ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

早起きは三文「以上」の「得」

2007年06月12日 | Weblog


安倍晋三総理が、G8サミットで、地球温暖化防止を提案し、終始会議をリードしたと誇っています。
変なことに誇りを感じる人です。

重要なことは彼が日本で地球温暖化防止策を着実に実行しているかということです。
京都議定書があるにもかかわらず、日本の現在の温室効果ガス排出量は1990年の排出量より増えてしまいました。
日本政府も人々も有効な具体策を何も実行してこなかったからです。

自分の任期のはるか先の2050年までに排出量を現状の半分以下にすると言っても空しいことです。
彼の任期中排出量が増えても2050年までにはまだ40年以上ありますと言えばすむことです。

安倍内閣支持率は大幅に減り、30%ちょっとだそうです。
参院選で自民党は苦戦すると予測されています。
政治にいいところがない彼の今の心境は口先でも何でもいいからいい格好をしたいという気持ちだと思います。

もし彼が真実の人なら、G8サミットは思うようにならなかった、でも日本は率先して地球温暖化防止策を実行する、と日本に報告したでしょう。
しかし帰国後の彼に、温暖化防止に取り組む気迫のようなものは全く感じません。
環境省がつくった文をG8サミットで大きい声を出して読んだだけでしょう。
G8サミットが終わり、地球温暖化防止を真剣に考える、つまり考えるだけですんでほっとしているのではないでしょうか。

まじめな話、日本は2050年を待たず、炭酸ガスなどの温室効果ガス排出量を現状の半分以下にする必要があると思います。
そうすることによって日本は世界に対し環境面で不動の評価を受けることができます。

たとえば今は朝4時を過ぎれば外はすっかり明るくなっています。
政府が音頭をとって一日を早く始めるようにし、暗くなったら活動をやめるようにすれば照明等の節約はかなりのものになるでしょう。
早起きは三文の徳という言葉がありますが、三文どころかかなりの「得」になると思います。