ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

経済成長ではなく、質の改善が重要

2008年10月01日 | Weblog


麻生太郎総理は経済成長を主張しますが、日本は一人当たりで見て世界平均の倍消費しています。
無駄使いが非常に多い国です。
経済成長を追求したらもっと消費し、地球の資源は不足し、環境は悪化するでしょう。
日本はもっと節約した方がいいと思います。

みんなが節約すると経済が縮小しますからどうしても収入が減る人が出ます。
貧富の格差が拡大します。
そこでどうやって貧しい人を普通にするかが政府の重要な課題です。
経済成長で貧しい人を減らす考えはすでに過去のものです。

人々が生きるのに必要なもの・サービスは何かと整理してみてはどうでしょうか。
実は量ではなく質ではないでしょうか。

わかりやすい例として住宅を考えてみましょう。
住宅は十分供給されており、量的不足は感じません。
ところが住みにくい住宅が非常に多いことが問題です。

貧しい人が多いから劣悪な住宅が多いことは当然である、で政治はいいでしょうか。
政府は低金利で貸してでも、補助金を出してでも劣悪な住宅をつくらせない考えを持つべきです。
劣悪な住宅の建設を黙認しておいて、後で、危険だから補助金を出すから建て替えろ、改修せよと言うのは変です。

日本に来た外国人はすべて日本の住宅の劣悪さと町の雑然としている様に呆れます。
経済水準が高いのにどうなっているのかといぶかります。
政府も人々も住宅や町に対する理想が低すぎます。