十月桜と冬桜を見たあとは
いつものように畑の中を通って温室へ向かいましょう。
古民家の前には面積を広くとったジャガイモ畑が
以前は一面にサルビアが咲いていた、花より団子かぁ。
ジャガイモの花、いまごろ咲いていいのかな。
花が散ると小さなトマトのような実も生ります、
そこから取れる種を植えれば、ジャガイモの栽培も可能らしい。
でもこれは普通のジャガイモの大きさになるまで数年もかかるとか。
あの有名なマリー・アントワネットはジャガイモの花を好んでいて、
髪飾りにしていたという逸話が残っています。
「スターフルーツ」、輪切りにすると星形に。
原産は南インドなどの熱帯アジアで果実を食用にします、
生食やサラダ・ピクルス・砂糖漬けなどに。味は薄くて酸味があり
水分が豊富な果物で果肉はナシに似た食感だそうです。
画像はネットから借用。
真ん中の部分は味がちょっと、、、みたいなので縦に切って
スティック部分を食べた方が美味しいと。
星形を楽しみながら食べたい人は
スライスしたものの外側を味わってくださいとのことです。
初見の花が、
なんだろう、ワタの花に似ているけど茎が違うみたい。
かなり背が高く身長以上、
花も実もワタそっくりで温室の外の花壇に咲いていた。
よく見たら根元に小さな名札、ハイビスカスローゼルと。
熱帯アフリカ原産、アオイ科の植物でワタとかオクラの仲間みたい。
実(タネ)は食べないけど周りの萼と苞はジャム、お酒、ゼリー、ハーブティーに、
ハイビスカスティーはこの実の外側を使うようです。
実には酸味があって、生食もできるけど生で食べるとかなり酸っぱいようです。
極楽鳥花(ストレリチア)
この花いつ咲くのか全く分からない花、
来てみたら咲いてたという気まぐれな花?環境が合うと周年開花するらしい。
でもこの花、あっち向いてホイをやってるので違う花をもう一枚ね。
この花かなり長い間を咲いていたとみえてお疲れ気味、
尾羽うち枯らした極楽鳥といった感じでした。
赤道近くの東南アジアを中心に生息している、「ウツボカズラ」。
艶やかな葉やツルと特徴的な袋の対比が美しく、個性的なインテリア空間を演出します、
こんな空間に住みたいなぁ・・・。
ちなみに花言葉は「甘い罠」とか、ちょっと怖いような。
コスモスを見たあと公園をぶらぶらしてきました。
秋たけなわの農業公園でしたが
このごろちょっと足が遠のいています。
コスモスが終わっちゃうと次は何がお目当てになるのかな。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 10月15日 都市農業公園
十三夜の月
昨日18日は十三夜、
十五夜を見て十三夜を見ないのは「片月見」と言われます。
夕方から待ち構えていたけど低い空には雲が出て見られなかった、
時間をおいて高く昇った月を窓から。
十五夜は中国からの風習だけど
十三夜の少し欠けた月を愛でる風習は日本独特のものと言われています、
一説によると、日本で十三夜のお月見が始まったきっかけは天気にあるようです。
中秋の名月の頃の日本は長雨や台風の季節で天気が悪く、
月が雲に隠れ見えなくなってしまう"無月(むげつ)"になることも多いのです。
そこで晴れることが多いと言われた旧暦9月13日にもお月見をし、
秋の実りに感謝する風習が広まりました。