共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

イチゴ満載アイスクリーム

2018年03月16日 23時10分21秒 | カフェ
今日は朝から生暖かい日となりました。今日はこのまま暖かな感じでいくのか…と思いきや、午後になってから徐々に風が強く、そして冷たくなってきたのです。

それでも上着が必要かどうか判断に迷うような気温の中、出勤前に《Cafeあつめ木》へと向かいました。今日はランチは済ませてしまったので、ティータイムを堪能することにしていました。

メニューを開いて、さて何にしようか…と思ったのですが、表の生暖かさに当てられてしまった感があったので、今日はアイスクリームをお願いすることにしました。

こちらではアイスクリームも月替わりメニューの一つとなっています。三月のアイスクリームは、生ケーキと同じく『イチゴ』です。

今や、カーリング女子のいわゆる『もぐもぐタイム』のお供として有名に鳴りすぎた感のあるイチゴですが、こちらでは今が旬のイチゴを「これでもか!」というくらいに含有した濃厚なイチゴアイスクリームです。そんじょそこらの○ーティ○ンアイ○クリー○の○リー○リー○トロ○リーなんかとは、イチゴの濃さも牛乳の濃さも違います(*´艸`*)。

濃厚で食べ応え十分のアイスクリームを堪能して、すっかり幸せな気分になれた…のですが、時間が経つとやはりコーヒーが飲みたくなって、



結局生ケーキと一緒にお願いしてしまいました。

その時に伺ったのですが、実はこの春からお店のオリジナルブレンドコーヒーの配合を変えたのだそうで、何と私がその新ブレンド提供第一号だとのことでした。何とも光栄なこと…と、その栄誉にあずかりましたが、今までよりもよりコクが深くなった感じの風味になっていました。私は基本ブラックで頂くのですが、それで頂いても丁度いい濃さでした。これから、また愉しみです。

外では沈丁花や木瓜に続いて、つい昨日まで新芽の毛皮を被っていたコブシの花が



何と一夜にして満開になっていました。これにはさすがに驚きましたが、本格的な春に向けて、いよいよ機運が盛り上がってきました。
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ミサンガ「はじめまして、ばぁちゃん。」

2018年03月15日 21時35分15秒 | 音楽
今日昼食を摂っていたら、有線放送で歌が流れてきました。その内容に思わず泣いてしまいそうになり、慌てて掻き込むと急いで店を出ました。ただ、とにかく題名と歌い手が知りたくなってネットで調べてみたところ、ミサンガというバンドが昨年発売した「はじめまして、ばあちゃん」という歌だということが判明しました。

この「はじめまして、ばあちゃん」という作品は、認知症を患ってしまったお祖母ちゃんと向かい合う孫の複雑な心境が、やさしいバンドサウンドに乗せて歌われるものです。

実は私の母方の祖母もアルツハイマー型認知症でした。

始めは母の長兄夫婦が同居して面倒を見ていて、他の兄弟姉妹が様子を見に行っていたのですが、当時まだ高校生だった私は勉強や部活に忙しくしていたため、そんなに足しげく祖母の住む福島市まで見舞いに行くことはありませんでした。それでも、この頃はまだたまに見舞いに行って

「ばあちゃん、分がっけ?(分かる?)」

と声をかけると、私だという認識は全くないものの、きちんと話しかけてくれていました。

やがて大学生になった私は神奈川県に転居し、ますます福島から遠のいていました。、 それでも何とか時間を作って様子を見に行く度に、祖母はいろんなことを忘れていきました。言葉を忘れ、口を利くことを忘れ、自分の足で歩くことを忘れ、ご飯を食べることを忘れ、布団から起き上がることを忘れ、最終的に目覚めることを忘れました。

脳がスカスカになり、完全に植物人間状態になってしまってからも、長兄の伯父は

「心臓が動いでる限りお袋は死んではいねえ!」

と頑張ってしまい、先の見えない延命治療が続けられました。しかし、どうあっても目覚める見込みのないことを母を含めた兄弟姉妹で諄々と説得して、最終的に親族一同に祖母の人工呼吸器のスイッチを切ることの同意を得るための連絡が回ってきました。私はその頃には大学を卒業してオーケストラに入団していたのですが、電話でそのことを聞かされて同意しました。

そして、母の兄弟姉妹が見守る中で人工呼吸器のスイッチが切られ、その後しばらくして祖母は静かに彼岸に発ちました。その日、私は池袋の東京芸術劇場で本番中だったのですが、公演終了後に劇場の公衆電話から病院に連絡し、電話口にでた母からそのことを聞かされ、帰りの小田急線の車内で嗚咽を噛み殺しながら帰宅したことを覚えています。

今日になってこの歌を聞いた時、自身の経験とオーバーラップするところが多くて、涙を抑えるのに必死でした。有線放送というものはいろんな曲が予告なしに突然流れるので、油断は禁物です…。

ということで、その「はじめまして、ばあちゃん」のミュージックビデオを載せてみました。御覧になってみて下さい。

ミサンガ「はじめまして、ばぁちゃん。」MV
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ホワイトデーにホワイトなポタージュ

2018年03月14日 22時11分41秒 | カフェ
日毎暖かくなる昨今ですが、今日はまた一段と暖かな日和となりました。私も遂にジャンパーを着ずに出かけましたが、何の不都合もありませんでした。これから服装を軽くできるかと思うと、嬉しくなります。

今日も教室の前に《Cafeあつめ木》でランチを頂くことにしました。メニューを開いてみると、日替わりスープセットのところに『ポタージュ』とだけ書かれていたのです。

『?』と思いつつ、何となく興味をそそられたのでお願いしてみました。そして目の前に登場したのが、文字通り真っ白なスープです。

頂いてみると温かなヴィシソワーズといった感じで、荒濾しのじゃが芋の舌触りも楽しめる優しい風味のポタージュスープでした。スープに浮いているのはローストしたブロッコリーで、色味と食感のアクセントとなっています。スプーンですくいきれなかった分もパンにつけて全て頂いて、すっかり満腹になりました。

お店の近くのお宅の庭先には



真っ赤な木瓜の花が咲いていました。いよいよ待ち焦がれた春本番の様相を呈してきたようです。
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春を呼ぶ香り

2018年03月13日 23時10分21秒 | 
昨日ほどではありませんが、今日もまた麗らかな日和に恵まれました。道行く人の装いも軽い感じのものに変わってきましたし、ましてや一部の外国人に至っては半袖Tシャツという軽装っぷりです。

ここ数日の陽気に誘われてか、いろいろな花が一気に開花し始めたようです。

我が家の近所でも、何処からともなくこの時期独特の甘い香りが漂うようになってきました。『これは…』と思って探してみると、我が家に程近いお宅の庭先に、枝ぶりも見事な沈丁花が満開に咲き誇っていました。

私は個人的に、この沈丁花の香りが大好きです。何なら、普段は絶対に使いませんが、この香りの香水があるのなら使いたいくらいです。しかし、実際には何処を探しても、残念ながらそんなものは存在しません。

何故なのでしょう?もしかしたら、バラだのジャスミンだのといったキツい香りの好きな西洋人にとって、この沈丁花の香りはあまりに繊細で仄か過ぎるのでしょうか?

見渡せば、沈丁花の他にも様々な花が咲き揃うようになってきました。厚手の上着とお別れする日も、もうすぐです。
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動かニャいもん(。-ω-)zzz. . .

2018年03月12日 23時54分34秒 | ネコ(=゚ω゚=)
今日は一段と暖かな陽気に恵まれました。何なら上着を持ってきたことが悔やまれるくらいです。

小田原の街にも、暖かな陽の光が降り注いでいました。

お堀端通りの中程に、旧小田原城幸田門跡という遺構があり、かつてそれに連なっていた土塁が今でも遺されています。ちょうど小田原郵便本局の裏手へ抜けられる、市民なら誰でも知っているような裏道となっているのですが、その道端に点々と置かれた石の椅子の上に、この子がチンと座ってお休み中でした。

まぁ、余程ここが気持ちがいいのか、肝が座っているのか分かりませんが、こちらが近づいて写真を撮ろうが、餌付けをしていると思われるオバサンが現れてモフモフしようが、一向に目覚める様子がありません。ただひたすらチンと座って寝ているのです。

一瞬『もしかして死んでる?(゜゜;)』と思ったのですが、よく見るとお腹が動いていたので安心しましたε-(´∀`*)ホッ。

何だか桜が咲いてしまいそうな陽気ですが、さすがにもう少し待っていてほしいものではあります。
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《仁和寺と御室派のみほとけ》展

2018年03月11日 23時57分02秒 | アート
今日は上野の東京国立博物館な出かけました。以前から行こうと思っていて前売券まで購入済だった《仁和寺と御室派(おむろは)のみほとけ》という展覧会が、気づけば何と今日が最終日になってしまったので、慌てて出かけた次第ですε≡≡ヘ( ´Д`)ノ。

仁和寺は仁和4(888)年に、時の宇多天皇が完成させた真言密教の寺院です。そして息子の醍醐天皇に譲位して出家された後に法皇となられ、真言寺院としての仁和寺の整備に力を入れられました。御室派の『御室』とはもともと宇田法皇のために寺内に設けられた僧坊=御室のことで、鎌倉時代以降はこの『御室』が仁和寺そのものを示す呼称として用いられるようになりました。

今回の展覧会では、幾多の火災で消失した後に江戸時代に再建された観音堂の解体修理(今年12月完成予定)に伴って、仁和寺と、仁和寺を頂点として全国に790余箇寺あるという真言宗御室派の寺院から仏典や仏像が一堂に会しました。

宇多天皇が法皇として入られて後、仁和寺は歴代法皇や元皇族が住職を務める門跡寺院となりました。そんなこともあって寺宝には宇多天皇をはじめとした歴代天皇の御宸翰(天皇直筆の手紙)に始まり、弘法大師空海や橘速勢といった名墨書家の筆になる文書を集めた『三十帖冊子』や密教法具といった展示から始まりました。そのいずれもが国宝や国の重要文化財に指定されている名品です。

また今回は、現在解体修理中で普段一般非公開の仁和寺観音堂の内部が再現されていました。



何とここだけは写真撮影が許可されていて観覧者はここぞとばかりカメラやスマホで撮りまくっていました。不動明王と軍荼利明王という珍しい二尊を従え、二十八部衆や風神雷神に囲まれた千手観世音菩薩立像の御姿は大変立派なものでした。また、周囲の柱や壁にも観音堂内の壁画がプリントされていて、普段非公開の観音堂の有り様を偲ばせていました。

そして、仁和寺や各御室派寺院に安置され、普段は秘仏として期間限定で御開帳されている仏像も数多く出品されていました。仁和寺北院の本尊として香木の白檀で造像された像高わずか12㎝の薬師如来坐像や、菅原道真が自ら彫ったと時伝のある大阪・道明寺の十一面観世音菩薩立像、そして圧巻だったのが、



大阪・葛井寺の御本尊、千手観世音菩薩坐像です。

千手観世音菩薩像は通常、合掌手以外に四十五本の手を表して千手と見なしますが、こちらの御像はほぼ等身大の御体に実際に千本…正確には千四十一本…の腕を持つ『真数千手』という珍しい作例の御像です(この他の真数千手の作例としては、奈良・唐招提寺の千手観世音菩薩像等、ごく僅かです)。

この御像は聖武天皇の勅願によって、官営工房で制作されたと推測されています。興福寺の阿修羅からと同様、塑像の上に漆を染み込ませた麻布を貼り付けて、乾燥してから中の土を掻き出すという脱活乾湿という技法で作られており、天平時代の脱活乾湿仏を代表する傑作のひとつです。

それにしても、これだけの数の腕をどうやって取り付けているのか…それがかねてからの疑問でした。

お寺では月に一度の御開帳の折に拝観出来るのですが、遥か遠くの御厨子の仲に坐しますため窺い知ることは出来ません。しかし、美術館での展示となれば、御厨子からお出ましになって我々の前に登場して下さいます。今回は御像の周りをぐるりと巡れる360°展示となっていましたから、あの光背のような孔雀の羽根のような千手が一体どのようにして取り付けられているのなを確認できる千載一遇のチャンスとばかり背中側に回り込んでみたのです。

すると、御像の肩の下から腰の辺りにかけて巨大な肩甲骨のような半円形の板が左右一対に取り付けられ、そこに小脇手が美しい半円を描くように釘で留められていて、それが少しずつ場所をずらしながら計四対並ぶように配置されていたのです。その工夫によって1041本もの腕が破綻なく整然と並んで見る者に迫ってくる様子を目の当たりにして、改めて天平時代の工人たちの技術力の高さとセンスの良さに驚かされたのでありました。

最終日ギリギリセーフでしたが、何とか滑り込んで素晴らしい展覧会を堪能することが出来ました。今年はまだまだ観たい美術展が目白押しですから、今から楽しみです。
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祝!卒業!

2018年03月09日 21時40分34秒 | 日記
朝の大雨はなかなかの勢いでしたが、それも昼前には止んで、後はひたすら微妙な曇天が続きました。

ところで、今日は神奈川県下の殆どの公立小・中学校の卒業式でした。厚木の街中にも、胸に花を挿して卒業証書の筒を持った学生たちが親御さんと歩く姿を見かけました。ちょっと悪そうな男子は学ランのボタンが全部取られていて、自慢気なような恥ずかし気なような様子が見て取れました。

見渡してみると大学生も卒業式だったようで、相模大野駅のホームにも何人ものハイカラさんが闊歩していました。恐らく、こちらが最寄り駅の女子大学の卒業生かと思われますが、着付けた直後は雨で大変だったことでしょう。

せめて振袖に撥水加工でもしてあれば、袖の先が地面に触れてしまっても安心できるのですが、どうなっているのでしょうか。中振袖はともかく、写真一番右のような大振袖を着た人は、さぞかし大変だったであろうと察します。

何はともあれ、それぞれに学舎を巣立った若者達の前途が輝かしいものたらんことを願うばかりです。

卒業生の皆様、御卒業、誠におめでとうございます。
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春待つ心

2018年03月08日 23時15分38秒 | 
今日も神奈川県は薄ら寒い雨降りの一日となりました。今年に入って抜けるような青空に恵まれ続けていたこともあるのか、こうお天気が悪いと酷く気が滅入ります。

そんな憂鬱さを感じているのは、皆さん共通事項のようです。たまプラーザのイトーヨーカドーの化粧室の洗面台にトルコキキョウやスターチスを中心としたアレンジメントが飾られていて、そこには

『おひさまが恋しいです…早くあたたかくならないかなぁ』

というカードが添えられていました。これは今日の日を過ごしている人々の総意であろうと思われます。

そんな気持ちとは裏腹に、明日も雨降りの一日となるようです。ただ、気温が高いようなので、着るものに悩まされそうな予感がしております。さて、どうなりますことやら…。
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懐かしの《うまか棒》

2018年03月07日 22時58分06秒 | 日記
寒い…ここ数日、春のような陽気だったはずなのに、今朝起きたら何でしょうこの寒さ。春先は三寒四温と言いますが、何もこんなに寒くならなくても…。

そんなことをブチブチ考えながら、隣のセブンイレブンに買い物に出かけました。そして、何気なく覗き込んだアイスクリンケースの中に、これがあったのです。何と、懐かしの明治乳業《うまか棒》です!何でもセブンイレブンが出店二万件を達成したとかで、その記念に明治乳業とのコラボレーション商品として期間限定販売となったようです。

昔、ばってん荒川さんが出ていて、最後に低〜い声で「うまぁかぼぉ〜♪」と商品名を歌うCMが妙に印象的でした。このナマズのようなハクション大魔王のようなキャラクターも懐かしいです。

このコラボうまか棒はパルムみたいな扁平小判型のチョコアイスに平らな棒が刺さっていて、チョコレートコーティングされているのですが、昔は円筒型で丸棒が刺さっていて、クラッシュピーナッツチョコがコーティングされていたと思います。確か当たり付きだった記憶もあるのですが、このうまか棒はそうではありません。

早速買って帰って、暖かい部屋の中でゆっくりと堪能しました。昔のものより若干高級感が増していますが、これはこれで往時を懐かしみながら頂けて十分楽しめました。

こうした復刻版というものは、なかなか嬉しいものですね。
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桜はまだかいな…

2018年03月06日 23時30分05秒 | グルメ
ここ最近、春のような暖かな陽気に恵まれております(春ですが…)。

こう暖かいと桜も咲いてしまいそう!…と思うのですが、実際にはまだ芽は硬く、開花には程遠い状態が続いています。

それでも、日本人の桜に対する思いの深さを物語るように、お菓子の世界では一足先に桜満開の様相を呈しております。カルディコーヒーなんぞに行くと、店内の一角には御覧の通り桜、桜のオンパレードとなっています。桜風味のクッキーやキャンディ、一番上の棚にあるのは桜の香りのフレーバーティー、その真横の棚にある茶色っぽいものは桜バームクーヘンです。

セブンイレブンに行っても、例えばチルドの和菓子のコーナーには



定番の桜餅はモチ論( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン、シュークリームやロールケーキといったオリジナルの桜のお菓子が勢揃いしています。またポッキーからも



ちょっと贅沢な感じの桜フレーバーが新登場しています。

東京の桜の開花は今月22日を予想されているとのことですが、実際にはどうなるのか楽しみになってきました。
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梅まつりも終盤ですが

2018年03月05日 21時46分38秒 | 日記
何でしょう…今日はまるで走り梅雨のような生暖かい雨降りの日となってしまいました。

こうなると、今まで何とか平静を保っていた私のクセ毛が空気中の湿気とランデヴーして、ベートーヴェンもビックリ!メデューサもかくや!と言わんばかりの迷走ぶりを発揮してくれます。そろそろバッサリと切りに行かなくては…。

さて、そんな春の嵐の中を小田原までやって来ました。

教室として借りているスタジオの側にあるお堀端通りには、季節や小田原城址公園で開催されているイベントに因んだバルーンアートが飾られています。今は、小田原城址公園で開催中の梅まつりに因んで、梅の花のかたちをしたバルーンが浮いています。よく見ると、中には『花より団子』とて三色団子のバルーンもあったりするのが御愛嬌です。

いずれのバルーンも、折からの強風に煽られて激しく上下動を繰り返していました。このままワイヤーが切れてしまったりしなければいいのですが…。

夜になって、小田原市内では幾分雨は収まってきましたが、風が相変わらず強く吹き付けていました。嘘か誠か、明日は今日よりも五度以上気温が下がるということですが、一体どうなりますやら…。
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遂に解体ですが…

2018年03月04日 20時20分31秒 | 日記
いやぁ、連日暖かいですね。こう暖かいと、ヘタすると桜が咲いてしまいそうな気にすらなってしまいます。

ところで、本厚木の駅前から市役所に向かってのびている『あつぎ大通り』というメインストリート沿いにある空ビルが今月に入って解体されることとなり、現場に足場が組まれ、防音対策が施されて解体工事がスタートしました。

ここはかつて忠実屋というスーパーでしたが、その後《赤い風船》という名前に変わって、パチンコ屋やボーリング場などが入ったアミューズメント施設になりました。しかしそれも潰れてしまい、以後十年以上に渡って廃墟ビルとなっていました。

かつて営業していた時はよかったのですが、今では夜に駅前からあつぎ大通りを市役所方面に向けて歩いて行くと、この廃ビルのところから途端に街を照らす照明が無くなって、とても駅前の繁華街とは思えなくなるくらい一気に道が暗くなってしまいます。

実は厚木市内には、こうした規模の大きな廃ビルがあちこちに点在していて問題になっています。

我々が月末に野外ライブを敢行している《アミューあつぎ》も、かつては厚木パルコだった廃ビルを殆ど居抜きで再利用してできたものです。今でこそ人々が出入りしていますが、アミューあつぎが完成するまでは駅前の一等地に巨大な廃墟が建っているだけの、何の利用価値も無い建物だったのです。

この《赤い風船》も一階のガラスが割れてしまっていて、横を通ると中からカビ臭い風が吹いてくるような、正に箸にも棒にも引っかからないお荷物ビルでした。それも解体されるということで、少しは通りの雰囲気も変わるかも知れません。

ただ、解体して更地にした後に一体何が建つのかは、まだ分かりません。

もしかしたら、またマンションが建ってしまうかも知れないのですが、そうだとしたら是非止めて頂きたいと思います。それでなくとも厚木のマンション事情は頭打ちだというのに、箱ばかり作っても買い物やレジャーの利便性で大きく溝を空けられている隣の海老名市には太刀打ち出来ないのです。

その現実を見据えること無く、かつてイトーヨーカドーがあったところにもマンション、本厚木駅南口再開発の目玉も高層マンション、とにかく空き地があればマンション…馬鹿のひとつ覚えみたいに、何処に行ってもマンション、マンション、またマンション…見るだに頭が痛くなってきます。

せめてここには、駅前通りを明るく照らすような公共性の高いものを作ってもらいたいと願うばかりです。
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絶品イチゴショートケーキ

2018年03月03日 22時53分17秒 | カフェ
三月に入って、関東地方は春本番の様相を呈しております。昼間は上着要らずの暖かさで、心なしか気分も軽やかになります。

今日は午前中用事で横浜に出かけ、ランチを済ませてから三時頃に帰って来て、そのまま《Cafeあつめ木》に向かいました。今日は月替わり生ケーキを頂くことに決めていたので、早速お願いしました。三月の生ケーキは『イチゴ』です。

もう、何の説明も要りませんね。これぞ正に!という居住まいの王道ショートケーキです。これが保冷庫の中ではホール状になって入っているのですから堪りません。

生クリームが甘過ぎないため、イチゴの風味を存分に味わうことが出来ます。添えられたストロベリーソースをつけて頂くと、爽やかな酸味がプラスされて更なる美味しさが広がります。美味しいコーヒーと頂けば、パーフェクトなティータイムを楽しめます。

今日は桃の節句ということで、店内には



ネコ写展示会期間らしくネコ雛が飾られていました。桃の花も活けられていて、春のお節句の雰囲気を一層豊かなものにしてくれています。

こんな麗らかな日和が、ずっと続くといいですね。
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ブロッコリー満載キッシュ

2018年03月02日 22時32分09秒 | カフェ
昨日の春の嵐の置き土産とでも言いましょうか、今日も厚木は麗らかな春の陽気に恵まれました。ここ数日は家で暖房を使う比率も格段に下がってきて、快適に過ごせる日が続いています。

三月に入って《Cafeあつめ木》の月替わりメニューも一新したこともあって、今日も出勤前にお邪魔することにしました。ぎりぎりランチタイムにセーフだったので、今日は月替わりキッシュのランチを頂くことにしました。三月のキッシュは『ブロッコリー』です。

御覧下さい、この断面を埋め尽くすブロッコリーの存在感!一月のちぢれほうれん草のキッシュの時と負けず劣らず緑が映えています。存在感満点のブロッコリーがベーコンと共にキッシュフィリングの中にぎっしりと詰まっていて、食べ応えもひとしおです。

それにしても、青物とベーコンって、どうしてこんなに相性がいいのでしょう。この組み合わせを最初に思いついた人は天才です。

美味しいコーヒーも頂いて、エナジーチャージ満タンで教室に向かったのでありました。
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血液検査第九弾

2018年03月01日 20時02分02秒 | 日記
さぁ、今日から三月です。そして、いよいよ私と蜂窩織炎との長きに渡る戦いに決着をつける日です。

天気予報で脅されていた程には朝の嵐も吹き荒れること無く、8時頃には晴れ間も覗くようになっていました。それと共に生暖かい南風が吹いてきて気温がグングン上昇していく中、いよいよ戦場である厚木市立病院に攻め込みました。

月を跨いでしまったのでまた保険証提示からスタートすることとなりましたが、若干面倒な手続きを済ませると意気揚々と採血室に向かいました。今日の採血担当は…ゴッドハンドでしたε-(´∀`*)ホッ。一発で採血を済ませて貰えると、実に清々しい気分になれるものです。

それからはひたすら呼ばれるのを待っていましたが、外気温が20℃くらいになっているにも関わらず待合いロビーが暖房ガンガンだったため、段々と気分が悪くなってきてしまいました。こういう時にはせめて送風くらいにしてもらいないだろうか…などとグダグダ考えているうちに名前を呼ばれて、いざ診察室へ。

さて、医師から告げられるのは丁か半か!と待ち受けていると

「およその数値はあまり前回と変わらないんですけどね…」

ガビ〜ン!( TДT)

『嘘でしょ〜、ちゃんとくすり飲んでたもん!』

と思っていたのですが、

「ただ、白血球の値がだいぶ落ち着いて平常値まで下がりましたから、完治したと言っていいと思います。だから、もう一週間だけ投薬して、それで終わりにしましょう。」

\(TOT)/⊿≡∵☆△※✳:❅;★

やった!終わった!蜂窩織炎との戦いに終止符が打たれた!!

もう、どれだけこの日を待ったことか…長い戦いでしたが、それも今日で終わりです。

ということで処方箋をもらって診察室を後にすると、ちょうど会計ロビーの横に



七段飾りのお雛様が飾られていました。そう言えば明後日は桃の節句、その前に通院生活に終止符を打てたことに喜びを噛み締めながら、病院を後にしたのでありました。
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