とはいきません。学校でも、体育の授業時や休み時間といった屋外行動ではマスクは必要ありませんが、屋内で会話がある状況下ではこれからもマスクの着用が推奨されています。
ただ最新の世論調査によると、3月13日以降もマスクを着用すると答えた人は調査した人数全体の6割にまで上っています。小学校で子どもたちに聞いてみても、マスクを外したいという子と外したくないという子が半々くらいに分かれています。
外したいといっているのは殆どが男子で、体育の授業の時に邪魔くさいという意見が圧倒的です。それに対して外したくないといっているのは殆どが女子で、今更素顔を晒したくないという意見が多数を占めています。
思うところは様々でしょうが、何より大切なのは『他人のマスク着用の判断について兎や角言わない』ということです。厚生労働省のホームページにも
『令和5年3月13日以降、個人の主体的な選択を尊重し、マスクの着用は個人の判断に委ねることになります。 本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。』
と明記されていますが、特にコロナ蔓延当初にあちこちで見られたいわゆる『マスク警察』なんぞ、来月からは言語道断です。
ともすると日本人は、自分がしていることや世の中の大多数がしていることが『正義』であるという錦の御旗を振りかざし、少数派に『朱に交わって赤くなる』ことを強要する傾向があります。ですが、少なくともマスク着用に関しては来月からは通用しなくなるわけです。
因みに私は、子どもたちと関わっている以上媒介者になってはいけないので、マスクは着用すると思います。そして、もし着用されない先生がおられても私は何も申し上げません。