昨日の海老名でのコンサートは、何とか台風15号に祟られずに終了しました。恐らく、出かける前に神棚の天照大御神の御前の供物を新しくして、どうかと祝詞を奏上したのが功を奏したのかも知れない…と、密かに思っております。
打ち上げを切り上げて帰宅して我が家で一息ついていたところに凄まじい豪雨が降り出し、そこからはひたすらお天気が悪くなっていきました。特に神奈川県に最接近したと思われる午前2時過ぎ頃には、雨戸に打ち付ける雨音で目が覚めてしまったほどでした。
明け方には千葉方面に向かって行った台風15号ですが、あちこちに爪痕を残していきました。
あつぎ大通りの街路樹は葉が半分くらいになってしまい、散り落ちた葉が側溝の排水口を塞いでいました。また、
強風であおられたバス停は、無残にも倒されてしまっていました。
小田原でもその様子は同じで、あちらこちらで後片付けに追われる光景が見られました。中でも、出勤途上で立ち寄った大稲荷神社の境内には、あちこちに青いままの落ち葉が積まれていました。
上の写真もその一部で、よく見ると丸いものがいくつも転がっているのですが、これは全部完熟する前の銀杏です。どうやら御神木のイチョウの木が雌の木のようで、大量の葉と一緒に落ちてしまっていました。
嵐は一瞬で過ぎ去りますが、後片付けにはどのくらいの時間がかかることか。その大変さは、いずこも変わらないようです。