東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

サトザクラの饗宴

2016-04-15 | イベント
  ソメイヨシノが散ったあとはサトザクラ、
  一重、八重の花が所狭しと咲き乱れています。
  ここのサクラはほとんどの木に名札がありますが、
  まあ、名札でも見なきゃとても覚えきれませんわ。


  

     古民家とセットになっている長屋門。
     明治30年(1897)頃の建築、間口 17,5m 奥行 4,8m 高さ3,9m。
     左は八重紅枝垂、右はソメイヨシノ。




  

     太白(タイハク)
     サトザクラの栽培品種。
     イギリスのInglamが日本から得て栽培していたもの。荒川堤になく、イギリスから逆輸入された。
     花は白色大輪一重咲き、、、ほんとに真っ白大輪で目に痛い驚きの白です。




  

     手弱女(タオヤメ)
     サトザクラ類の系統で若葉の出始めた枝に淡紅色の花が咲く。
     花の美しさで知られる手弱女は、桜の名所・京都市平野神社の境内に原木があります。

     手弱女=やさしい女。しとやかな女。たわやめ。⇔ ますらお=益荒男。
     ”手弱女”は絶滅しました。死語というか言葉自体も知らない人がほとんどでしょうね。




  

     日暮(ヒグラシ)
     サトザクラの園芸品種、荒川堤から広まった品種です。
     花弁のふちの色が濃く、中心になって行くほど色が薄くなる。




  

     高砂(タカサゴ)
     荒川堤由来の桜です。古くからあった品種とされ、全国で栽培されています。
     チョウジザクラとサトザクラの交雑種と考えられ、タカサゴ系品種の最も重要な桜です。
     様々な品種の成立に関与している極めて学術的に重要な品種とされています。




  

     御衣黄(ギョイコウ)
     花の色が高貴な貴族の衣裳のイメージがあり、御衣黄の名前が付いた。
     花が開いたときには緑色で、次第に黄緑色から黄色になり、やがて中心部が筋状に赤くなる。




  

     今回は桜がメイン、会場の様子はほとんど撮らなかった。
     日曜日ということで人出はこれから多くなりそうだけど
     私はもっぱらサクラに集中、いろいろなイベントもあったけどね。


     桜図鑑みたいになってしまいましたがこれでもほんの一部、
     明日の最終回にはカタカナの桜なども予定しています。
     漢字表記のできないサクラなんてまずありえないと思うけど
     農業公園にはそんな桜もあります。
                                                                   4月19日 都市農業公園
              


     熊本で大きな地震が連続して起きました。
     直下型の激しい揺れで人命も多数失われました、
     被災されたたくさんの方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。

     東京でもいつこんな地震が起きるか分かりません、
     そして、東南海、南海地震も危惧されています。
     常に危機意識を持ってそれに備えたいものです。

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荒川土手の五色桜

2016-04-14 | イベント
  五色桜とは、遠くから土手を眺めたら
  春霞をバックに五色の雲がたなびくような景色というわけで名付けられました。
  この景色は遠く江戸時代より続き今でも新しく植樹されています。


  

     江戸(エド)
     荒川堤で栽培されていた栽培品種 エド系のサトザクラ。




  

     薄墨(ウスズミ)
     淡墨桜はつぼみのときは薄いピンク、満開になると白色、
     散りぎわには淡い墨色になる。
     淡墨桜の名はこの散りぎわの花びらの色から。




  
     
     鬱金(ウコン)
     色は緑色が弱く淡黄色。
     数百品種あるサクラのうちで唯一、黄色の花を咲かせるサクラです。




  

     楊貴妃(ヨウキヒ)
     荒川堤で栽培されていた品種で花弁の先端に細かい切れこみがあるのが特徴。
     昔、奈良にあった花色も優れた豊満な八重桜から中国の楊貴妃を連想して
     その名が つけられたといわれています。




  

     一葉(イチヨウ)
     江戸時代の後期から荒川堤にあった桜、関東を中心に広く栽培されている。
     和名は雌しべが葉化して葉のように見えることから。




  

     今まで見てきたのは公園外縁の荒川土手のサクラ、
     いわば「ほんの一例」。
     このあと土手を下りて公園に入ってみましょう、
     桜まつりのメインステージ、芝生広場では数々のショーも始まっています。


     明日からはこの芝生広場のサクラを。
                                                                   4月10日 都市農業公園
              

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チューリップ畑はあのデザイン

2016-04-13 | 風景
  サクラを見に行ったらチューリップが満開、
  本当なら2回に分けて撮りに行くところが1回で済んだ。
  喜んでいいのかな、印象が薄くなるかもね。


  

     ここは荒川河川敷を走るサイクリストのオアシス、レストラン「みはらし茶屋」、
     東京湾まで河川敷にはここしかオアシスは無い、前庭のテーブル席はいつも満員だ。
     眼下の河川敷にはチューリップ畑が広がる。
     桜は「八重紅枝垂」。




  

     河川敷に広がるチューリップ畑、夏はヒマワリ、秋にはコスモスがここを彩る。
     バックは埼玉県川口市、花曇りの空。




  

     今年はわりとシンプルなデザイン、このデザインは?。




        

        考えたのは区内の小学生なんでしょうね。




  




  

     今年のチューリップは幅広の花が多かった、
     普通はサクラが終ったあとに咲くけど品種が違うせいなのかな?。
     空が澄んでいればバックに富士山が見える。


     このあとサクラを堪能しましょう、サトザクラが満開でした。
     八重の花が多いのでボリュームたっぷり
     ソメイヨシノとは違った表情を明日から。
                                                                   4月10日 都市農業公園
              

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ひっそりと、ヒトリシズカ

2016-04-12 | 季節の花
  ハナカイドウが妖艶で華やかな花とすれば
  ヒトリシズカは山陰にひっそりと咲く地味な花。
  その花穂の姿を源義経の愛した静御前の舞姿に重ねて名付けられた。


  

     ヒトリシズカがニョキニョキ、
     え、ヒトリじゃないの?、、、ご不満もありましょうが
     ここは世にも麗しき静御前の舞姿を野の花にたとえたその想像力をよしとしたいということで。




  

     この花は花弁も萼もなく、雄しべの集まりだという。

     日陰でひっそりと咲く寂しげなたたずまいを、
     源義経が愛した静御前が一人で舞う姿に寄せて命名された。




  

     一人静が出たので二輪草を、、、?
     フタリシズカという花もあるけどちょっと後になるので。

     花弁のように見えるのは萼片で、5枚から7枚くらいあり、
     花の真ん中にはたくさんの雄しべと10本くらいの雌しべがある。


     「二輪草の一輪すこし おくれけり」      岡林英子


     都市農業公園の「五色桜まつり」へ行ってきました、
     チューリップと合わせて明日からしばらくお目汚しなどを・・・。

              
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艶麗・妖艶、ハナカイドウ

2016-04-11 | 季節の花
  花の色がなんとも美しい、
  ピンクの艶やかなこの花は ハナカイドウ(花海棠)。
  晴れるのを待って行ったけどすでに満開を過ぎていた、
  開花前の、赤いつぼみを見たかったけどなあ・・・。


  

     その花の美しさは、中国の唐の玄宗皇帝が酔って眠る楊貴妃を
     ハナカイドウにたとえたように、
     昔から美人の代名詞として使われるほどです。




  




  

     そう、こんなつぼみを見たかった。




  




  




  




  

     ハナカイドウは垂れ下がって咲く。




  

     これぞハナカイドウの真骨頂。




  

     花海棠  バラ科リンゴ属

     花言葉は『美女の眠り』 

     玄宗皇帝が楊貴妃を呼んだところ、ほろ酔いのうたたね顔で現れたため、
     「海棠の眠り、いまだ足らざるのみ」と、
     楊貴妃を海棠の花にたとえたという故事にちなんでいます。


     う~ん、あと3,4日早く見たかったなあ、、、。

                                                                    4月9日 荒川自然公園
              

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