食べ歩キング！

関帝廟通りに出ると、そこここからいい匂いが漂ってきます。そんな中で『！』と思い出したお店に向かいました。

それがこの《豚まんの江戸清》です。明治時代創業の豚まんの老舗で、数多くのガイドブックに掲載されたり、タレントの街歩きで紹介されたりしています。この時も店頭で、ＴＢＳの《ぴったんこカンカン》の番組の中で向井理と安住アナウンサーが立ち寄った時の映像が流されていました。

ここの名物は大人の顔ほどの大きさの豚まんです。が、今日は違うものをオーダーしてみることにしました。

久しぶり

今日は横浜で人と会う約束をしていたのですが、思いの外早く用事が済んだので、そのまま中華街まで足を伸ばしてみました。

ここに来るのは、ものすごく久しぶりです。一時期仕事で近くに来ていたことはあるのですが、そこへ行かなくなってからは、すっかり足が遠のいてしまっていました。午後から陽射しも出てきて、だいぶ気温も上がってきました。

それにしても、当然と言えば当然ですが、ものすごい数の人々で往来は埋め尽くされています。特にどこへ行くとは決めていませんが、ゆっくりと回ってみることにしました。

”港の見える”音楽会

今までにも何度かアンサンブル山手バロッコのコンサートのチラシ等はみたことがあったのですが、今回のコンサートは殊の外名曲揃いでした。


◎Ｇ．Ｐ．テレマン

フルート、オーボエ・ダモーレ、ヴィオラ・ダモーレのための三重協奏曲　ホ長調

◎Ｇ．Ｆ．ヘンデル

２つのリコーダーと通奏低音のためのソナタ　ヘ長調

◎Ｊ．Ｓ．バッハ

チェンバロ協奏曲第１番　ニ短調

◎Ａ．ヴィヴァルディ

《調和の霊感》作品３より第１１番　ニ短調

◎Ｊ．Ｓ．バッハ

フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための三重協奏曲　イ短調

～アンコール～

◎Ｇ．Ｐ．テレマン

２つのオーボエと２つのリコーダーのための協奏曲　ト長調　終楽章


テレマンの作品は一般にはあまり馴染みのない曲かも知れませんが、ヴィヴァルディやバッハに至っては、バロック音楽好きにとってみれば名曲の見本市のような内容です。

外を走る車の音や船の汽笛が漏れ聞こえることと、朝岡氏の若干スベり気味なトークを気にしなければ、とても充実した内容の楽しいコンサートでした。１１月には同じ会場でパーセルの歌劇《ディドーーとエネアス》の演奏会形式による抜粋コンサートも企画されているそうなので、今からちょっと気にしてみようかと思います。

今日は中へ

今日は、先日も訪れた横浜開港記念館に来ました。と言っても今日は観光ではなく、コンサートを聴きに来たのです。

今日１４：００から、ここの講堂で《アンサンブル山手バロッコ》という古楽団体のコンサートが開催されます。元テレビ朝日アナウンサーの朝岡聡氏をはじめとした小編成のアンサンブルです。朝岡氏もお話だけでなくリコーダーを演奏されます。

今回は特に興味深い作品が演奏されるので、今から楽しみです。