菅総理は、今日、建国記念の日、挨拶の中で「国民から見て何が当たり前かをしっかりと見極め、困難な課題に対しても果敢に挑み、乗り越えていく。国民の命と暮らしを守り抜く。『安心』と『希望』に満ちた社会を実現する。『建国記念の日』を迎えるに当たり、私はその決意を新たにしている」と言いました。そのとおりだと思います。自分の言葉どおり、人々と共感できる総理であってほしいと思います。
困難な課題に対しても果敢に挑み、乗り越えていくと言うなら、原発再稼動に注力するのではなく、自然エネルギー利用に果敢に取り組んでほしいと思います。日本では太陽エネルギー利用はむずかしいと思うなら広大な適地をもつ外国と協力してほしいと思います。風力利用については洋上に限定せず、維持管理が容易な海岸部も検討してほしいと思います。原発は海岸部につくっているのに風力発電施設は維持管理がむずかしい洋上というのは解せません。
観光立国論で日本経済が発展するか考え直してほしいと思います。カジノつき統合型リゾートが健全な施設かまじめに考え直してほしいと思います。技術開発と生産を忘れたことが貧困層拡大の原因だと思います。地方が元気にならないのも技術開発と生産を軽視するからだと思います。東京オリンピックをやっても、大阪・関西万博をやっても、リニア新幹線を走らせても、若い人々が第三次産業で過当競争に苦しんでいるようでは安心と希望に満ちた社会にならないでしょう。
菅総理は、美辞麗句ではなく、思考力、予測力を身につけてほしいと思います。パッとうそをつく悪い癖を直してほしいと思います。そうでないと美しい建国記念の日の総理の言葉がうそになりす。いまさら直らないというなら総理を辞任してほしいと思います。