アメリカ政府は沖縄におけるアメリカ軍用機による騒音問題等の軽減に取り組むと言います。
それならば辺野古に新たに滑走路を建設してはいけません。
お金をかけ、自然を破壊して新たに騒音源をつくる必要はありません。
アメリカ政府は辺野古移設について日本政府と沖縄県が合意することを求めています。
辺野古が戦略的戦術的に絶対必要であればこのような言い方はしません。
人々による滑走路建設妨害ニュースが日本全体や世界に流れるのは困るのでしょう。
人々の反アメリカ感情が高まることを心配しているからです。
滑走路ができても毎日人々の反対運動があるのは嫌なのでしょう。
滞在する軍人やその家族が楽しくないからです。
アメリカ政府は、韓国哨戒艦沈没事件について、東アジアに戦争の恐れがある、アメリカと日本の同盟が重要と強調しています。
ところが韓国政府は朝鮮(北)とは戦争にならないと言っています。
沈没事件は局地的争いであるからです。
朝鮮(北)政府を支援している中国政府は朝鮮半島に戦争をおこしてはいけないと言っています。
ロシア政府も東アジアの戦乱を望んでいません。
朝鮮政府は、攻撃されれば反撃すると言いますが、攻撃するとは言っていません。
アメリカ政府と日本政府は、問題を大きくしてあたかも日本が攻撃されるかのような雰囲気をつくり、辺野古移設を実現しようとしているのではないでしょうか。
(注)これは危険な行動です。本当に戦争を誘発する恐れがあります。
普天間基地を廃止しても抑止力に問題ありません。
抑止力とは反撃力です。
アメリカは太平洋艦隊(3艦と7艦)に主たる反撃力を持たせていると思います。
在日アメリカ軍の軍備に制限があるからです。
また在日アメリカ軍は反撃力を持つ必要がないからです。
2020年頃にはアメリカは超音速無人攻撃機を持つそうです。
地球の裏側を1時間で的確に攻撃できるそうです。
アメリカ本土あるいは公海上から攻撃可能です。
そこで菅内閣はアメリカとの同盟維持は必要と考えました。
それならとアメリカ政府は同盟の証として辺野古移設の承認を求めてきました。
つまりアメリカ政府は相変わらずわがままを言っている訳です。
ところで真の抑止力は現代では経済交流です。
という訳で普天間基地は廃止でいいと思います。
いかなる甘い条件を両政府から提示されても辺野古移設は反対すべきです。
辺野古の住環境や自然を守るためです。
沖縄県も名護市も日本政府と決して合意してはいけません。
一生懸命反対すれば辺野古移設を防ぐことができます。
菅直人総理および民主党幹事長に就任する枝野幸男氏は、辺野古移設は国と国の約束だから守らなければならないと言います。
沖縄県民の願いを無視し、悪い約束を勝手にした日本政府が悪いと思います。
悪い約束は解約するのが常識です。
こんな悪い政府のために沖縄県民が犠牲になってはいけません。
私は7月の参議院選挙では民主党に投票しません。
菅内閣および民主党では在日アメリカ軍基地周辺の人々は騒音地獄から解放されないからです。
私は民主党が敗北することを祈ります。
人々は参議院選挙は辺野古移設反対政党に投票するといいと思います。