東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

和泉橋、夜の姫君が出没

2020-06-10 | 散歩
  この柳原通りは江戸のころは古着屋などが屋台で営業していたが
  夜になると店を閉め帰ってしまうから人通りがなくなる、
  そこを狙って夜の姫君などが集まって"営業"したんですね。
  悲喜こもごもの話が伝わっていますが、、、。


  

     さて、美倉橋のPublic toiletに後ろ髪を引かれながら?
     とりあえず上流へ向かいましょう。
     次の橋が懐かしい和泉橋です。




  

     和泉橋に来ました、懐かしいですねかつて毎日走っていたところです、
     道路は日光街道、向こうが上野で背中が新橋になります。
     ここから秋葉原へ出て中央通りを行くかこのまま走って新橋まで行くか
     その日の仕事などで決めていました。

     このへんから次の万世橋辺りまでが夜の姫君"夜鷹"と呼ばれる女性の稼ぎの場でした、
     一回24文が相場で夜泣きソバが16文、大体そんなところが標準だったようです。
     商売道具のゴザを抱え豆絞りの手ぬぐいを頭にかぶり端っこを咥えている、
     年齢は15,16歳から40歳くらいが多かったそう。しかし、中には70歳くらいの老婆もいたとか。(>_<)




  

     和泉橋を渡るともう秋葉原、
     向こうにyodobashi-akiba、複合商業施設で地上9階、地下6階だそうです。
     ここは昭和通りなので賑わってはいないけど一本隣の中央通りの秋葉原は凄い混雑です。(コロナ以前ね)




          

          折り返して下流へ向かいます、道路にも柳原通りの銘板が。
          上流は万世橋、その間の神田川べりに柳森神社があるけど今回はスルー、
          柳森神社は、椙森神社・烏森神社と共に江戸三森神社の一社と呼ばれた由緒ある神社です。




  

     ちょっと青空が見えてきたみたいです、
     遊覧船がびっしり並んでいますもうすぐ隅田川ですよ。
     向こうに見える橋、浅草橋へ行きましょう。




  

     浅草橋、江戸通りが通っています。
     隅田川に近いため遊漁船など川一杯に係留されている、
     背中の方には浅草に向かって人形屋さんが軒を連ねている、いやビルが並んでいます。
     吉徳、久月、秀月など名だたる店がずらり、浅草橋は人形の街です。




  

     神田川は江戸城の一番外側の堀に当たります、
     そこには外敵を防ぐための見附、番所が置かれていました。
     ここは日光街道や奥州街道など北からの敵を防ぐ目的で作られたものです、
     「見附」は赤坂見附、牛込見附、四谷見附など今でも地名に残っていますね。




  

     相変わらず船で一杯の神田川ですがすぐそこが隅田川です、
     向こうに見えるのが神田川最後の橋、モスグリーンのアーチがきれいな柳橋です。

     柳橋と言えば何といっても芸者さん、柳橋芸者と名を馳せました。
     残念ながら今は花街は無くなったようですが
     やっぱり柳橋と聞くと柳橋芸者さんを思い浮かべますね。

          data: EOS5DmarkⅡ/EF17-40 1:4。 撮影 5月28日 柳原通りを浅草橋まで
          
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする