ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

政治を官僚や政治家の手から人々へ

2010年06月23日 | Weblog


世界のメディアは日本政府の破綻は時間の問題と言い始めました。
これを放置すると日本は不利です。
信用が落ち、取引が減少するからです。

政府は借金を増やさないこと、外国人から借りないこと、金融機関はこれ以上政府に対する貸し出しを増やさないことが非常に重要です。
但し、金融機関は政府の借り換えに協力すべきです。
国債の金利は下げはしても決して上げてはいけません。
こうして実質政府の借金を凍結します。

こうしておいて
1. 政府は税金の範囲内で政府サービスを行う。(政府の投融資事業は採算性があるものに限定する。)
2. 金融機関は事業力や仕事力がある会社や個人に貸して収益を上げる。(マネーゲームに回さない。)
3. 会社や個人は政府依存をやめ、自分で事業や仕事を企画する。
4. 会社や個人は利益の一部を預貯金し、金融機関の基盤強化に協力する。(マネーゲームに回さない。)
5. 会社や個人は金融機関との関係を改善し、資金調達方法の一つとして金融機関の融資を重視する。

これができれば政府の借金は、凍結状態になり、当面それほど大きな問題になりません。
世界のメディアが面白がって日本政府の破綻を取り上げることもありません。

しかし本当に残念ですが政府は真剣に自分の借金問題に取り組んでいません。
昔は自民党に問題があり、今は民主党に問題があります。
お金について節約と使い道の重点化がほとんどできていません。
民主党の事業仕分けは茶番劇です。
本来なら内閣が方針を決め、各大臣が官僚に検討させ、各省がそれぞれ予算を削減すればいいことです。
困ったことに官僚や政治家は浪費であってもお金を使うことが経済に貢献すると未だに思い込んでいます。

地元へ利益誘導しかしていない政治家に高給を払ったり、自衛隊と在日アメリカ軍を両方維持したり、役立たない古典的武器弾薬を買ったり、必要がない道路、港湾、空港、ダムを建設したり、利用されない空間が大きい政府機関の建物を建設したり、まだ問題ないのに道路舗装を行ったり、自分で事業か仕事をすればいい公務員OBに名誉職のような楽な仕事を提供して高給を払ったり、仕事をしていない公務員を放置したり、公務員と会社従業員の労働条件の比較研究を行わず、公務員に高給を払ったり、効果をよく考えないで補助金を出したり、・・・。

政府ぐらいお金の無駄使いが多い機関はないと思います。
政府を合理化しないまま増税を口にする民主党では政府の無駄使いを止めることはできません。
自民党はもちろん駄目ですが、民主党も駄目です。

しかし困りました。
政治を担当できる政党がありません。
新しい政党が育つことを祈ります。
民主党と自民党がそれぞれ分裂して、健全野党が誕生するといいと思います。